行程・コース
天候
二日間共に快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
有明荘から400m程下った路肩スペースに駐車しました。
06:00頃に有明荘前に到着しましたが、第3駐車場手前に掲示されている満空表示板では第1~3駐車場は全て満車となっていました…
路肩の空きスペースも軒並み埋まっていたので、もう少し到着が遅れたら駐車不可になっていたかもしれず、かなり焦りました(汗)
この登山記録の行程
計画と実際の通過時間。
【1日目】
06:45 [05:45] 安曇野市営第1駐車場 ※満車の為、有明荘手前400mの路肩スペースへ変更
07:08 [06:00] 中房・燕岳登山口
07:52 [07:10] 第2ベンチ ※休憩 40分 ☆第1~3、富士見ベンチでの各休憩含む [20分]
09:26 [09:20] 合戦小屋 ※休憩 19分 [20分]
10:37 [10:45] 燕山荘 ※休憩 3分 [20分]
10:57 [11:35] 燕岳 ※休憩 117分 [60分]
13:17 [13:00] 燕山荘 ■燕山荘にて一泊
16:50頃 夕食
20:30頃 就寝
休憩時間 … 3.0時間 [2.0時間]
行動時間 … 3.6時間 [5.3時間] ※計画の68%
合計 … 6.6時間 [7.3時間]
【2日目】
02:00 起床
05:10 [04:50] 燕山荘
05:24 [05:20] 燕岳 ※休憩 136分 [60分]
07:46 [予定無] 北燕岳 ※休憩 46分 [無し]
08:57 [06:45] 燕山荘 ※休憩 61分(朝食) [30分]
10:31 [08:00] 合戦小屋 ※休憩 15分 [10分]
11:44 [09:20] 第2ベンチ ※休憩 29分 ☆第1~3、富士見ベンチでの各休憩含む [無し]
12:37 [10:05] 中房・燕岳登山口
12:59 [10:20] 有明荘手前400m路肩スペース
休憩時間 … 4.8時間 [1.7時間]
行動時間 … 3.0時間 [3.9時間] ※計画の77%
合計 … 7.8時間 [5.6時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 37 (体重 58Kg / 荷物重量 20Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 2891kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【コース状況】
燕岳山頂に至るまで全体的に綺麗に整備されていて危険箇所はほぼ皆無、道標も至る所に有り道迷いの心配も無くガイドブック等に記載されているとおり北アルプスデビューにもってこいのルートだと思います。
ただそうは言っても登山口~燕岳迄1400mの標高差があるのである程度の体力は必要だと思います。
【周辺情報】
1日目は燕岳山頂より約1Km南側に建つ「燕山荘」にて一泊しました。
1泊夕食+翌朝の弁当付き ¥15,000でした。
夕食は17:00、消灯時間は20:30でした。
※宿泊人数が多い為、夕食は17:00と17:45にグループ分けられていました。
今回は翌朝05:00出発の予定だった為、朝食の弁当を前日に受け取りました。
赤い屋根と黒茶の外壁が特徴的な北アルプスでも有数の歴史ある山小屋です。
一番手前の本館は1935年当時に造られた建物なのだそうです。
夕食はハンバーグにご飯、味噌汁、白身魚、ポテトサラダ、椎茸とタケノコの煮物、デザートにヨーグルトとボリューム満点でした。味噌汁とご飯はおかわり出来ます。
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下山後は「有明荘」にて入浴しました。
大人一人 ¥750でした。
内湯はやや小さめで洗い場も5ヶ所とこじんまりとしていますが、露天風呂はかなり広く開放的でのびのびと入浴出来ます。泉質は単純硫黄温泉との事で湯ノ花が浮いた無色透明のお湯で硫黄の匂いがします。食事処(11:00~14:30迄営業 14:00 L.O.)や無料休憩所も有る良い温泉でした。
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入浴後は有明山神社すぐ横にある「そば処 くるまや」にて昼食兼夕食としました。有明荘から25分ほど (約12Km)
