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~はじめてのテント泊~平標山・仙ノ倉山 (平標山乃家にてテント伯 元橋駐車場より時計回り周回)

平標山・仙ノ倉山( 上信越)

パーティ: 1人 (O.Y. さん )

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行程・コース

天候

1日目 曇り時々晴れ → 夜遅く雨、2日目 快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 平標山の登山口である元橋駐車場に駐車しました。(有料)
駐車場を出る際に管理人に駐車料 ¥600を支払います。
※テント泊登山の為2日間駐車した旨を管理人さんに伝えましたが、一日分の料金のみとして頂けました。

登山口にトイレと登山靴洗い場もあります。

この登山記録の行程

【1日目】
05:27 [05:00] 元橋駐車場
07:39 [06:50] 松手山 ※休憩 14分 [20分]
09:43 [08:30] 平標山 ※休憩 20分 [20分]
10:51 [09:50] 仙ノ倉山 ※休憩 22分 [30分]
12:01 [11:10] 平標山 ※休憩 20分 [20分]
12:59 [12:10] 平標山乃家 ■平標山乃家のテント場にて一泊

休憩時間 … 1.3時間 [1.5時間]
行動時間 … 6.2時間 [5.7時間] ※計画の109%
合計 … 7.5時間 [7.2時間]

【2日目】
04:00 [03:30] 起床・朝食・テント撤収
08:03 [07:30] 平標山乃家
08:54 [08:15] 平元新道登山口 ※休憩 4分 [20分]
10:13 [09:30] 元橋駐車場

休憩時間 … 0.1時間 [0.3時間]
行動時間 … 2.0時間 [1.7時間] ※計画の118%
合計 … 2.1時間 [2.0時間]

※[ ]は計画タイム

★コース定数 … 32 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
※山と溪谷社公表の計算式より

コース

総距離
約14.0km
累積標高差
上り約1,421m
下り約1,421m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コース状況】
綺麗に整備された登山道で特に危険箇所はありません。


【周辺情報】
1日目は平標山から南に40分ほど下った場所にある「平標山乃家」のテント場にて一泊しました。
テント1張¥500でした。小屋の南北にテント場があります。
(電話で確認しましたがテント場の事前予約は不要との事です。※小屋に泊まる場合は必要)

小屋の前にて仙手清水という水場があります。
湧き水なのか冷たい水が常にホースから出ていて自由に補給出来、とても有り難いです。

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下山後は田代スキー場近くの「宿場の湯」にて入浴しました。
大人一人 ¥600でした。

元橋駐車場から4分ほど (約3Km)

脱衣所や洗い場も広くて綺麗でした。
休憩室がとても広いので風呂上がりに軽く仮眠をとって行くのにとても便利だと思いました。
※コインロッカーが脱衣所内では無く受付を過ぎた直ぐ横にあるので、貴重品は風呂に向かう前に預けてしまうほうが良いです。


【感想】
3年前に職場の元課長と一緒に行った平標山・仙ノ倉山で人生初のテント泊デビューを果たしました。

風景や星景写真の為に二台の一眼レフカメラや交換レンズに三脚、朝夕の山ごはんの為の食材等々やりたいことを全て詰め込んだバックパックはデビュー戦にしてはやり過ぎな総重量23Kg超えとなりました。

実際の山行でははじめてのテント泊装備の重さに自分が想像していた以上にペースが上がらず苦労し、楽しみにしていた星景写真撮影は叶いませんでしたが、雲の切れ目から見える平標山・仙ノ倉山の景色、テント場での自由な時間や我ながら美味く出来た山ご飯などとても充実した登山となりました。それとフジロック初日に被った日程だった為、就寝時間に山の中に居ながらかすかに音楽の重低音が聞こえてくるという何とも貴重な経験も出来ました。

軽量化で楽をしたい気持ちもありますが、個人的には装備の重さを体力と歩行技術でカバー出来るように努力したいと思います!

