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(岩茸オキ尾根)サワラノ平(サワラノ平南尾根)(イモリ谷左岸尾根)七ツ石小屋 ワンデイハイク

東日原バス停、八丁橋、長沢谷、二軒小屋尾根乗越、大雲取谷、岩茸オキ尾根、サワラノ平、サワラノ平南尾根、唐松谷林道、唐松谷、イモリ谷左岸尾根、石尾根、七ッ石小屋、鴨沢( 関東)

パーティ: 1人 (加藤キーチ(モンターニャ) さん )

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行程・コース

天候

晴れ、風なし、あたたか。

登山口へのアクセス

バス
その他: 立川で前泊、
行き_
立川駅04:58(遅延、以下も同じ))~06:35ごろ東日原バス停
帰り_鴨沢バス停18:38~21:25新宿駅

この登山記録の行程

(丸ガッコ内は地理院地図の表記、coは標高、地点名称はおもに吉備人出版の「登山詳細図」から)
.
06:48~東日原バス停スタート
08:13~唐松谷下降点~08:37 着替えと食事
08:51~長沢谷下降点
09:14~大雲取谷に降りる
09:28~岩茸オキ尾根に取りつく
09:43~尾根末端に上がる~09:49 一服
10:51~サワラノ平~11:01 一服
11:01~サワラノ平南尾根の下降はじめ
12:00~唐松谷林道に降りる
12:18~林道のco1270付近~12:32 一服
12:39~唐松谷への下降1回め~13:13
13:32~唐松谷への下降2回め
13:48~唐松谷に降りる
13:52~三連の小滝を越える~14:11
14:24~イモリ谷左岸尾根に取りつく
14:37~co1290地点~14:59 着替え、食事、一服
15:43~石尾根に上がる
15:58~七ッ石小屋~16:17 コーヒーをいただく
17:21~小袖集落に降りる
17:48~鴨沢バス停フィニッシュ

コース

総距離
約23.0km
累積標高差
上り約2,509m
下り約2,586m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

うまく歩けていない岩茸オキ尾根とイモリ谷左岸尾根を「ちゃんと歩く」のを目標に、径路のつなぎとしてサワラノ平から南に降る尾根を組み合わせた。
岩茸オキ尾根は末端から急斜面についた道型を上がった。記録者がちがえば「崖」と表現するだろう。結果はオーライだがここを下降する気にはならない。
イモリ谷左岸尾根が落ちるあたりは唐松谷が狭く、沢をやらない前提だとピンポイントで尾根の取りつき付近に降りる必要がある。なのに失敗して下流の三連の小滝の下、に降りてしまった。珍しく道具をもっているし温かいし、で凍った滝の表面を上がったが、いちど滑り落ちて半身ずぶ濡れになった。
/※20240111~はじめサワラノ平「南東」尾根としていたのを、「南」尾根に変更した/
.
〇 岩茸オキ尾根
2週前にずいぶん苦労して下降した尾根は、ゴンエ谷の対岸からはっきりした道型を眺めることができた。はたして道型か獣道か、疑いながら登ったが15分ちょっとで尾根末端に上がる。ただし、かなりきわどいルートのとりかたをしており下降で歩く自信はない。
/20230122、岩茸オキ尾根の下降/
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=261819
.
〇 サワラノ平南尾根
名称を知らないので便宜的にこう呼ぶ。唐松谷林道の林班界標識のある場所に降りるのにこだわり、おかげで尾根迷いをおこした。
.
〇 唐松谷林道から唐松谷への下降
きょうもっとも難しかったパート。かつ、目標とした着地点に降り立つことができなかった。本来、道具モタズ=ロープなしがやるべき斜面ではないだろう。
.
〇 唐松谷の三連の小滝をこえる
パッと見て「ハイカーには無理」。しかしアイスアックスとチェーンスパイクがあり、きょうはあたたかい。釜の深さなどを観察し「失敗しても濡れて気持ちの悪い思いをするだけ」「スマホの水没に注意」を確認してチャレンジしてみた。失敗できるときには失敗してみるのも経験だと思うから。
動画撮影後に滑りおち、バランスをとるためにスマホを持った左手を釜の底についたものだから2~3秒水没した。カバーとスマホ本体のあいだに溜まる水気が悪さをするので急ぎカバーをはずし、usbポートを下にして水気を抜き、まったく問題はなかった。
(※20230304追記。しばらく「usbポートにゴミなどが付着している。usbポートは使用できない」旨の通知が表示された)
小滝の左は氷が厚い。再度の登りなおしはアックスのピックで小さな平場をつくり、シューズの先端をかけて登りきった。
/三連の小滝を越える。movieを撮り終えたあと、ツルリ・ドボンと滑り落ちた/
https://youtube.com/shorts/XgrDjHCMLXw?feature=share
.
〇 イモリ谷左岸尾根
「尾根の取りつきに周辺から降りる」のがややこしく、比較すれば尾根の登降に問題はない。下部の取り付きはイモリ谷寄りに獣道とも釣り師の踏み跡ともとれる経路がある。
/20210620、マミ谷右岸尾根とイモリ谷左岸尾根/
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=222923
.
詳細は写真のキャプションを参照。
,
(20230211了)