大盛りメニューが豊富で、特に登山あとにお腹が空いて「蕎麦をたくさん食べたい!」と考えているかたにお勧めのお店です。
今回は「海老天ざる大盛り」¥1,510を頂きました。大盛りでも普通の蕎麦屋さんの倍くらいの量があります。
香りはそこまで強くないですが、あっさりとした蕎麦でたくさん食べられます。めんつゆも蕎麦が多いと途中で無くなってしまいますが、店員さんにひと言伝えれば追加で持ってきて貰えます。
「馬のもつ煮」¥580もお勧めです!柔らかくて臭みが全く無く、しっかりと煮込まれた馬もつにシャキシャキの長ネギがメチャクチャ合っていて美味でした。
【備考・反省点等】
シーズン中の中房温泉登山口は平日でも駐車場が満車になる事がわかった。
暗い内に到着するくらいで計画しないと最悪駐車出来ない可能性もある…
【感想】
約二ヶ月前の山行記録になります。
8月の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳に続き今回も北アルプス登山として燕岳に行ってきました。元々は7月の金峰山登山以来久々の弟 & 職場の後輩S君との3人合同登山として計画していました。しかし、山行直前に二人とも体調不良にて参加不可…結局いつも通りのソロ登山となってしまったという経緯がある山行です(泣)
天はそういう経緯を知ってか知らずか、登りはじめから終始快晴で、燕岳山頂からは穂高~槍ヶ岳の山々の他、表銀座~裏銀座、後立山連峰、立山連峰をはじめ、遠く八ヶ岳や富士山、南アルプスの山々も望む事の出来る360°の大展望が広がっていました。個人的には一緒にいくはずだった二人にもこの景色を見せてあげたかったなという気持ちが強かったというのが本音ですが、せっかく来たのだから楽しもう!と気持ちを切り替えて燕岳登山 & 燕山荘での山小屋泊を楽しみました。
二日目は2時頃に起床しましたが雲一つ無い綺麗な星空が広がり、久々の星景撮影にチャレンジする事が出来ました。日の出前後は東の空に薄雲が広がってしまい昨年の北岳の時のような綺麗なご来光とはならなかったものの、下山まで終始天気に恵まれ快適な登山を楽しむことが出来ました。
※昨年、同じ時期に登った仙丈ヶ岳登山後の体調不良が原因で参加出来なかった「いわて盛岡シティマラソン」に今年も参加予定だったので、いつも以上に体調に気をつかって登山に臨みました。おかげで体調を崩すことも無く無事にマラソンを完走出来ました。(GLOSS TIME 03:55:07)
下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/17181102763
フォトギャラリー:110枚
本日の朝飯。
孤独のグルメ in 梓川SA 下り。
「ソースかつ丼」¥1,020。
元々は弟と職場の後輩S君の三人合同登山の予定でしたが、二名共体調不良にて参加不可、結局ソロ登山となってしまいました…
今回の山行のスタート&ゴール地点である安曇野市営第1駐車場…とするはずでしたがまさかの満車のため、有明荘から400m程手前の路肩に駐車しました。
千葉の自宅出発 01:30 → 06:15頃到着。
中房温泉登山口の登山相談所。
駐車スペースから登山口まで約20分でした。
「中房温泉 湯原の湯」前が合戦尾根登山口です。
綺麗な公衆トイレもあります。
いきなり樹林帯の急登がはじまります。
歩き始めて1時間ちょっとで第2ベンチに到着。
第2ベンチにて小休憩。
富士見ベンチに到着。
富士見ベンチより木々の間から富士山を望む。
他の登山客のかたも遠くに見える富士山を代わる代わる写真に収めていました。
合戦小屋手前の急登を進む。
「合戦小屋まであと5分!」の標識に元気を貰いました。
合戦小屋に到着。
麓(有明荘前)からの荷揚げ用ケーブルと休憩用ベンチ。
標高2488mの合戦沢の頭に到着。(ヤマレコだと合戦山という地名でした)
赤い屋根の燕山荘が見えてきました。
燕山荘~大天井岳への稜線越しに北穂高岳~槍ヶ岳を望む。
燕山荘への最後の登り。
計画だとこのあと燕山荘にチェックインし燕岳を目指す予定でしたが、あまりの快晴・絶景に一気に燕岳山頂を目指すことにしました!
燕山荘から約15分で燕岳山頂に到着です!
360°の大展望が広がっていました!
