行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路は中央線初狩駅から。帰路は大月駅
この登山記録の行程
初狩駅(07:40)・・・新コース入口(08:10)・・・男坂女坂分岐(08:25)[休憩 5分]・・・高川山(09:10) [休憩 45分]・・・古宿分岐(10:00)・・・田野倉分岐(10:35)・・・天神峠(11:00) ・・・峯山(11:15) ・・・むすび山(11:55) [休憩 15分]・・・むすび山入口(12:15)・・・大月駅(12:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2022年の登り納めは富士山展望の高川山。中央線の初狩駅から大月駅へと辿った。晴天に恵まれ、展望は最高、富士には雪煙が舞っていた。
駅前から甲州街道に出てコンビニで買い物を済ませ、道標にしたがって中央線をくぐり、墓地の間を通って登山口に向かった。町中を通る場合、登山口までの道がわかりにくいことが多いが、高川山は案内が多くとても分かりやすい。振り返ると滝子山が朝日に輝いていた。
舗装道路を進み、仮設トイレを過ぎると左手に木の階段がある。ここが新コース入口。山道に入ると道には霜柱がいっぱい。サクサクと踏みながら高度を稼いだ。採石場のフェンスの脇を過ぎるとやがて男垢と女坂の分岐となる。どちらをとっても山頂の手前で合流するが、今回は距離が短い男坂を登った。急登が続くが、女坂との合流点の手前で稜線の上に白く輝く富士山が顔を出した。
高川山の山頂に着いた時は早朝のこともあり誰もいなく、大展望をひとり占めした。富士山の左には御正体山などの道志の山々が続き、丹沢の大室山も顔を出していた。さらに左には新宿であろうか、東京のビル群がうっすらと見えていた。富士の右には先日歩いた三ッ峠山から本社ヶ丸が間近に見え、さらに笹子雁ヶ腹摺山から滝子山が続く。この間には南アルプスが見えるはずなのだが、雪雲に隠れて見えなかった。北側にはハマイバ丸、黒岳、雁ヶ腹摺山などが美しい。黒岳の手前の白谷ノ丸の笹原は雪で白くなっていた。休んでいる間に何組もの登山者が登ってきて、富士の雄姿に感動の声をあげていた。
下山は富士急の田野倉や禾生駅に向かう人が多いが、今回は直接大月駅へ向かう縦走路をとった。途中富士急の駅に向かう分岐があるが、道標がしっかりしているので迷う心配はない。縦走路は多少の登りはあるが、歩きやすい冬木立の道が続く。急下降の滑りやすいところにはロープが張ってあるのも心強い。
最後のピークのむすび山には山頂に大きな穴があいている。太平洋戦争中、東京空襲に向かう米軍機を監視するために作られた「防空監視哨」の跡だそうである。説明板があるが、書かれた文字が薄くなっていて読むのに苦労した。
むすび山を過ぎるとすぐ市街地となる。大月中央病院の前を通り、甲州街道に出て桂川を渡ると大月駅は近い。
本コースは逆コースで歩くこともできるので、大月から登り田野倉や禾生に降りることも可能。むすび山にはカタクリの群生地もあるので花のシーズに歩けば楽しみが増すことだろう。
フォトギャラリー:24枚
初狩駅
朝日に輝く滝子山
新コース入口。ここから山道
霜柱を踏んでゆく
男坂女坂分岐
女坂合流点の手前で富士が顔を出した
山頂
富士には雪煙が舞っていた
新宿(?)のビル群
北側の展望、中央が黒岳、右が雁ヶ腹摺山
富士の左は三ッ峠
眼下にはリニア実験線
親子連れの姿も
禾生方面に向かう古宿分岐
気持ちのいい冬木立の縦走路
田野倉分岐
急下降のところにはロープあり
天神峠
振り返ると富士が
むすび山
むすび山から
むすび山登山道入り口。民家の前
桂川を渡る




