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伊藤新道~ブナ立尾根周回

伊藤新道、裏銀座( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (カズヤ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

雨のち晴れのち雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 七倉山荘の駐車場を利用。ゲート手前右に登山相談センターとキレイな公衆トイレがある。
七倉山荘の日帰り入浴は16時まで。少し下ったところにある高瀬館は20時まで入浴可能。

この登山記録の行程

1日目
七倉山荘駐車場(04:30)・・・高瀬ダム(05:43)・・・林道終点(06:44)・・・名無避難小屋(04:04)・・・晴嵐荘分岐(08:12)[休憩 33分]・・・山の神(09:02)・・・第一吊り橋(09:42)・・・第二吊り橋(12:27)・・・第五吊り橋跡(14:15)[ビバーク]

2日目
第五吊り橋跡(07:40)・・・茶屋跡(09:18)・・・展望台(11:51)[休憩 15分]・・・庭園(12:02)・・・三俣山荘(13:15)[宿泊]

3日目
三俣山荘(06:47)・・・黒部源流の石碑(07:21)・・・岩苔乗越(08:09)[休憩 8分]・・・ワリモ北分岐(08:26)・・・水晶小屋(09:06)・・・東沢乗越(09:40)・・・竹村新道分岐(10:37)・・・野口五郎岳(11:13)・・・野口五郎小屋(11:32)[休憩 44分]・・・三ツ岳北峰(13:28)・・・三ツ岳北峰(13:28)・・・烏帽子小屋(14:14)[休憩 12分]・・・三角点(15:08)・・・ブナ立尾根登山口(16:54)・・・高瀬ダム(17:20)・・・七倉山荘駐車場(17:35)

コース

総距離
約45.7km
累積標高差
上り約2,964m
下り約2,964m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

憧れの伊藤新道に再チャレンジ。
8月末に鉄砲水で損壊した第一吊り橋の修復も完了し、さらには第二吊り橋まで完成したという情報から多少は水量が多くても進めると考えていたが、そう甘くは無かった。
前回来たときより水は減っていたが、それでもまだ多く、沢登りの経験が浅い我々には困難だった。
徒渉点のルートファインディングにかなりの時間を費やし、何回か流されたりもしたが、2人でスクラムを組んで10回ほどの徒渉を繰り返し、何とか第五吊り橋跡の手前まで進んだ。
しかし、最後の徒渉がどうしてもできず、時間も15時近くになって気温も下がり、2人とも低体温症が進行してきた為ビバークを決意。体力、精神力ともに限界だった。
岩壁沿いの少しでも雨風を凌げそうな場所にシートやマットを敷き、濡れた衣服は全て着替え、小雨が降る中、エマージェンシーシートに包まって朝まで耐えた。寒くて何度も目が覚めた。

翌朝は雨が上がり、川の水量もだいぶ減っていた。
昨日着ていた濡れて冷たくなった衣服に着替えて出発。何とか最後の徒渉を突破したものの、今度は茶屋跡に向かう登りの取付きが見つからない。藪漕ぎしながら1時間ほど右往左往してようやく登山道に出会えた。そこからは迷うことなく三俣山荘まで。
ガスで槍は見えなかったが、硫黄岳、赤岳の日本離れした景観と紅葉に勇気づけられた。
ダケカンバの紅葉が素晴らしかった。

三俣山荘では憧れの管理人、伊藤圭さんにもお会いする事ができ、伊藤新道や大町について少しお話する事ができた。伊藤新道について想いや将来ビジョンを語る圭さんは本当に嬉しそうだった。僕は伊藤新道の1ファンとしてこれからも応援していきたい。
この道の復活には色々な人の想いと歴史とロマンが詰まっているとあらためて感じた。
来年もまたこの伊藤新道を通って三俣山荘にお邪魔したと思います。

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装備・携行品

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