先に山頂で休憩していたご年配のご夫婦に記念に槍ヶ岳を背に撮って頂きました。
8月中旬に弟と登った爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳。
槍ヶ岳。
大天井岳。
中央に大天荘も見えます。
双六岳と三俣蓮華岳。
鷲羽岳とワリモ岳。(鷲羽岳の左奥に黒部五郎岳)
水晶岳(写真右側のピーク)。中央に水晶小屋。
三角点も忘れずに。
360°の大展望を楽しみながらの休憩、たまらないですね。
たくさんの登山客が到着していましたが、皆、大展望に歓声をあげていました。
北燕岳。
写真の男性が指さしている場所に燕岳山頂を示す標石が埋められています。
1時間半たっぷりと休憩したので、今宵の宿である燕山荘に戻る事にします!
往路で撮り忘れていためがね岩。
登山道脇のケルン。
燕岳山頂方面を振り返って。
花崗岩と白砂が青空に映えますね!
往路で撮り忘れていたイルカ岩。
燕山荘に到着です。
想像以上に大きな山小屋で、ひっきりなしに登山客が到着していました。
燕山荘前の大きな道標と燕岳。
入口の受付スペース。
チェックイン後、喫茶サンルームにてお待ちかねのケーキを頂きました!
メニューも豊富です。
ケーキセット¥1,000。
クラシックショコラを頂きました。
ケーキフェア開催期間中でした。
ケーキセットを注文した場合は、¥300でケーキがおかわり出来ます!
勿論、ベイクドチーズケーキは欠かせませんね(笑)
日の差し込む明るいテラス席。
喫茶メニューだけではなく、昼食メニューも豊富です。
宿泊人数が多いので、夕食は二回に分けられていました。
軽食後、山荘付近を散策しました。
山荘前のベンチで休憩する登山客と槍ヶ岳。
燕岳への稜線。
燕山荘前のテント場。
安曇野側から雲が広がってきていました。
気付いたら自分の影が雲に写っており、爺ヶ岳に続きここでもブロッケン現象を体験出来ました。
この時間になっても続々と登山客が到着していました。
燕山荘の山男の石像です。思っていたよりも小さいです。
散策後は今宵の寝床の準備です。
各段毎に3名ほどのスペースがあります。
今回は2Fのスペースでした。
20分ほど仮眠を取りました。
本日の夕食。
ご飯と味噌汁共におかわりしてしまいました。
夕食後は山荘の外で日の入りを待ちました。
写真は登山客越しの鹿島槍ヶ岳。
たくさんの登山客のかたが日の入りを待っていました。
マジックアワーの空と槍ヶ岳~裏銀座の山々。
このあと、20:30の消灯と同じくらいのタイミングで就寝。
02:00頃起床し、外を見ると満点の星空が!
前日中に準備していたカメラを持って久々の星景撮影にチャレンジしました。
こちらは燕岳方面。
薄らと天の川も写せました。もっと上達したいです!
おはようございます。燕岳山頂より日の出前の空です。
遠く富士山を望む。
浅間山とご来光。
富士山と南アルプスの山々。
昨年同じ時期に登った北岳と仙丈ヶ岳も見えます。
薄らモルゲンロートの奥穂高~槍ヶ岳の山々。
槍ヶ岳と北鎌尾根。
奥穂高岳。
燕山荘~大天井岳~常念岳のパノラマ銀座の山々。
前穂高岳~槍ヶ岳の山々。空の色が刻一刻と変わっていきます。
燕山荘と常念岳。
朝日を浴びる笠ヶ岳。
山頂右手に笠ヶ岳山荘も見えます。
日の出後の浅間山。
北燕岳と立山・剱岳。
遠く八ヶ岳~富士山~南アルプスの山々を望む。
笠ヶ岳と双六岳。
双六岳と三俣蓮華岳。
黒部五郎岳、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳。
野口五郎岳。(写真右奥に赤牛岳)
針ノ木岳。
山頂で談笑する人々。
せっかくなので僕も山頂標石と一緒に撮って貰いました。
背後の北燕岳と立山・剱岳と良い感じに撮影して頂けました!