続きを読む

フォトギャラリー:45枚

1.
東日原バス停。青梅線が「夜間作業の撤収の遅れ」で10分以上遅れて立川駅を出発したが、青梅駅での乗り継ぎも西東京バスも待っていてくれた。

2.
道中すでに暖かく、富田新道への下降点で着がえる。軽く食べて一服。

3.
アイスアックスと一緒じゃキュークツだって?
わかったよ、反対側にしような。

4.
2時間で長沢谷への下降点に。のんびりペース。

5.
林道から長沢谷に下る径路は何回もたどりながら書かなかったが、狭く崩落気味ですでに悪い。左は急斜面で谷までの距離もある。たとえば権衛尾根をふつうに歩く場合、「ここがいちばん悪かった」ことになると思う。

6.
長沢谷を木橋で渡り、登り返して二軒小屋尾根の乗越し。

7.
わずかに大ダワ林道を歩き、例によって「鹿柵38-い」から大雲取谷へ。。

8.
大雲取谷に降りた。

9.
権衛尾根の末端を乗越している。

10.
ゴンエ谷に降り、わずかに上流に向かうと正面に岩茸オキ尾根の末端を見る。
前回、苦労して下降してから振り返って気づいた道型が右下方に。

11.
道型のアップ、ズームで。
獣道だろうと半信半疑で取り付いたが、頼りない踏み跡はみごとに九十九になっていた。

12.
備忘録的1枚。
写真前方と、撮影地点から折り返して左に上がる踏み跡がある。左が崖の上をゆくので、はじめ直進したが行き詰った。崖っぷちが正解らしい。

13.
尾根に上がる。二股の倒木の向こう側から上がってきた。前回(2週前)、まったく同じ位置に立ち「ここは降りられない」とした場所。
https://www.yamakei-online.com/cl_record/image_display.php?id=2148676

14.
岩茸オキ尾根歩きはじめ。

15.
道中。

16.
サワラノ平(P1708)に着く。各種標識とサインでにぎやか。

17.
下降する南尾根。

18.
良い天気。空を見上げての一服がうまい。

19.
南尾根を下降の道中。

20.
co1410m付近で尾根迷い。行ったり来たりで15分ちかくかけてしまった。木につかまりながら、の傾斜。

21.
ここで唐松谷林道に降りた。

22.
昨年10月に大ダワ林道→唐松谷林道と歩いたさいに、林班界標識を見かけたのが今回歩くきっかけ。標識を確認しにわずかに上流へ、Uターンして下流へ。

23.
林道のco1270付近にて。この道標にたどりつく手前の、窪地の小崩落の巻き方を誤って踏み跡を失い、ここでも15分のロス。

24.
ふてくされて一服。

25.
事前に目安をつけておいた地点に着く。イモリ左岸尾根の末端よりだいぶ上流になるが、とりあえず降りてみることにする。チェーンスパイクをつける。

26.
最後が急斜面で難しかった。撤収地点から唐松谷の下流と、

27.
上流方向。

28.
ふたたび林道を下流方向へ。桟道(写真左端)をこえたあとの崩落がいやらしい。前回歩いたときの記憶にはない場所。振り返って。

29.
唐松谷への下降2回め。ここも目安をつけておいた窪を降る。

30.
倒木を頼りに。右をつかまりながら降りる。

31.
振り返って。倒木と左の露岩のあいだ、次の倒木、と降りてきた。

32.
もちろん途中から「滝の下に降りてしまう」のはわかっていたが。
まいったなあ、両岸にスペースがないし釜も大きい、ハイカーからすれば。
奥の正面に写っているのがイモリ左岸尾根の突端。

33.
アップ。

34.
はしょってしまったが下流に回りこみ、左岸から右岸に移り、降りてきた倒木の窪を釜の反対に見る。

35.
一段目。ぜんぜんとっかかりがないので左を巻く。

36.
備忘録的1枚、巻く途中で降りてきた対岸を観察。
右端を下降し、とちゅうで小尾根に登り返し(写真中央)、左へ降りれば小滝の上に降りられるぞ、と。

37.
ここから斜めに降りて三段目に近づいた。たしかこれ以上は巻けなかったので。
で、なにがあったかは本文を参照。

38.
三連の小滝をこえた、振り返って。

39.
イモリ左岸尾根。雪のついたルートが見える。

40.
尾根の基部にある林班界標識。ずいぶん古い。きっと珍しいものだから記念写真を撮っておこうな。

41.
小休止後、イモリ左岸尾根のぼりはじめ。

42.
陽の当たるco1290付近で手袋を替え、チェーンスパイクをはずす。靴下は、濡れて気持ち悪かったがいま替えると下山後の予備がないので我慢することに。食べて一服。

43.
石尾根に上がった。

44.
50-51の標識は下で見たのと番号がいっしょ、当然ながら。

45.
七ツ石小屋。めずらしく立ち寄ってコーヒーをいただく。ご主人は不在、女将さんに相手をしていただいた。

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装備・携行品

【その他】 ラ・スポルティーバのウルトララプターレザーGTX(二代目)。(以下ほとんどモンベル)起毛タイツ・長ズボン・チェーンスパイク。メリノウール厚手・フリース・カンガルーヤッケ・バラクルバ。ペツルのヘルメット・テムレス・サレワのアイスアックス。ザックはロウアルパインの25リッター、パラコード15m、ヘッドランプ・スマホ(カメラ+GPS)・バッテリー充電器と予備電池・ココヘリ発信機・雨具・綿入りアウター・ロールペーパー・手袋予備。テルモスに甘くした紅茶0.75Lと水1L。コッペパンみっつ・カルパス・非常食。スタート時重量推定8.5kg。

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