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P1654の尾根〜野陣ノ頭北尾根〜サワラノ平南尾根〜七ツ石山北尾根 ワンデイハイク

鴨沢バス停、小雲取、P1654の尾根、小雲取谷、野陣ノ頭(P1845)北尾根、富田新道、サワラノ平(P1708)南尾根、唐松谷林道、唐松谷、七ツ石山北尾根、七ツ石山、鴨沢バス停( 関東)

パーティ: 1人 (加藤キーチ(モンターニャ) さん )

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行程・コース

天候

晴れて雲なし、石尾根上は風あり。

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

08:11〜鴨沢バス停をスタート
10:05〜ブナ坂に上がる
10:59〜避難小屋の東300mのco1930付近@小雲取⇔山荘の巻道〜11:26
11:27〜P1654尾根の下降を開始
12:25~小雲取谷の二又に下りる※~12:42
12:47~100m下流から野陣ノ頭北尾根に取りつく
13:52~野陣ノ頭P1845
14:13~サワラノ平P1708~14:25
14:26~サワラノ平南尾根の下降を開始
15:07~唐松谷林道に下り、150m上流に向かう
15:16~唐松谷に下りる~15:26
15:26~七ツ石山北尾根に取りつく
16:28~七ツ石山~16:36
18:16~鴨沢バス停フィニッシュ
.
※手元の資料では沢の名称を特定できない。右又はヒネキカルメ窪、左又は石垣小屋窪かと思うが、違うかもしれない。

コース

総距離
約23.8km
累積標高差
上り約2,647m
下り約2,639m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

地図を眺めていると雲取避難小屋の東、小雲取谷が上流の二股をつくる出合いに落ちる短い尾根がある。似たような尾根は無数にあり、いちいち追いかけていたらキリがないのだが、しかしそこには標高点が入っている。
三角点と異なり標石があるわけでもないが、経験則でいえば「何か見つかるかもしれない」。登り返せるなら野陣ノ頭P1845へ出て唐松谷に下り、七ツ石山の北尾根をやっつける。大粗な机上のプランと、ハイキングのじっさいにどれくらいの隔たりがあるだろうか。不安半分・楽しみ半分を抱えていそいそと出かけた。
概略は本文を、詳細は写真のキャプションを参照。
.
〇 P1654尾根
前述したように窪の名称がわかれば「〇○窪××窪中尾根」とするところだが、特定できないのでこのように仮称する。期待に反し、P1654周辺を含め人工物を見かけない。
/山荘への巻き道上の下降点co1930m~小雲取谷の二又co1540mの標高差390mに距離1000m、平均勾配39%。人工物を見ず/
.
〇 野陣ノ頭(P1845)北尾根
着地した出合から100mほど小雲取谷を下降し、傾斜はあったが木や根を頼りに這い上がる。北面する谷底だからだろうか、木の根がモロモロでやたらと折れる。co1600m~1670付近がけっこうなヤブ。野陣尾根の直下は大倒木帯。
/小雲取谷co1520mの取りつき~野陣ノ頭co1845の標高差325mに距離1000m、平均勾配33%。人工物を見ず/
.
〇 サワラノ平(P1708)南尾根
前年2月にやはり下降で歩いているが※、今回は末端の支尾根を西に振って唐松谷林道に下りる。野陣尾根~唐松谷の径路として利用しやすい尾根だと思う。
/サワラノ平co1708m~唐松谷林道co1320mの標高差388mに距離1100m、平均勾配35%。人工物を見ず/
/※20230206の、サワラノ平南尾根を含む記録/
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=262376
.
〇 七ツ石山北尾根
取りつきの傾斜がとてもあり、オフトレイルの尾根としては上級者向けかと思う。基部に石積みの跡があるなど人の手が入った痕跡が残る。どこかに径路があるのではと探ったが時間切れ、末端からまっすぐ上がり苦労する。ルート探しは次回の宿題とする。
/唐松谷の前窪出合いco1320m~七ツ石山co1757mの標高差437mに距離1500m、平均勾配29%/
.
(20240114 了)


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フォトギャラリー:50枚

1.
地上は晴れて暖かい。東日原バス停にて。
お「8人くらいバスから降りて、みんな歩き出してるんだ。なんでおじさんはいつもビリケツなんだろうなあ?」
オ「………………」

2.
ブナ坂に上がる。毎度のことだがブナ坂手前から気温が下がり、風も出てくる。

3.
ダンシングツリー付近から富士山。風が強そう。

4.
山荘への巻き道に入る。

5.
P1654尾根の下降地点ちかくで腰をおろす。風を避ければ1月なのに座りこんで休めるくらいに暖かい。グローブも綿なしだし。
休憩中にワンコが2匹、でっかいのと小さいの。

6.
P1654尾根の下降はじめ、足元注意のササ原をゆく。

7.

