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【Part 1】ヤケト尾根下段径路上流 ワンデイハイク

ヤケト尾根、ヤケト尾根下段径路、オッコシ尾根、日陰名栗沢、ツバノ尾根、高丸山、日陰名栗山南尾根( 関東)

パーティ: 1人 (加藤キーチ(モンターニャ) さん )

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行程・コース

天候

曇り。2回短時間の小雨。峰谷橋のバス停で降り出す。

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

08:14~東日原バス停をスタート
09:06~日原林道のヤケト尾根下降点~09:14
10:02~ヤケト尾根下段径路、co1060m~10:09
10:32~(日蔭名栗沢左又の手前250m)~10:58
11:18~日蔭名栗沢左又
11:36~オッコシ尾根、標高を上げて道に迷いもとに戻る~12:45
13:20~日蔭名栗沢、co1090~13:33
13:56~ツバノ尾根~14:04
15:17~高丸山
15:35~石尾根の日蔭名栗南尾根下降点
16:35~ボウズ谷の林道に下りる
17:11~峰谷バス停~17:22
17:54~峰谷橋バス停フィニッシュ

コース

総距離
約21.1km
累積標高差
上り約2,713m
下り約2,802m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【訂正】はじめ当レポートのタイトルを『ヤケト尾根〜前窪』としましたが、ヤケト尾根の下段径路は前窪まで届かないようです。訂正して『ヤケト尾根下段径路上流』とします。
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これまた古い公文書ネタになる。
素っ気ない表組みのなかに、
― ヤケトオネ〜マエクボ
とあるのを見つけた。
となればヤケト尾根下段径路の、上流の目的地は前窪らしい。
初見の今回はなんとか日陰名栗沢を渡りツバノ尾根まで回りこむことができた。
概略は以下の本文を、詳細は写真のキャプションを参照。
.
○ ヤケト尾根下段径路上流方向
冒頭の訂正に記したが、前窪が唐松谷に出合うのはおよそco1300m。なのに下段径路はなかなか標高を上げない。翌週の続きの山行とあわせ、下段径路はとても前窪に届かないと判断してタイトルを修正した。もちろん、下段径路をきちんとたどれている100%の確証はないので、あくまで参考記録として眺めていただきたい。
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崩落が多くあるにせよ、オッコシ尾根の手前300mまでは道跡はわりとはっきりしている。倒木にテープも見かけたから道をたどれたと思う。オッコシ尾根を越え日蔭名栗沢に降りる斜面は傾斜が強く、道をたどれた実感は少ない。沢の対岸には上流と下流に踏み跡があり、今回は下流をとってツバノ尾根に回りこんだが、上流を選べばまた別のオフトレイル・ハイキングが出来あがっていただろう。
歩いた道跡は頑固にco1100m付近を維持していた。
.
○ メモ
チェーンスパイクとアックスは下段径路のオッコシ尾根手前300m~ツバノ尾根で使用。
むかしオッコシ尾根を上がったとき※に見かけた、尾根を横断する踏み跡を下段径路だとカン違いしていた。そのときはco1180mあり、しかし今回尾根に回りこんだ標高は1100mちょっと。「あの踏み跡」を探そうと標高を上げたのが道迷いのはじまり。尾根の西面の踏み跡もどきは先が続かず、なおも登りながら道を探したものだから1時間も道に迷った。
ツバノ尾根を高丸山に上がる退路を選んだが、14時から600mの登りはツラかった。
日蔭名栗南尾根は標石とテープあり、最初だけ傾斜はあるがまっすぐの尾根で道迷いの可能性がわりと低いのでは。下山路にちょうど良い。赤指山の尾根も試してみよう。
メマトイにたかられ左目の上を刺される。ダニにも喰いつかれたが引っこ抜いた。奥多摩はもう虫のシーズンだ。
.
/20220612、オッコシ尾根を含む記録/
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=246976
.
(20040505 了)

続きを読む

フォトギャラリー:36枚

1.
お「おはようオルソくん。きょうの憂いは雨が降り出すまでに下山できるかどうか、なんだ。2-3時間遅らせるなんて、マリア様にはカンタンなことだろ?」
オ「…………」

2.

3.
思うところありまずは下段径路を下流方向へ。

4.
戻ってこちらが進行方向=上流方向。

5.
歩きはじめ。ボイスレコーダーに「おもしろそう」。

6.

7.
♪♪♪

8.
すぐにアヤしくなる。先が見えるので道は追えるが。

9.
前方の見える道跡を頼りに横断する。

10.
支障木の認識があるのか。テープはさほど古くない。振り返って。
手前でチェーンスパイクをつけアックスを下ろしている。

11.
ごく細い流れのある窪を渡る。

12.
より水量のある窪を渡る。地図上では日蔭名栗沢の左又の左又にあたるようだ。

13.
現在地の標高と、22年の初夏にオッコシ尾根を上がるときに見かけた「踏み跡らしきモノ、co1180m」が気になりだす。道迷いの下地を自分でつくっている。

14.
ここに道があったとは思えない。ときどきあるケースだが、尾根で標高を変えるのか?
このときはまだ「前窪まで」を意識しているので標高を上げ、本格的道迷いにハマる。

15.
途中を端折るが、オッコシの西面を眺め尽くした。

16.
1250まで上がってあきらめる。むかし見た踏み跡がマボロシだと言い聞かせるのに時間が要った。
お「オルソくん、出直しだ出直し」
オ「…………」

17.
引き返す途中。ドーンとつついてみたかったが止めておく。

18.
もとの地点、1100付近にもどる。
西面の続きはココと、

19.
さらに下のココ。根拠はないがこちらをとる。

20.
写真14-16で道がないか探していた斜面を見上げる。

21.

22.
眼下の日蔭名栗沢がなかなか近づかない。

23.
もうひといき。降りきる前に対岸を観察しておく。

24.
まず正面は長い崩落あと。

25.
左=上流に踏み跡あり、だが「動物の踏み跡」に賭けよう。

26.
写真24の右=下流の踏み跡、「道はきっとこっちだ」。
お「サイコロ振ってるみたいだな」
オ「…………」

27.
日蔭名栗沢に降りる。

28.
暫時休憩後、写真26の道をゆく。

29.
ひと戦してから、

30.
なんとかツバノ尾根にまわりこむ。尾根上から眺めても道があるとはわからない。

31.
きょうはここまで。
尾根西北面の続きを確認してから撤収の登りを開始する。

32.
息を切らして登りながら。いろいろ踏み跡が気になってしかたない。

33.
高丸山。

34.
日蔭名栗山南尾根を下る。

35.
峰谷バス停、いちにち3本のバスは20分前に出たあと。
お「まあこんなもんだ。プラマイゼロってやつだな」
オ「…………」

36.
峰谷橋バス停に着く。バスを待つ間に降りはじめる。
お「どうせならバスに乗ってから、だろ?マリア様もいけずだよなあ」
オ「……………………」

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装備・携行品

【その他】 ラ・スポルティーバのウルトララプター。(以下ほとんどモンベル)。タイツ・半ズボン・チェーンスパイク。メリノウール厚手・(カンガルーヤッケ)・ペツルのヘルメット・ブラックダイヤモンドのフルフィンガーグローブ。サレワのアックス。ザックはモンベルのアルパインライト30Lにヘッドランプ・スマホ(地図+GPS+カメラ+ボイスレコーダー)・バッテリー充電器と予備電池・ココヘリ発信機・雨具上・中厚手フリース・傘・ロールペーパー。ハイドレーションに水1.5L・コッペパン2・黒糖。着替えとサンダルは奥多摩駅のコインロッカー。

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