行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
七倉山荘(08:30)・・・船窪小屋(13:05)
【2日目】
船窪小屋(06:03)・・・船窪乗越(06:52)・・・2459m峰(08:06)[休憩 5分]・・・不動岳(10:20)[休憩 16分]・・・南沢岳(12:15)[休憩 12分]・・・山頂分岐(13:25)[休憩 5分]・・・烏帽子岳(13:50)[休憩 15分]・・・山頂分岐(14:17)・・・烏帽子小屋(14:40)
【3日目】
烏帽子小屋(06:30)・・・三角点(07:15)・・・中休(07:54)[休憩 6分]・・・ブナ立尾根登山口(09:18)[休憩 1分]・・・高瀬ダム(09:54)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
後立山と裏銀座をつなぐこの山域は、比較的人の少ないエリア。今回初めて七倉→高瀬ダムの周回コースを巡った。【初日】船窪小屋まで標高差1400mの登り。高瀬からのブナ立尾根に負けずとも劣らない急登であるが、1時間ごとに小休憩をとりながら着実に標高を上げる。森林限界の“天狗の庭”では、眼下に高瀬ダム、遠くに槍ヶ岳の絶景が迎えてくれる。この日は、船窪小屋の美味しい夕食を2年ぶりに味わいたく、敢えて小屋泊まり。消灯まではランプの下で、囲炉裏を囲み他の登山客と山談義を交わした。【2日目】メインの縦走日。このコースの頑張りどころは、船窪岳、不動岳、南沢岳それぞれの登りとなるが、ルート全般を通じ左手の不動沢側の崩壊が激しく、近寄り過ぎないよう注意すべき箇所がいくつかある(基本的には安全な樹林帯側に登山道が作ってある)。ルートの前半では槍ヶ岳と燕岳や大天井岳などの表銀座の名峰の絶景を楽しみながら進み、中盤では立山、剱岳の絶景、後半では赤牛岳、薬師岳を遠望しつつ、南沢岳を過ぎて烏帽子岳までの間には箱庭の様な池塘群(烏帽子田圃)が佇み、山岳景観を存分に楽しむことができた。夏場ということもあり飲料は2リットルぐらい消費。テント装備ではコースタイム通り8時間を超える行程となった。この日は烏帽子小屋にテント泊。【3日目】ブナ立尾根を降って下山。登山道はよく整備され歩きやすかった。
追記: 船窪小屋から烏帽子岳への縦走路に水場はなく、事前に十分な飲料を確保しておく必要がある (夏場は最低2リットル)。船窪小屋のテン場近くにあった水場は現在利用できず、縦走前の水の補給は小屋での購入となる (空きボトルがあればそれに雨水を煮沸した水を分けてもらえる、もしくは市販のジュース類を購入)。
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