8.
ササ原が切れる標高をとろうと思っていたのにいつも忘れる。振り返り見上げて。

9.
P1654標高点付近。なにも見つけられず。

10.
あと100mで二又。
お「降りられるかどうか、瀬戸際のヒリヒリする感覚がなんともいえないんだ。オルソくんわかる?」
オ「………………………………………………」

11.
存外に問題なく降りられそうで、ホッとするやら拍子抜けするやら。

12.
二又に下りた。尾根末端を振り返り見上げ、

13.
下流に向きなおって出合いを撮る。薄い積雪のせいで細い流れがさらにわかりにくい。

14.
立ち位置を変えて下流と、

15.
右又の上流。

16.
下流に向かい野陣ノ頭北尾根の取りつきを探す。

17.
ここを上がることにする。

18.
写真17の末端。「つかむものが多いのでなんとかなるのではないか」。

19.
前後するが、写真17から上がったのは下流が滝らしいので。

20.
一段上がり、もう少しで安全圏。
道中の木の根が折れるのに参る。「バキッ」ではなく「もそっ」。

21.
ヤブっぽくなる。

22.
ヤブのなかの獣道をゆく。

23.
まだヤブ。
お「年寄りは気が短いんだ。いい加減にしてくれってマリア様にメッセージだ」
オ「………………」

24.
抜けた。

25.
野陣尾根の直下は倒木またぎのアスレチック。

26.
尾根に上がる。立木に山名標。

27.
権衛尾根の分岐を過ぎる。

28.
野陣尾根も非常に雰囲気が良い。

29.
サワラノ平に着く。林班の標識が3枚もあるのは珍しいので、全部撮っておく。

30.

31.

32.

33.
お「もう14時半だってのに。奥多摩の奥であと2本尾根をやろうって、どうしてこんな性分に生まれついたのか。生まれ変われば治るかなあ」
オ「………」

34.
サワラノ平南尾根は2回目だし時間が押してるし、で道中は省略。
唐松谷林道の桟道が見える。

35.
窪に降りて林道に上がる。

36.
林道を上流へ。

37..
七ツ石山北尾根の末端。はじめて意識して眺める尾根末端の傾斜があり動揺する。林道から谷に降り渡渉するプロセスは問題なし。

38..
しばらく右往左往するも、尾根末端の正面を九十九に上がることにする。

39.
サワラノ平南尾根の下降途中から足がつり、急斜面を上がるところでどうしようもなくなる。暫時休憩。

40.

41.

42.

43.
山頂の石の裏側に上がるわけか。

44.
七ツ石山に着く。山のいちばん美しい時間のはじまり。

45.

46.
お世話になりました。まだ残っておりまして、無事に下ろしてくださいな。

47.

48.
ヘッドランプは点灯しているが、まわりこむ尾根の所々で残照を眺めることができる。

49.
なにやらロマンチックな鴨沢集落。

50.

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装備・携行品

【その他】 ラ・スポルティーバのウルトララプターⅡレザー。(以下ほとんどモンベル)。起毛タイツ・長ズボン・チェーンスパイク。メリノウール厚手にフリース中厚手・カンガルーヤッケ・バラクルバ・ペツルのヘルメット・ブラックダイヤモンドのフルフィンガーグローブ→テムレス。ザックはモンベルのアルパインライト30Lにヘッドランプ・スマホ(カメラ+GPS地図+ボイスレコーダー)・バッテリー充電器と予備電池・ココヘリ発信機・雨具上・綿入りアウター・傘・ロールペーパー。ハイドレーションに水1.8L・コッペパン・おにぎり2・ナッツとドライフルーツ+塩。着替えとサンダルは奥多摩駅のコインロッカー。

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