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行程・コース

天候

晴れ後くもり後雨

利用した登山口

廻り目平  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前夜に自宅を出て双葉SAで仮眠。双葉を04:30に出発、廻り目平05:54到着。駐車場は前泊の車もあったが余裕で駐められた。ダートの駐車場なので車高の低い車は要注意。

この登山記録の行程

廻り目平(06:40)・・・弘法岩[休憩 10分]・・・小川山(09:57)[休憩 29分]・・・八丁平(11:57)[休憩 27分]・・・八丁平分岐(13:18)・・・廻り目平(14:08)

コース

総距離
約10.9km
累積標高差
上り約985m
下り約985m
コースタイム
標準7時間20
自己6時間22
倍率0.87

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 再び天気の悪い三連休。2日目までは何とか持ちそうなので、2週間前にも訪れた奥秩父の隠れた名峰小川山へ。
 廻り目平到着は6時少し前。岩登りのゲストがほとんどで登山客は少数派。金峰山へ向かう林道の途中からカモシカ登山道へ右折。いざ登山開始というときに同行者から車にカメラを忘れたと申告あり。カメラをとりに行って15分ロス。気を取り直して登山開始。初めからかなりの急登。梯子や岩を乗り越える等アスレチック感満載の登山道。リボンや標識が沢山あり、見落としさえしなければルートを外すことはないが、木の根や落ち葉が湿って滑りやすい。カモシカ登山道と小川山登山道との分岐を過ぎると傾斜は徐々に緩くなり、登りやすい樹林帯に。標高は2000mを越え植生も広葉樹からいつの間にかコメツガ等の針葉樹と石楠花の森に変わる。分岐までは所々展望の聞く岩場に出るが、樹林帯に入ってからは展望はゼロ。木洩れ日の中森ひたすら登ること2時間弱、金峰山との分岐を過ぎて5分程で小川山山頂へ。周囲は針葉樹と石楠花の林に覆われ、評判通り展望ゼロの山頂。シャクナゲの季節に来ればきれいな花が見られそう。
 金峰山との分岐まで戻り八丁平へ向かう。途中2か所ほど登山道が岩峰の上に出て景色の得られる場所があるが、この時間既にガスが上がってきてしまう。朝日岳や五丈岩は確認できたものの、瑞牆山の後ろに見えるはずの南アルプスは真っ白なガスの中。この2か所以外はずっと樹林帯。苔むした瑞々しい森の中をアップダウンを繰り返し進む。八丁平方面からの登山者と今日初めてすれ違う。相手も「今日初めて人に逢いました、ちょっと不安でしたが人に逢って安心しました。」と。確かに目印はたくさんついているが、登山道は足元がふかふかしていてあまり踏まれていない。単独行だと不安になるのもわかる。
 昼前に八丁平に到着。小休止して昼食。富士見平迄1時間、大日岩まで1時間10分の道標がある。山中一泊できるならここから富士見平へ向かい瑞牆山や、大日岩経由で金峰山へ向かうこともできるが、日帰りでかつ午後から天気が崩れる予報なので予定通り八丁平分岐経由廻り目平へ下山。八丁平から大日岩方面へ少し進むと廻り目平方面の矢印が出てくる。ここを左折して後はひたすら沢沿いを下るのだが、この道が大変だった。何度か沢を渡るが、ナメ岩に着いた苔に足をとられ転倒。木の根で滑って転倒。この道は大雨が降ったら多分水没して通れなさそう。その他崩壊に近い悪路を通過し、特に八丁平分岐手前の20分間は悪戦苦闘しながら分岐に到着。ここで今日2組目の登山客(多分金峰山から降りてきた)と逢う。ここからは河原沿いの緩い下りの林道を小一時間で廻り目平に着くはず。直前20分が緊張を強いられる悪路だった反動で最後の林道で気が抜けたのか、何もない平らな道で同行者が派手に転倒。バランスを崩したのは分かったが足に力が入らなかったそう。やっぱりあの最後の悪路20分が足に来たのだろう。
 無事キャンプ場に到着。金峰山荘の日帰り入浴を利用。500円/人。シャンプー・石鹸等はおいてないので持ってない場合は受付時に一袋20円で購入する。人気のキャンプ場だけあって山荘だけでなく場内のトイレや水場もとてもきれいだった。
 あまり期待していなかった小川山だが、きれいな森と所々開ける景色とスリリングな登山道が面白い山だった。甲武信や瑞牆は石楠花の花期はべらぼうに混雑するが、小川山は大穴かもしれない。次回はぜひ石楠花の時期に来てみたいと思った。

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フォトギャラリー:20枚

金峰山荘 帰りにお風呂に入りました

駐車場は広いです

カモシカ登山道入口

梯子と急登

所々眺めのいいポイントがあります

それ以外は基本苔むした森の中

山頂 展望なし

山頂から八丁平迄もひたすら森の中

開けるところは2か所のみ
ガスってしまい残念

八丁平から廻り目平らに向かう道はハードです

分岐まで下りてきました

橋を渡ると金峰山への登山口

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 トレッキングポール
ストーブ 燃料 カップ カトラリー

登った山

小川山

小川山

2,418m

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小川山 山梨県

奥秩父の太古の森に分け入る

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
8時間10分
難易度
★★★
コース定数
30
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