行程・コース
天候
一日目:晴れのち曇り 二日目:雨(雪混じり) 三日目:晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅=吉井IC=上信越・長野自動車道=松本IC=島々
この登山記録の行程
【1日目】
島々(06:15)・・・二俣[休憩 10分](07:40)・・・中間ベンチ(08:30)・・・岩魚留小屋[休憩 10分](09:35)・・・力水[休憩 40分](11:45)・・・徳本峠(12:30)
【2日目】
徳本峠(06:00)・・・ジャンクションピーク(06:45)・・・K1直下にて敗退(08:20)・・・ジャンクションピーク(10:00)・・・徳本峠(10:45)
【3日目】
徳本峠(04:55)・・・ジャンクションピーク(05:30)・・・K1(06:55)・・・霞沢岳[休憩 10分](07:30)・・・K1(8:00)・・・ジャンクションピーク(09:15)・・・徳本峠[休憩 15分](10:05)・・・明神[休憩 10分](11:05)・・・河童橋(11:45)・・・上高地バスターミナル(11:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
(10/12) 島々宿の奥手、地元住民が設置した妨獣柵を通り抜けた先に駐車スペースがあり、車を駐車させてもらった。なお後で知ったのだが国道沿いにある安曇支所の駐車場もOKとの事であった。まずは林道歩き、二俣まで一時間半ほどかかる。途中鍵の掛かったゲートをくぐり、紅葉の始まった島々谷川沿いに行く。二股の手前で突如現れた単独の男性登山者に追い抜かれる。水量が多くその沢の音で気がつかなかったのである。びっくりしていると、「熊ではありません!」と言いつつあっという間に追い抜いていった。二俣では先行していた女性の登山者3人ほどに追いつき、一休みの後先に出発する。林道はここまでだが、相変わらず沢沿いの平坦な登山道が続く。所々支流から流出した土砂を高巻く場所があるが、たいしたことはない。岩魚止小屋へは3時間15分程で到着する。紅葉は黄色主体で赤系はほとんどなく、また針葉樹も多くお世辞にも綺麗とは言いがたい。岩魚止小屋を過ぎて1時間ちょっとすると沢から離れ若干傾斜がきつくなる。ちょっと登ると「ちから水」へ到着する。まだ11時をちょっと回ったところだが、ここで早昼飯を食べていくことにする。「ちから水」から徳本峠小屋までは思ったよりもあっけなく40分程で到着する。期待していた穂高岳の姿はなくちょっと残念であった。
(10/13) 天気予報では晴れとなっていたのだが夜中から雨、それも小屋の屋根に激しく打ち付ける雨音がしていた。朝食を食べ終わる頃には何とか雨も上がっていた。雨具で身を包みとりあえず霞沢岳を目指す。まずは最初のピーク「ジャンクションピーク」山頂周辺はうっすらと雪化粧である。出発時点では上がっていた雨も再び降り出す。辺りはガス一面で何も見えない。P2・P4・P5と立木にペイントされたピークを過ぎ徐々に高度を上げていく、霧氷がとても綺麗ではあるが相変わらず視界はゼロ、登山道にも積雪が始まる。経過時間からしておそらくK1のちょっと手前だと思うが、思案の末登頂を断念することにする。行けば行けると思うのだが、風も結構あるし悪天候をついて登頂したところで何も見えないのではつまらない。またの機会にすることにする。戻る途中後続の登山者に何人も出会ったが、その中の2人だけは山頂まで行ったとの事であったが、後の人は皆さん途中で断念したようであった。午後は小屋のストーブで暖をとりながら登山談義に花を咲かせました。夕方になってひとときガスが晴れ、穂高岳が顔をのぞかせたが再びガスに覆われてしまった。ただ明日は天気になりそうである。
(10/14) 夕べから満点の星空であったが、今朝も雲一つない晴天である。朝食のお弁当を持ち、5時ちょっと前に出発する。今日はかみさんは行かないというので私一人で再挑戦である。まだ薄暗いのでヘッドランプをつけての出発となった。ジャンクションピークでは日の出前の朝焼けが綺麗ではあったが、待つことなく先を急ぐ。行く手左前方の霞沢岳が朝日に赤く染まりとても綺麗である。徐々に高度を上げ昨日引き返した地点までやってくる、木の枝に付いた霧氷と言うよりエビのしっぽがとても綺麗である。そしてその向こうに見える穂高岳もまた青空に映えとても綺麗である。昨日引き返したこの地点はやはりK1への急登の下であった。2時間ほどでK1ピークへ立つ、360度の絶景取り分け穂高岳は美しい。さらに25分で霞沢岳へ到着、若者がひとり先着していた。テント泊で峠を4時に出発してきたとのことであった。帰り道では十数人との登山者と出会ったが、峠の小屋には10時前に到着、荷物を整理し上高地へと下りました。
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島々宿を抜け、妨獣ゲートを通り過ぎた奥に駐車スペースがある。国道から歩いて10分若です。尚、安曇支所の駐車場にも置かせていただけるらしいので、あたってみたら良いと思います。
二俣の発電所取水口設備です。林道歩きはここまでで、後は登山道になります。
二俣から先の登山道の様子です。まだまだ平坦な道が続きます。
岩魚留橋と奥に見える建物が岩魚留小屋です。まだまだ平坦な沢沿いの登山道です。
黄色がほとんどの紅葉(黄葉)にあって、ちょっと赤いカエデがあったので撮影してみました。
沢から離れてちょっときつい登りになり、しばらく登ると「ちから水」になります。ここまで来れば峠はあと1km程です。
峠に到着です。皆さんアップしている写真の通りつっかい棒の旧館(本館と言っていました)、現在も健在で使われています。
(10/13)のジャンクションピークです。雪がうっすら積もっています。
これはK1の急登下部、悪天候で視界はゼロ、ここで引き返しました。木々の霧氷が綺麗です。
夕方ガスが一瞬晴れ、出現しました。峠の展望台から見た明神岳です。穂高は後ろに重なるように隠れています。完全に晴れればその穂高も見えるのですが。
(10/14)のジャンクションピークからの様子です。日の出前20分くらいです。
朝日に赤く染まる霞沢岳です。右からK1・K2・霞沢岳です。
ここは昨日(10/13)に引き替えした場所です。木々の枝についた霧氷の向こうに穂高岳連峰が綺麗に見えます。今日は天気も良く絶景です。
K1から見たK2と霞沢岳のピークです。
K1から見た穂高岳連峰です。ホントに綺麗です。
K2から見た様子です。手前右端がK1ピークです。
霞沢岳のピークから見た穂高岳連峰です。何度も言いますがホントに絶景です。
上高地へ降りてきました。天気も良く多くの観光客で賑わっていました。これからバスで島々まで戻り車で帰ります。
装備・携行品
ダウン・化繊綿ウェア | レインウェア | 登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 登山計画書(控え) | ツエルト | 行動食 |
テーピングテープ |
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