北燕岳にも足をのばしてみました。
北燕岳より燕岳山頂。
餓鬼岳を望む。その奥に雨飾山、焼山、火打山も見えます。
爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳。
オレンジ屋根の種池山荘もはっきりと見えます。
鷲岳と五色ヶ原山荘。
餓鬼岳への東沢乗越の分岐点。
燕山荘に戻ってきました。
喫茶サンルームにて朝食の弁当を頂きました。
シュウマイや白身魚、卵焼きの入った海苔弁当で美味でした!
二日目も快晴也、去りがたい絶景が広がっていました。
一緒に行く予定だった後輩S君と弟にもこの景色を見せてあげたかったですね…
名残惜しいですが下山を開始します!
合戦小屋にて小休憩。
「おしるこ始めました」の看板が!これは見過ごせません(笑)
さっそく頂きました。焼いた餅と餡子の甘さが絶妙でした!
他にも昼食メニューも豊富です。
煮込みうどんも旨そうですね!
合戦小屋から2時間ほどで中房温泉登山口に降りてきました。
写真は登山口の公衆トイレです。
第3駐車場以外は未だ満車でした。
流石、表銀座ルートの玄関口ですね…
合戦小屋への荷揚げ用ケーブル事務所。
有明荘手前の路肩スペースに無事下山。お疲れ様でした。
「有明荘」にて汗を流して行きました。
帰路途中の「そば処 くるまや」にて晩ご飯としました。
有明山神社鳥居の直ぐ横にあります。
本日の晩飯。
孤独のグルメ in そば処 くるまや。
「馬のもつ煮」¥580
「海老天ざる大盛り」¥1,510。
装備・携行品
| 【その他】
<シューズ> Sirio P.F.630 (トレッキングシューズ) <ザック類> Gregory KATMAI 55 (50L バックパック) karrimor mars top load 27 (27L サブザック) <アウター> mont・bell Storm Cruiser Jacket Men’s (レインジャケット) mont・bell Storm Cruiser Pants Men’s (レインパンツ) ARC'TERYX Atom SL Hoody Men’s (化繊インサレーション) mont・bell Superior Down Jacket Men’s (薄手ダウンジャケット) mont・bell Superior Down Pants Men’s (薄手ダウンパンツ) <パンツ> finetrack CAMINO PANTS (中厚手ロングパンツ) <シャツ> MILEET CASTOR WOOL ZIP LS (長袖ジップシャツ) <ソックス> HOSHINO V-System タビ形状2本指ソックス mont・bell Merino Wool Trekking 5 Toe Socks ※主にテント場や山小屋での休憩着 <アンダーウェア (パンツ・タイツ)> mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ) CW-X GENERATOR MODEL 2.0 (サポートタイツ) mont・bell Super Merino Wool MW Tights Men’s (中厚ロングタイツ) <アンダーウェア (シャツ)> MILEET DRYNAMIC MESH Short Sleeve (ショートスリーブドライレイヤー) mont・bell Super Merino Wool MW Round Neck Shirt Men’s (中厚ロングベースレイヤー) <その他ウェア類> mont・bell Trekking Gloves Men’s (薄手グローブ) SALOMON XA CAP (帽子) <ギア類 (トレッキング用品・テント & 寝具類)> PETZL ACTIK CORE (ヘッドライト) アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト) 東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴) FOX 40 MICRO (ホイッスル) LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール) <ギア類 (火器・ボトル・クックウェア等)> SOTO SLIDE GAS TORCH ST-487 (ライター) JETBOIL MicroMo (小型バーナー) Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水) mont・bell Flex Water Pack 1.0L (新2024 #3) (1.0Lソフトボトル 水) nalgene 32oz Wide Mouth Tritan Water Bottle + capCAP Plus 1.1L (水) TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ) <GPS、アイウェア等> GARMIN fēnix 7X Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ) 眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡) 眼鏡市場 i-ATHLETE IA-440 (通常眼鏡) <カメラ類> PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼) PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼) HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ) HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ) HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ) HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW (11-18mm広角ズームレンズ) Velbon UTC-63 (カーボン三脚) PENTAX O-GPS2 (カメラ用GPSユニット) Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ) TENBA Axis V2 4L Top Loader MultiCam Black (トップローディングカメラバッグ) |




