もともとは2泊3日で穂高、槍ヶ岳を歩くつもりだったが、台風接近の予報により日程短縮、天候急変でも下山しやすい立山エリアに変更した。

室堂-五色ヶ原の往復は特筆すべき事無し。
2日めは室堂へ戻る以外は決めていなかったので、室堂へ戻ったのが11時だったが天気は悪くなかったので歩いたことのない弥陀ヶ原を時間と体力の許す範囲で歩いてくだることにした。
室堂～天狗平間は高原らしい歩いていて気持ちの良い木道。
天狗平～弥陀ヶ原はコースタイムの短い美松坂ルートにしたが、ここは樹林帯の中の日当たりの悪い区間がほとんどで苔むした岩が多く、歩きにくい。展望も開けないので、歩いていて楽しい道ではない。
弥陀ヶ原～弘法は再び高層湿原らしい道で歩きやすい木道ルート。ただし所々笹が茂り、道が埋まっているところがある。下りなら良いが、登りでこれだと気が滅入るだろう。

弘法からはバスに乗ることにした。室堂でアルペンルートのスタッフから、途中乗車は予約がないと乗れないのでバス停に電話番号が書かれてあるのでバス停に着いたら電話して乗車予約をするようにと言われていたが、弘法のバス停はDoCoMoが圏外だった。大急ぎで八郎坂を下るか焦ったが、ちょうど室堂からバスで下りてきて弘法で下車する人が居り、バスが停車。運転手に訳を話すと席に空きがあるのでそのまま乗って良いと。バス停から100mほど車道をくだるとトイレがあり、もしかするとその周辺では電波が入るのかも？
弥陀ヶ原にはバスの乗車受付スタッフが居るのでここで予約をした方が良い。弘法までの道は歩きやすく、弘法への到着時間も読みやすいので予約しても遅れることはないだろう。

1泊2日で立山エリアだと剱岳も大日岳も歩いたことがあったので、なるべく歩いたことがない所を選んだが、五色ヶ原も弥陀ヶ原も良かった。とくに弥陀ヶ原はもう少し紅葉が進んだ時期ならもっと良かっただろう。
台風の影響を考えて当初の計画とは違うエリアになったが、収穫の多い良い山行だった