行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
すずらん群生地の駐車場利用。未舗装、区画あり、50台。新道峠への林道は一般車進入禁止。新道峠のFUJIYAMAツインテラス行きのシャトルバスあり。200円。今シースンの運行は4月26日から。火曜運休
この登山記録の行程
すずらん群生地駐車場(07:00)・・・すずらん峠(07:50) [休憩 05分]・・・黒岳(08:20)・・黒岳展望台(08:25) [休憩 15分]・・・黒岳(08:45) ・・・すずらんの里分岐(09:15)・・・日向坂峠(09:35) [休憩 05分]・・・すずらん群生地駐車場分岐(09:50) ・・・府駒山(10:05) [休憩 05分]・・・釈迦ヶ岳(11:00) [休憩 50分]・・・府駒山(12:20)・・・すずらん群生地駐車場分岐(12:35) ・・・すずらん群生地駐車場(12:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
360度の展望が楽しめる釈迦ヶ岳を、これも富士山の眺めが素晴らしい黒岳とあわせて歩いた。少しカスミがかかってしまったが、まだ雪を頂いた富士山をはじめ、南アルプスや八ヶ岳などの展望を楽しんだ。下界はすっかり緑が濃くなっているが、黒岳の稜線の木々のつぼみはまだ硬く冬の装い。しかし、気の早いヤマザクラが花を咲かせ、少し下ると木々の芽吹きも。まもなく山は新緑に包まれることだろう。
駐車場からすずらん群生地の看板のある坂を下り、建物の横を通り、電気柵を越えるとすずらん群生地がある。日本スズランが260万株もあるそうだが、まだ小さな芽が出たばかりであった。
すずらん峠への道標に従って林の中を登っていくと新道峠に至る舗装道路に出る。すずらん峠への道標の下に古い進入禁止の看板が出ていたが、規制のロープもなく、登山者の足跡がたくさんあったのでそのまま登った。峠に近くなったところの登山道が一部崩落していたがすでに補修され、通過に支障はなかった。
稜線に出るとさっそく富士が迎えてくれた。すずらん峠は新道峠方面に少し行ったところにあるが、寄らずに黒岳に向かう、右手には富士山、振り返ると南アルプスの白い峰々が見える気持ちのいい尾根道を辿ると黒岳の山頂に飛び出す。
山頂は木々に囲まれ展望がないが、少し南の露岩が富士山の展望台となっているので足をのばす。展望台からは河口湖の上に見事な富士山がそびえ、右手には御坂山地の山々が続き、白く輝く南アルプスが連なっていた。
黒岳に戻り御坂峠方面に進み、道標にしたがって日向坂峠に向かう。降りるにしたがって木々のつぼみが膨らんでくる。可憐なカタクリやスミレも咲いていた。降り切ったところが日向坂峠(ドンベイ峠)で舗装された林道が登ってきている。
日向坂峠から駐車場への道を分け、小さなアップダウンを繰り返すと府駒山。そして釈迦ヶ岳に至る最後の急登の岩場となる。ロープがつけられたところもあるが、手掛かりはしっかりしているので慎重に進めば問題はない。
東西に狭い岩場が広がった釈迦ヶ岳の山頂には2体の石仏が祀られ、いくつかの石塔も建っている。周囲にさえぎるもののない展望台で、越えてきた黒岳の右手に富士山がそびえている。山頂には山座同定盤があるのでこれを参考に周囲を眺めていると時間を忘れる。奥秩父・金峰山の五丈岩も確認できた。南アルプスと八ヶ岳の間には北アルプスの乗鞍岳が見えるとのことだが、かすんでしまって確認できなかったのは少し残念。休んでいる間に3組の登山者が登ってきただけであった。日差しが強くて暑かったが、ゆっくり展望を楽しみ下山した。
登山口のすずらん群生地のスズランの見ごろは、例年5月中旬から6月上旬。新道峠にはシャトルバスがあるので新道峠から黒岳に向かうことも可能。体力に合わせて花と展望を楽しむいろいろな計画が可能であろう。
フォトギャラリー:30枚
駐車場からこの看板ですずらん群生地に向かう
動物除けの電気柵を越えて群生地に入る
すずらん群生地
すずらん峠に向かう
崩落した登山道は補修さてている
すずらん峠
すずらん峠からの富士
振り返ると南アルプスが
黒岳に至る尾根道はまだ冬の装い
つぼみは堅い
黒岳山頂
黒岳の展望台から。眼下は河口湖
展望台からの南アルプス
この道標で日向坂峠へ
下山するにしたがってつぼみが膨らむ
葉が開いてきた
カタクリ
ミツバツツジ
日向坂峠
すずらん群生地分岐
スミレ
府駒山
三角形の釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳山頂
釈迦ヶ岳山頂の2体の石仏
山頂から南アルプス方面
奥秩父の山々
山頂の山座同定盤
山頂からのパノラマ




