登山記録詳細

無雪期登山
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赤石岳~聖岳縦走 3テン泊で行く赤石沢源流部稜線縦走の旅 赤石岳、聖岳(南アルプス)
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記録したユーザー

dari88 さん
  • 日程

    2011年8月5日(金)~2011年8月8日(月)

  • パーティ

    2人 (dari88 さん 、家内 さん)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:・畑薙第一ダムの駐車場まで車。
    ・ダムから椹島までは東海フォレストの送迎バスで1時間です。
     乗車時に3000円分の小屋利用券を購入します。
     帰路の乗車時には素泊り以上の宿泊料金領収書が必要です。
     我々はテン泊なので、椹島ロッジで素泊り分の差額1000円を払って領収書をもらい、バスに乗りました。

  • 天候

    8月5日: 晴れのち曇り 8月6日: 晴れのち曇りのち雷雨 8月7日: 晴れのち曇りのち雷雨 8月8日: 晴れのち曇りのち雷雨 最低気温は12℃前後でした。

この登山記録の行程

椹島(1125m)9:10-(6:10)-
15:20赤石小屋(2545m)(テン泊)5:10-(4:35)-
9:45赤石岳(3120m)10:10-(3:20)-
13:30百間洞山の家(2470m)(テン泊)5:05-(4:35)-
9:40兎岳(2818m)10:00-(3:05)-
13:05聖岳(3013m)13:25-(2:10)-
15:35聖平小屋(2265m)(テン泊)4:55-(5:25)-
10:20聖岳登山口10:30-(0:55)-
11:25椹島  合計(30:15)


総距離 約30.7km 累積標高差 上り:約4,177m
下り:約4,175m
・トイレは各山小屋にきれいなトイレがあります。
・コースはよく整備されておリ、特に危険な所はありませんでした。
・テン場の料金(1人当り)は、以下の通りでした。
  赤石小屋 600円+トイレ100円
  百間洞山の家 600円
  聖平小屋 500円
・百間洞山の家のテン場では、1番の場所にテントを張ってはいけません。雨が降ると小沢の水が直接流れ込むので、床下浸水状態になりました。
・日本百名山 赤石岳、聖岳
・ルート図には GPS 747A+ のログ(高度は標高に変換済)をアップロードしています。



 長ーい夏休みということで、家内の実家をベースにして南アルプス南部の縦走を企画しました。
 昨年は悪沢岳~赤石岳まで歩いたので、今年は赤石岳~光岳までのロングコースを4泊5日で計画しました。
 しかしながら、毎日午後から雷雨がやってくるし、タフなロングコースで計画自体に無理があったと判断、聖平小屋からエスケープしてしまいました。
 3泊4日で計画の半分の距離といった感じでしょうか。ちょっと情けない・・・(^^;;;

<初日: 椹島~赤石小屋>
 標高差1420m、標準CT(休憩含まず)4時間の登りです。
 小屋まで1/5とか2/5とか標識がありますが、そろそろ5/5のハズと思っていると、最後にあと30分の標識が出てきてガックリ。最後だけ等間隔ではないような気がします。
 テン場は小屋前のひな壇状の所。我々はトイレに近い所に張りました。飲料水は小屋前にタンクがあります。
 小屋のすぐ上に展望台と言われるスペースがありますが、ここには静岡南高校のパーティーが大きなテントを張って楽しげでした。この後、我々は彼らと全く同一コースを歩く結果となりました。

<2日目: 赤石小屋~百間洞(ひゃっけんぼら)山の家>
 標準CT4時間40分ですから余裕の一日です。早めに百間洞に着いて、翌日に備えて休足日にします。
 途中の富士見平は良い展望台になっています。朝のうちはガスもかからず、富士山までよく見通せました。
 が、赤石岳に登る頃にはガスで見通しが悪くなります。待っても展望が開けそうにないので百間洞に向いました。
 百間洞のテン場は小屋から5分以上離れています。トイレに行くのにちょっと面倒ですね。水は小屋脇の蛇口からふんだんに汲めます。
 このテン場で一事件が発生しました。我々は小屋から一番近い1番のサイトにテントを張ったのですが、これが間違いの元でした。
 夜になってから大雨が降ったせいで、何とテントが床下浸水状態になりました。幸いバスタブに穴が開いていなかったので、床上浸水には至らなかったのですが、床を手で押すと水枕みたいにチャポンチャポンの状態です。
 この1番サイトは小沢の水が直接流れ込むので、多量の水がテントの下を層流になって流れているのですね・・・(^^;;;
 これは堪らんと、小屋に一時避難した次第です。