山行自体は最高の思い出となりましたが、帰路の外環外回りにて車三台が絡む追突事故に遭ってしまいました…
若干渋滞しかかっていたタイミングで僕の二台前の先頭車が急ブレーキで完全停車してしまったところに僕が止まりきれず追突してしまったという状況でした。遭ってしまったと言いましたが、実際は起こしてしまったと言ったほうが正しいのかもしれませんね…
事故にあった当事者の方々は皆親切な人で、先頭車の方には「急な割り込みで止まってしまったので誰も悪いと言える状況では無いですよ」との言葉をかけて頂けましたが、僕自信が実際に割り込みを見た訳ではありません。全ては車間距離を適正に空けていなかった僕自身の責任だと痛感しました。

何度も「帰るまでが遠足」と言っておきながら事故を起こしてしまった事がとても情けないですが、幸運にも誰も怪我をする事が無かった事を前向きに捉え、今後の山行の戒めとしたいと思います。(結局、車は一ヶ月の長期入院となってしまい、初の八ヶ岳や鳳凰三山行きを考えていた8月のベストシーズンは全て流れてしまいました…来年こそは!)

下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/9300270493

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フォトギャラリー:71枚

今回の登山は新調したGregoryのバックパック「BALTORO 75」以外に、APS-C一眼レフカメラ 「PENTAX K-3 Mark III」の初使用でもあります。

本日の朝飯。
孤独のグルメ in 赤城高原SA 下り。
「ブー次郎 もつ煮定食」¥900

本日の山行のスタート&ゴール地点である元橋駐車場。

千葉の自宅出発 1:30 → 5:00頃到着。

紫陽花が綺麗に咲いていました。

松手山コースの登山口。

ブナ林の急登を登る。
今回は自分の体力を見極める為、あえてテント泊装備+カメラ2台の計23Kg超えの重装備で臨んでみました。初め日帰り装備のペースで歩いてしまいバテそうになったので、ペースを落としました…

木々の切れ目から苗場スキー場方面を見下ろす。
今回の山行はちょうどフジロック2022の日程とバッティングしました。その関係かテントがたくさん並んでいるのが見えました。

松手山に到着。
ここの手前でトレッキングポールを岩と岩の間に突いた状態でバランスを崩しポールを曲げてしまうトラブル発生。
アルミ製なので逆に曲げれば元に戻ると考え大きな岩を利用して思い切り力を入れた瞬間、まさかの真っ二つに…
初っぱなから使用不可か!?と焦りましたが、幸運にも折れた箇所が僕が使用している長さよりも上部の場所だった為、固定には問題なく事なきを得ました。

