初冬の陣馬山　藤野から相模湖へ

日帰り

陣馬山（関東）

2024.12.14（土）

パーティ： 1人 (ムラチャンさん )

ムラチャンさん

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

電車
その他：朝は中央線藤野駅から。帰りは相模湖駅から。藤野駅から陣馬登山口へはバスの便があるが本数は少ない。

この登山記録の行程

藤野駅(07:05)・・・陣馬登山口(07:30)・・・栃谷分岐(07:50) [休憩 05分]・・・栃谷尾根登山口(08:10)・・・陣馬山（陣場山）(09:10) [休憩 40分]・・・奈良子峠(10:15)・・・明王峠(10:20) [休憩 15分]・・・栃谷林道出会い(10:45) ・・・大平小屋(11:05)・・・与瀬神社(12:00) [休憩 05分]・・・相模湖駅(12:15)

コース

総距離: 約13.5km

累積標高差: 上り約1,099m; 下り約1,114m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　今年はいっぺんに冬が来た。初冬の尾根歩きを求めて、藤野駅から栃谷尾根で陣馬山に登り、明王峠から相模湖駅へと歩いた。天気は快晴で陣馬山からの展望は最高、冬木立の尾根道は快適だった。
　藤野駅から神馬登山口へはバスの便もあるが早朝のため登山口まで歩くことにした。駅から線路沿いに歩き、踏入を渡って中央道を下のトンネルをくぐって、バス道路を歩く。
　神馬登山口バス停先を右、栃谷方面に向かう。栃谷分岐を左にとって舗装道路を登ってゆくと、稜線の上に真っ白な富士が顔を出した。トイレのある栃谷園地休憩所を過ぎ、栃谷の集落の中を通って墓地横の道を登り、茶畑を過ぎるとやっと舗装道路が終わり山道となる。今回の栃谷尾根コースは、陣馬山登山コースの中で一番古く開かれた道とのこと。樹林帯の登りが多いが道はよく整備されていて歩きやすい。植林帯が終わり、奥高尾縦走路に出れば陣馬山頂は近い。
　山頂は快晴、３６０度の展望が待っていた。富士には少し雲がかかってきたが、西には小金沢連嶺から大菩薩嶺が、そして笹尾根の山々の上に三頭山、御前山、大岳山。関東平野をはさんで、うっすらと日光白根山と男体山、そして筑波山が確認できた。東京のビル群の上にはくっきりと東京スカイツリーが。さらに丹沢の山々の左には白く輝く相模湾の中に江ノ島が浮かび、その向こうに三浦半島と房総半島がよく見えた。陣馬山には何度も来ているが、房総半島まで見えたのは初めて。山頂には次々と登山者が登ってきて、大賑わいであった。
　明王峠に向かって下山開始。人気の縦走路とあって、次々と登山者とすれ違う。不動明王が祀られた明王峠でもたくさんの登山者が休んでいた。
　相模湖の向かう下山路もよく歩かれていて歩きやすい。途中、矢ノ音、大明神山、子孫山ノ頭などのピークがあり、山頂をたどることもできるが、特別展望がいいこともないので脇道で通過する。相模湖に向かって下る途中の相模湖が美しい展望台は休憩に最適。途中、古い木製の階段が壊れ、鉄製の釘だけ残ったところがピンクテープでマークされていたのは親切である。与瀬神社で中央道を越えれば相模湖駅は近い。
　高尾山から続く奥高尾縦走路は人気のコースだけあってたどる人は多いが、今回のコースは歩く人も少なく、静かな山歩きが楽しめる。栃谷コースは舗装道路歩きが長いのが玉に瑕。バス停の神馬登山口からすぐ山道に入る一ノ尾尾根で陣馬山に至ることもできる。所要時間は栃谷コースとほとんど変わらない。