行程・コース
天候
初日:晴れのち曇り、2日目:晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前夜12時でP5登山者用無料駐車場は満車で、鍋平駐車場を利用。トイレは水も出て快適だが、新穂高登山指導センターまで山道を下る近道があるがかなりの急で36分かかった。帰りは笠新道で疲労困ぱいの体では荷を背負って登るのはかなり辛い。センターに荷を置いて空身で車を取ってきた。空身でも山道だけで35分かかり、駐車場まで55分。
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(06:53)・・・笠新道登山口(07:59)[休憩 6分]・・・2000mの草付(10:44)[休憩 11分]・・・杓子平(13:15)[休憩 42分]・・・笠新道分岐(15:45)[休憩 23分]・・・笠ヶ岳山荘(17:34)
【2日目】
笠ヶ岳山荘(04:40)・・・笠ヶ岳(04:59)[休憩 13分]・・・笠ヶ岳山荘(05:32)[休憩 96分]・・・笠新道分岐(08:36)[休憩 10分]・・・杓子平(09:51)[休憩 19分]・・・2000mの草付(11:36)[休憩 75分]・・・笠新道登山口(14:06)[休憩 29分]・・・新穂高温泉(15:34)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
鍋平からいきなりの登山道は予想外に急で厳しかった。笠新道までの林道歩きも久々のテント泊で荷物が重く、次々と抜かれてようやく到着。期待はしていなかったが、水は出ていなかった。いよいよ笠新道を上がる。道は悪くないがとにかく延々と上がる。少し雲がかかってきたこともあり、樹林帯でもそれ程暑さは感じなかったが、疲労は激しく、2000mの草付きはよくわからなかった。途中、岩の切れ間に雪が残り氷穴になっているところがあり、しばしの癒しとなった。格闘の末、杓子平に到着。完全にバテてしまい、しばし仮眠。カールを取り巻く稜線に癒されるものの、笠新道分岐までの登りを思うと気持ちは休まらなかった。杓子平もしばらくは平らな道を進むが、その後は分岐まで一気に登る。ここで体は完全に壊れた。食欲はなく、汗のかきすぎで脱水症状を起こさないよう水は飲んだが、胃酸と共に戻す始末。この日、笠ヶ岳山荘を目指す登山者の最後となりながら、抜戸岩の隙間に見えたテント場まで力を振り絞りなんとか到達。見た目ほど遠くはなかった。テントはすでに50張もあろうかというところ。隅になんとかはれた。水場は枯れており、山荘で1人1リットル200円で雨水を売っていた。ほんとに枯れているのか雪渓まで足を伸ばすが本当に流れはなかった。雪をとって融雪する人もいた。テントを張り、料金支払いのため山荘に向かった。暑さと喉の渇きに我慢できず、350mlビールを一気に空けたが、空きっ腹にはあまり良いことではなかった。夕飯も食べる元気もなく、とにかく体を休めるため、8時頃には眠りについた。
翌日は晴天ということで、朝4時起きをしてご来光を拝みに笠ヶ岳山頂に向かったが、残念ながら、山頂は雲の中。当面晴れそうもなく、山荘に戻った。一本満足を食べてからテント撤収し、下山を開始。最初の稜線歩きは快適だった。この頃、少しずつ雲の向こうに槍穂高方面が見え始めた。杓子平では完全に見えた。この頃には笠ヶ岳も姿を見せて、行きは撮る余裕がなかった山々を撮影。ここからは怒涛の下り。暑さは昨日よりも厳しいが、山荘で2リットルしか水が補充できなかったので計画的に水を飲んだ。なんとか笠新道登山口に着くと行きは枯れていた水が勢いよく流れており、乾き切った体に一気に1.5lの水を流し込んだ。大休止の後は、話しながら最後の一本を歩くと一時間で登山指導センターまで到着。ここで登山を終了したと思っているが、実はその後、空身で鍋平まで登るのがとてもきつかった。
フォトギャラリー:30枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
| 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | GPS機器 | テント | シュラフ |
| シュラフカバー | テントマット | スリーピングマット | ストーブ | 燃料 | ライター |
| カップ | クッカー | カトラリー |


































