行程・コース
天候
初日:晴れ時々曇り、二日目:晴れ、三日目:曇り(稜線はガスの中)
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
平湯温泉発13:55→新穂高温泉着15:12を利用。
なお、東京(新宿バスタ)・平湯温泉間は高速バスを利用。
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(15:35)・・・笠新道登山口(16:35)[休憩 5分]・・・わさび平小屋(17:00)
【2日目】
わさび平小屋(05:35)・・・笠新道登山口(05:45)・・・2000mの草付(08:40)[休憩 30分]・・・杓子平(11:10)[休憩 20分]・・・笠新道分岐(13:30)[休憩 15分]・・・笠ヶ岳山荘(15:25)[休憩 85分]・・・笠ヶ岳(17:10)[休憩 20分]・・・笠ヶ岳山荘(17:45)
【3日目】
笠ヶ岳山荘(05:45)・・・笠新道分岐(07:05)[休憩 5分]・・・秩父平(08:15)[休憩 10分]・・・大ノマ岳(09:20)・・・大ノマ乗越(10:00)[休憩 10分]・・・弓折乗越(10:50)[休憩 10分]・・・鏡平山荘(11:45)[休憩 5分]・・・シシウドが原(12:30)[休憩 5分]・・・秩父沢出合(13:30)[休憩 10分]・・・小池新道登山口(14:20)・・・わさび平小屋(14:40)[休憩 5分]・・・笠新道登山口(15:00)・・・新穂高温泉(15:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、槍・穂高や北アルプスの最深部の山々の眺望を楽しむため笠ヶ岳に行ってきました。二日目は笠新道から笠ヶ岳の稜線を目指しましたが、天候に恵まれて、稜線に出るまでは、対面する槍・穂高の眺望を、稜線に出てからは、黒部五郎岳、薬師岳、鷲羽岳などの北アルプスの最深部の山々の眺望を楽しむことができました。また、翌日の朝の天気が曇りとなっていたため、笠ヶ岳山荘での夕食後に笠ヶ岳の山頂に向かいました。17時を過ぎていましたが、まだ山頂からは南アルプス、中央アルプス方面もかすかに見えるなど、360度の大展望が楽しめて大満足しました。三日目は予報通り朝から山荘周辺はガスっていて全く眺望はない状態でした。しかし、9時頃からは晴れるとの予報でしたので、弓折岳へ至る稜線の最後の方で北アルプスの最深部の眺望を近くから楽しめるのではないかと期待していましたが、結局、稜線上では眺望は楽しめませんでした。二日目が晴れたのであまり贅沢は言えませんが、この点は残念でした。
笠新道は、稜線に出るまでの1,400mの標高差を6時間程度で登る急登として有名ですが、自分の体力にあわせて、1時間に200mづつゆっくりと登ることを心掛けました。杓子平に出る前と稜線に出る前は、感覚的には特にきつく感じられました。また、上部のジグザグに急登する道は、一方が切り立っていて道は平の岩でおおわれているところもあるため滑落に注意して慎重に通過しました(なお、特に、下記にも書いたように前日によく眠れなかったこともあったため)。笠新道は登り、下りに多くの人が利用していました。
なお、今回は、一日目の夜は1時間程度しか歩いていないにもかかわらず、早く寝たため、21時過ぎからよく眠れない状態になってしまいました。このため、登り切れるか心配しましたが、行けるところまで行こうと考えて、なんとか登り切ることができました。山小屋でのあまり歩かない一日目の夜は注意が必要だと思いました。なお、二日目は、18時に寝て4時半頃まで熟睡しました。
今回の山歩きは、かなり長距離、長時間の山行でしたが、北アルプスの素晴らしい眺望を堪能できて、疲れましたが平湯温泉(ひらゆの森)で反省会をして大満足で帰宅の途につきました。
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新穂高温泉(バス降車地点のそばに登山指導センターがあります)
新穂高温泉からこれから向かう笠ヶ岳から延びる稜線方面
わさび平小屋(一日目に宿泊する小屋です。石鹸・シャンプーが使える風呂があります)
小屋の夕食(到着が遅かったため二回目の17時半より食べました。川魚付きの豪華な食事です)
小屋の朝食(一回目の4時半より食べました)
笠新道入口(笠ヶ岳山荘は水不足のため多めの水を持ってくるように依頼されました。実際、蛇口から水が出ない状況で、必要な水は小屋で購入する必要がありました)
笠新道入口(最初はこのような道が続きます)
標高1,700mを示す標識
焼岳方面(このあたりから、まず焼岳が顔を見せてくれました)
穂高岳方面(次に対面の穂高岳、槍ヶ岳が顔をみせてくれました)
槍ヶ岳方面(左端の槍ヶ岳はまだ小さいです)
ゴーロ帯の登山道(2,000mを過ぎるころからこのような道が多くなります)
標高2,100mの標識(「2,000mの草付」の標識は確認できませんでした)
槍ヶ岳方面(晴れてきて眺望がすばらしいです)
穂高岳方面
笠ヶ岳方面(杓子平近くからやっと笠ヶ岳が顔を出してくれます)
杓子平
杓子平から笠ヶ岳方面
杓子平から稜線方面(杓子平への道と稜線への道の最後の方はジグザグに急登する道で、一方が切り立っていて道は平の岩でおおわれているところもあるため滑落に注意して慎重に通過しました)
杓子平入口方面(振返り)
稜線部から笠ヶ岳方面(やっと稜線に到着しました。稜線部からの眺望に圧倒され、稜線部の標識の写真を撮り忘れてしまいました)
稜線部から黒部五郎岳、薬師岳方面
稜線部から鷲羽岳方面
稜線部から黒部五郎岳、薬師岳方面
抜戸岩
笠ヶ岳山荘の夕食(16時20分より食べました。夕食後山頂を目指しました)
笠ヶ岳山頂(山頂到着は17時頃でしたが、360度の大パノラマを楽しむことができました。背後(東方面)は槍・穂高方面)
山頂から北方面(北アルプス最深部方面。黒部五郎岳、薬師岳、立山・剱岳、水晶岳、鷲羽岳方面)
山頂から北東方面
山頂から南方面(焼岳、乗鞍岳、御嶽山方面。焼岳の上に中央アルプス、南アルプス方面がうっすらと眺望できました)
山荘の朝食(5時から食べました)
笠ヶ岳山荘(三日目の山荘付近はガスって眺望が全くありませんでした)
稜線上でライチョウと出会いました
笠新道分岐の標識
またライチョウに出会いました
秩父平
大ノマ乗越の標識(大ノマ岳の標識は確認できませんでした)
この辺りは紅葉が始まっていました
弓折乗越の標識(天気予報では9時頃から晴れとなっていましたが、残念ながら稜線上ではガスが晴れませんでした)
鏡平山荘方面
鏡平
秩父沢出合