松手山より。
雲が広がってきました…
途中で遠くから雷の音も聞こえはじめてイヤーな感じがしましたが、結果として雨には当たらず良かったです。

シモツケソウ。

ツリガネニンジン。

ハクサンフウロ。

色取り取りの花々が咲いていて、ついつい足を止めてしまいます。

コオニユリ

一ノ肩付近のお花畑①

一ノ肩付近のお花畑②

一ノ肩付近のお花畑③

一ノ肩付近のお花畑④

平標山への尾根道。

平標山山頂へ到着。

大源太山方面を見下ろす。
小さく平標山乃家も見えます。

赤い屋根の平標山乃家。

仙ノ倉山への稜線。

なだらかな稜線を進む。

時々雲の間から陽が射しますが、すぐに雲に隠れてしまいました…

ニッコウキスゲ。

3年前と同じく仙ノ倉山は厚い雲の中のようです…

仙ノ倉山山頂にて一枚。
山頂到着時は雲の中で真っ白でしたが、少し粘ったら陽が射すタイミングがありました!ただ、仙ノ倉山からの眺望は今回もお預けでした…

ニッコウキスゲ咲く尾根道を平標山へ向けて戻ります。

赤い東芝ランプの標識。

雨には当たりませんでしたが、晴れたり曇ったりです。

平標山に戻ってきました。
陽が射したからか、とんぼがたくさん飛んでいました。

平標山山頂より苗場スキー場のフジロック会場を見下ろす。

平標山を振り返って。
平標山山頂にて小休憩後、平標山乃家へ向けて出発しました。

仙ノ倉山への稜線。

先ほどまでは厚い雲が広がっていましたが、ものの数分で青空が広がっていました。山の天気は変わりやすいということが良くわかります。

長い木段を下っていきます。

平標山と平標山乃家のちょうど中間地点です。

平標山乃家に無事到着。
受付を済ませ直ぐにテント設営を完了させました。
小屋前に冷たい水があって、とても有り難いです。

平標山乃家の標識。

3年前にはあった山乃家横のテラス席は無くなっていました。
小屋番のかたのお話しだと旧テラス席にもテント設営して良いそうです。

年配の方々のグループが宿泊で訪れていました。翌日お話しを聞いたところ、元々北アルプス方面に行く予定だったそうなのですが、宿泊予定の山小屋のスタッフがコロナウイルスに感染してしまい宿泊出来なくなり、急遽行き先をこちらに変更したとの事でした。

山乃家より仙ノ倉山への稜線。
山頂は中央のピークの奥にあります。

谷川連峰の稜線。
中央のピークはエビス大黒ノ頭。

本日のテント場は山乃家の北側にしました。
平日の為か北側は僕だけで,他には南側に男性一名と貸し切り状態でした。

晩飯の準備に取りかかります。
本日のメニューはドライカレーにバターチキンカレーとベーコン、ニンニクの芽を入れたWカレーです。

ジェットボイルにて温め中。

テント泊の重装備で疲れていたからか、あっと言う間に平らげてしまいました。その後は星空を撮影するべく粘っていましたが、残念ながら曇ってしまいチャンスは無し・・・20時前には寝てしまいました。

おはようございます。
夜明け前の平標山乃家。

朝飯の準備にかかります。
サラスパにカルボナーラソースとベーコンを加えた、スープヌードル風です。

ジェットボイルにて温め中。
下界は猛暑ですが、さすがに山の上は肌寒いですね。

ちょっと水が多すぎたかな?
でも体が温まってお腹もいっぱいになりました。

仙ノ倉山への稜線を背に初テント泊記念自撮りです。
朝日がちょうど射すタイミングでした。

山で頂く朝コーヒー、最高でした。
予定では直ぐに出発しもう一度仙ノ倉山山頂 → 松手山コースにて下山としていましたが、今回はテント場でのんびりする時間を優先し平元新道経由で下山へ変更しました。

テント場横の縁結びの神。

平元新道経由で下山を開始します。

平標山を振り返って。

綺麗に整備された木段が続きます。

土曜日だったのでたくさんの登山客のかたとすれ違いました。

木々の間から苗場スキー場方面を望む。

平元新道の入口に到着。

上信越高原国立公園に含まれる地域のようです。
初日に途中でペットを連れたかたとすれ違いましたが、たしか国立公園内へのペットの持ち込みは原則禁止 (登山口の看板にも遠慮するよう注意書きがあったような・・・)と聞いた事があります。
他山の石では無いですが、最低限のマナーくらいは守れるような登山者になりたいものです…

山火事注意の旗。
ここからは暫く林道歩きになります。

暫く林道を歩いた後、別荘地手前で二居川沿いの登山道へ入ります。
写真は登山道入口に立っている大木。

川沿いの為か、角が丸くなった大きな石が目立ちます。

二居川。木々の間から陽が射していて良い感じでした。

マイナスイオンたっぷりです。

ネットで調べてみると星野 富弘さんという画家のかたの作品のようです。

土曜日だった為か駐車場はいっぱいになっていました。

三国街道沿いにある「宿場の湯」にてサッパリしました。

本日の昼食。
孤独のグルメ in 赤城高原SA 上り 「夏天ぷらとへぎそば(冷)」¥1,380

まさかこの後に追突事故を起こしてしまうとは思ってもみませんでした…(泣)

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料
ライター カップ クッカー

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登った山

仙ノ倉山

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