行程・コース
天候
早朝ガスガス少しぽつりぽつり その後快晴時々ガスガス
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:山岳ツアーバスで扇沢 4:05(予定より5分早着)
復路:アルプス平よりロープウェイ エスカルプラザより神城駅へ徒歩約20分
この登山記録の行程
扇沢(04:15)・・・柏原新道登山口(04:25)・・・ケルン・・・水平岬・・・種池山荘(06:35)・・・爺ヶ岳南峰・・・赤岩尾根分岐(冷乗越)・・・冷池山荘(08:00)[休憩 10分]・・・布引岳(布引山)(09:00)[休憩 5分]・・・南峰(09:35)・・・北峰分岐・・・八峰キレット(10:20)[休憩 55分]・・・口ノ沢のコル・・・北尾根ノ頭[休憩 5分]・・・五竜岳(13:40)[休憩 5分]・・・五竜山荘(14:15)・・・西遠見池・・・大遠見山・・・地蔵ノ頭・・・アルプス平駅(16:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
表題の考察についてはのちほど
ヤマケイ登山計画をいつも利用させて頂いております 便利ですね 5万図や2.5万図を買ってきて事前の地図読みをしなくても済む 自分だけかもしれないけど単にコースタイムだけを基準にする その分頭の中の事前想定がおろそかになってしまう 鹿島槍の頂きでは小生の軽装をみてか「ここから先はキツイよ」と昨日より白馬大池から縦走してこられたベテランの方から忠告を受けた トレランの世界ではないヨ!と諭された気分だ
初見でした 緊張感の連続でやはりキツかった ガレ場が連続し高度感のある岩場も出現する 心がすり減っていく キレット小屋へはヘロヘロの体 やはり唐松小屋(お会いしたい方がいる)経由では今日の内に下山できない 次善策として遠見尾根からの下山に切り替える 立て直すためにカップ麺を所望し大休止をとる 小屋の方々はヘリの受け入れのために動きまわり そのそばでは熱中症ぎみの方をかかえた3人パーティーがここで泊まろうかと相談している 小生も一瞬「今日泊まれますか」と聞こうか頭をよぎったが 昨今の山小屋は事前予約が原則だろう 出発前にその言葉を封印し受付の彼女に尋ねると「五竜までもずっとこんな感じが続きますヨ」
まあ そんな逡巡を乗り越えて目的地に到達するのが登山の醍醐味のひとつかもしれませんが 一歩一歩前に前進するしかありません
当然ですがキレットからの登り返しはキツくしばらくは忍の一字 キレットはキレットなのだ ただ徐々に体もなれ悪場の出現も頻度をへらす 日差しも復活し熱射病予防のため水分補給に努める PET500mlクラスを3本携えたが冷池小屋とキレット小屋でポカリを2本補給 アルプス平ではすべて飲み切っていた
なんとか五竜岳を登りきる さてアルプス平の最終16:30に間に合うか 五竜小屋まではまだまだ難路で登ってくる登山者も多い 登り優先を意識しつつも足を速める 五竜小屋もスルーして時間との闘い まあこんなスタイルは「夏山ジョイ」とは言えないか(笑
さて表題の件 2021年初春東京都美術館での没後70年記念展覧会で鑑賞してからずっと気になっていた課題でした ネットで探しても特定されていないようですが(いやだれかすでに論考されているか) 現在の冷池小屋またはその近辺と推測します 添付写真の「カシミール劒山の朝」は先般小生のSNSに知人が投稿してくれた冷池小屋視点の3Dデーターです 少し合わない点もありますが画伯は写生した水彩を元にしている(https://note.com/kotoyo_sakiyama/n/n9d46944b2930) よって一部デフォルメされているか また小屋の見晴台は人工物ではなく二重山稜の地形を利用しており添付写真の「冷池見晴台より」の背景建屋は2階部分 基礎とは数メーターの比高があります 前衛の尾根の谷間は今回の目視でも連なって見えました よって上述のように結論づけました
画伯の大正15年の作品 当然小屋はなかった
「仙人の境地をめざした山男」 吉田博 作品群とその志は山を愛する者たちにとってずっと共感をよび続けることでしょう
8/11追記 三窓雪渓と黒部別山の鞍部が合致するのは追加写真①~③の通り布引山手前か布引山から鹿島槍側のとある場所(ガスにより写真なし)かもしれません ただキャンプしやすい台地があったかどうか 合成説もありか?
























