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残雪の百名山 甲武信ヶ岳 & 埼玉最高峰 三宝山へ

甲武信ヶ岳( 関東)

パーティ: 6人 (ヤマちゃん さん 、ほか5名)

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行程・コース

天候

Day1:晴れ、Day2:快晴

利用した登山口

毛木平  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 4/25:自宅1900 ⇒ 川上村役場P0100(車中泊) ⇒ 毛木場P0500

この登山記録の行程

【1日目】
毛木平(07:03)・・・滑滝(08:53)[休憩 9分]・・・水源地標(10:37)[休憩 8分]・・・甲武信ヶ岳(11:41)[休憩 31分]・・・甲武信小屋(12:26)[休憩 66分]・・・甲武信ヶ岳・・・三宝山(14:28)[休憩 19分]・・・甲武信ヶ岳・・・甲武信小屋(15:29)

【2日目】
甲武信小屋(06:43)・・・甲武信ヶ岳(06:54)[休憩 18分]・・・水源地標(07:46)・・・滑滝(08:51)[休憩 14分]・・・毛木平(10:47)

コース

総距離
約18.0km
累積標高差
上り約1,609m
下り約1,609m
コースタイム
標準10時間20
自己9時間45
倍率0.94

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

GWは初日から山竹の会のイベントで百名山 甲武信ヶ岳(2475m)と埼玉県最高峰の三宝山(2483m)へ。
今回は毛木平から千曲川源流ポイントを経て、甲武信ヶ岳に登り、その後三宝山に登って甲武信小屋に泊まる計画だ。
毛木平の毛木場Pのトイレが冬季で閉鎖中とのことで(実際は使えるようになっていた)、森の駅マルシェかわかみ横の川上村役場Pで車中泊をして毛木場Pに5時過ぎに到着。
まだ駐車は3割程度で余裕で停められた。
準備をして7時にメンバー6人が集合して登山スタート。
大山祇大神までは20分ほど林道歩きのあと登山道となり緩やかなアップダウンを繰り返しながら千曲川沿いを進む。
途中苔むしたところもあり、まるで八ヶ岳のアプローチを歩いているような感覚になる。
ナメ滝あたりから雪が出てきて、アイスバーンになり始めたところでチェーンスパを装着した。
千曲川の水量が徐々に減り、瀬音もわずかになってくると千曲川(信濃川)源頭に着く。
雪沢のポイントまで下りてみたが、源水はこれだけ雪があるにも関わらず確認できなかった。
ここから尾根まではさらに斜度が増し、踏み跡を外れるとひざ下まで踏み抜くこともしばしば。
尾根まで登ると金峰山への分岐となっており、果たしてどの程度の距離と時間がかかるのか?と想像しつつ甲武信へ向かう。
この尾根上からは富士山が望めるようだが、今日は雲で絶景は明日へのお預けのようだ・・・。
山小屋拍にするとチャンスが2度あるので存分にお山を楽しめる。
最後は荒々しい岩場となり甲武信ヶ岳に登頂だ。
山頂広場はさほど広くはないが、登山者が少なくてゆっくりできた。
晴れてはいるものの富士山側は雲が湧いているが、金峰の五丈岩や八ヶ岳、南アが薄っすらと確認できた。
しばし眺望を楽しんだ後、甲武信小屋に向けて20分下る。
12時半に甲武信小屋到着。
東向きに建てられたこじんまりとした歴史を感じる小屋だ。
煙突からの煙が季節を感じさせてくれる。
チェックイン後おにぎりを食べて三宝山へ向かう。
三宝山へは甲武信へ登り返さない巻き道がある。
このルートの山行記録がアップされていなかったので少々不安だったが、果たしてトレースが薄くルート開拓しつつ、時折踏み抜きながらなんとか甲武信⇔三宝山の登山道に出られた。
このルートも登山者が少ないようで雪道はあまり踏み固められていない。
小屋からちょうど1時間で三宝山に登頂。
こちらの方が甲武信よりわずかに標高が高く、一等三角点が設置されているが眺望はない。
都道府県最高峰Mission28をクリアし、ピストンで小屋へ戻った。
小屋へ戻り少々寒かったが、デッキにてビールで登頂を祝して、5時から晩ご飯のカレーを頂き8時前には眠りについた。
2回の大部屋で事前に小屋番さんから聞いていた通り、この時期は上下ダウンを着込んでちょうどいいくらいだった。
翌朝も天気が良くご来光を見て5時半に朝食を頂き、準備をして6時40分に下山開始。
昨夜お隣だった広島の女性パーティは金峰まで縦走するとのことで暗いうちに出立された。
我々と違い健脚さんは活動の幅が広がり、見える景色も違ってくるのだろうから羨ましい。
一方我々は、いきなり甲武信へ登り返しで、まだ身体が起きていないのでヒィヒィ・・・。
ただ、キツい登りをクリアすると昨日見られなかった富士山がド~ンとお出ましになった。
北側から見る富士山は均整がとれた裾野を広げる、これぞ富士山!!といった山容で見とれてしまう。
早朝で空気が澄んでいることもあり富士山はもちろん、昨日よりも金峰や八ヶ岳、南ア、北アまでくっきり望める。
眺望を満喫し名残惜しいが下山する。
昨日のルートをピストンするが、早朝なのでほぼアイスバーンになっており、チェーンスパを頼りに11時前に無事下山完了した。
今回の甲武信ヶ岳・三宝山はアプローチが長く、終盤に急登が待っており出だしからのペース配分が重要なお山だ。
残雪ではあるがチェーンスパイクで十分であった(装着せずに登ったメンバーもいる)。
甲武信は晴れていれば素晴らしい眺望があるが、一方 三宝山はマイナーなお山のようだ。
甲武信小屋はそんなに大きくはないものの、こじんまりとした登山者同士の距離感が近いアットホームな良い小屋だった。
下山後、山梨といえば ほうとう ということで清里の小作さんでお昼を頂いた。
ホントに具だくさんの ほうとう でおなか一杯になった。
その後は信玄餅の桔梗屋本社に寄って、宿泊先の石和の大江戸温泉に宿泊。
温泉で疲れを癒し、食べ飲み放題の大宴会で二日分の消費カロリーを越える摂取をして眠りについた。
翌日は二百名山 三ッ峠山へ向かう。

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装備・携行品

登った山

三宝山

三宝山

2,483m

甲武信ヶ岳

甲武信ヶ岳

2,475m

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