<3日目: 百間洞山の家~聖平小屋>
 標準CT7時間ほどの長丁場です。途中、中盛丸山・兎岳が良い展望台になっています。
 やはり朝のうちは遠く北アルプスまで見通せましたが、次第に雲が湧いてきて、聖岳登頂の頃にはすっかり見通しが悪くなりました。
 この日は午後2時頃から激しい雷雨になり、ちょっと焦りました。丁度我々は樹林帯に入る所だったので難無きを得ましたが、我々が下り始めた頃に登って行ったツアーの団体さんは怖い思いをしたんじゃないかしら。
 聖平小屋のテン場は広々としていて良い所です。テン場にも水場が設置されていて、水は豊富です。トイレは水洗だったりして、綺麗で驚き。
 この日、天気の傾向もはっきり理解できたので、翌日下山する決断をしました。要するに夜半から朝方は晴れ、次第に雲が湧いてきて、午後は雷雨になるパターンです。これではあと2日のロングコースは危険だし、やってられない。

<4日目: 聖平小屋~椹島>
 標準CT4時間20分の下りです。我々は休憩時間を除いて、こんなに早くは歩けません。今回のコース全体を見て、休憩時間含みで標準時間の1.5倍くらいの感じですかね。
 この日は当初計画では茶臼小屋を飛ばして光小屋まで歩くつもりでしたが、実際には無理だったように思います。もし歩いていたら12時間くらい掛かっただろうし、土砂降りの雷雨にやられていたはずです。
 この後、椹島からバス、畑薙第一ダムから車で静岡方面に帰ったわけですが、実際に土砂降りもいいところでして、前がまともに見えない状況の中、山道をすっ飛ばして帰ってきた次第です。

 総括です。
 予定の半分しか歩けませんでしたが、いろいろ有ってかなり疲れました。それでも振り返ってみると楽しい思い出となる山旅でした。

<今回得た教訓>
・テントの底には絶対に穴を開けてはならない。
 → 薄手のブルーシートを常用しているので、テントの底は傷んでいない。おかげで床上浸水しなかった。
・シュラフは絶対に濡らさない。
 → これも気を付けていたので、全く濡らさなかった。おかげで安眠できた。
・南ア南部の山の天気については、天気予報はあてにならない。静岡の町場の天気と山の天気は全く違う。

登山中の画像
登山画像
畑薙第一ダムの駐車場の様子
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椹島のバス発着所の様子
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椹島のテン場 広々として気持ちの良さそうなテ…
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赤石岳登山口
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赤石小屋まで5等分したかのような標識が・・・し…
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赤石小屋
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テン場の様子 活躍する我等がテント。
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<2日目>富士見平の展望台から聖岳を望む
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赤石岳
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荒川岳方面
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そして、富士山
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荒川岳方面分岐
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赤石岳までもう少し
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赤石岳山頂の様子 10人程のパーティーが2組。
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赤石岳避難小屋
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どんどん雲が湧いている
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百間洞山の家(ひゃっけんぼら)
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<3日目>富士山
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聖岳を眺める雷鳥の夫婦
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遥か遠方に北アも見えた
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奥に仙丈、駒、北も確認できます
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兎岳から聖へ 痩せ尾根です。聖はガスの中。
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聖岳山頂
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奥聖岳はパス
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雷鳥の母親と
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その子 かなり大きくなっています。
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<4日目>早朝のテン場の様子
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聖平小屋
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聖沢吊橋付近の聖沢 ここで汗を流す人も多い様…
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聖岳登山口に出ました
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