足慣らしの低山ハイク。仏果山に出かける。それだけでは勿体ないので、高取山から仏果山を経由して経ヶ岳へとミニ縦走を楽しむ。土曜日の割に人出は少なく、自分なりのペースで歩くことができたのは良かった。

本厚木駅から半原行きのバスに乗る。登山客は３人ほど。
先ずは、野外センター前バス停から県立愛川ふれあいの村を巻いて高取山に向かう。メタセコイアが黄色く色づき始めていた。バイパスの下を潜って登山口へ。ルートは整備されていて問題ない。
林道を横断した先にベンチがあるので、一息入れてからまた登っていく。ボチボチ紅葉が見られる。花はコウヤボウキくらいなもの。
半原の町並みを見下ろすことのできる高取山には１時間半ほどで到着。気温が上がりすぎて景色が霞んでいる。これでは展望台に上がっても仕方がないかと、上るのは止めにする。
休憩後、紅葉を楽しみながら宮ヶ瀬越を経由して仏果山へ。時間が早いのか、土曜日にもかかわらずに以外と空いている。
お気楽コースだとこのまま下るのだが、もう少し歩くことにして、経ヶ岳方面へと足を進める。
しばらくは、細い稜線伝いの歩行が続く。慎重に足を運ぶ。
ベンチのある広場からは植林帯を急下降していく。革籠石山からも更に下り、ベンチを右折して土山峠分岐へ。引き続き稜線を進み、最後にまた急な階段道を下る。飛び出した車道が半原越。
経ヶ岳へは、ここから急登していく。段差の大きな階段道がきつい。植林帯を抜けると、また紅葉が楽しめる。途中の展望ベンチを経て、ロープ付きの急な階段道を登れば経石が現れる。ここから山頂は直ぐだ。
山頂からは丹沢方面がよく見えるのだが、景色は一層霞んできている。残念。
ここからは、ほぼ植林帯の下り。足下に気をつけながらどんどん下っていく。途中、何カ所かベンチが設けられている。中間で林道を横断する。
最後に堰堤を２つ越えると、後は荒れた林道を下るのみ。合流した車道を左に行けば半僧坊バス停がある。