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峰谷~雲取山ご来光~丹波 2016.01.02-03

雲取山( 関東)

パーティ: 1人 (tok009 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:JR青梅線奥多摩駅から西東京バスで峰谷行き終点の峰谷BSで下車、登山口まで徒歩。
復路:丹波山温泉BSから西東京バスで終点の奥多摩駅下車。

この登山記録の行程

1日目:峰谷(08:25)・・・奥(09:20/09:35)・・・巳戸の大くびれ(11:48/12:08)・・・巻道・・・七ツ石小屋・・・巻道・・・ブナ坂・・・奥多摩小屋(15:35)
2日目:奥多摩小屋(05:30)・・・雲取山(06:24/07:20)・・・三条ダルミ(07:44)・・・三条ノ湯(09:25/09:35)・・・サオラ峠(12:00/12:20)・・・丹波(13:35)・・・のめこいの湯(01:50)

コース

総距離
約29.8km
累積標高差
上り約3,139m
下り約3,126m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

地図上の軌跡は峰谷~奥がGPSログ、奥~サオラ峠手前まではトレース、サオラ峠手前~丹波までがGPSログです。

ルート上に雪は全くありませんでした。

峰谷~奥は舗装路です。奥~避難小屋のある巳戸の大くびれまでの浅間尾根につけられた登山道はこまめな整備が行き届いていて安全な歩き易い道でした。

1月2日の奥多摩小屋宿泊客は私1名でした。建物の老朽化がかなり進んでいますが、小屋番氏がだるまストーブでもてなしてくれました。寡黙な小屋番氏ですが、翌日のご来光を気にする私に何気にスマホで天気予報を調べて大丈夫そうだと教えてくれたり、ストーブにあたりながら一杯やって舟を漕いでいた私につきあってストーブに薪を継ぎ足しながら火加減を調節してくれていました。聞こえるのは薪が燃えるときのパチパチという音だけ。無心になれる静穏な小屋でした。

雲取山山頂から三条ノ湯までの道はあまり歩かれていないようです。道は荒れていました。途中に道幅が半分消失している場所が2箇所ほどありました。

三条ノ湯からサオラ峠までの道もあまり歩かれていないようでしたが、元々がしっかりした造りの道のようで、雲取山~三条ノ湯ほどには荒れていませんでした。

サオラ峠から丹波に下る道は非常に危険です!! 何人も通行は絶対に避けるべきです。
ヤマタイムの地図に「山腹のトラバースは道が悪い」とありますが、そんなレベルではありません。峠から直ぐに500mは切れ落ちたザレた斜面をトラバースする部分が50mくらい続いていますが風化で道が完全に消失していて、ただのザレた斜面になっています。ロープも鎖もなく自分を確保できるものが何もありません。足を滑らせたら確実に死にます。こんなルートが通行禁止になっていないことが驚きです。ヤマタイムのルートからも削除されるべきです。道はその先も細く、谷側に傾斜したまま続きます。やがて落葉樹林帯になると落葉が深く、路面の状態が見えない上に落葉で滑ります。私は左足が落葉で滑って谷側に踏み外してしまい、前のめりに転倒しました。その後も急斜面をなんとか麓近くまで降りてくると針葉樹林帯になり、営林の作業道として使われるためか、道幅も拡がって谷側への傾斜もなくなりましたが、枝打ちされた枝が散乱したまま放置されていて登山者は歓迎されていないのではないかと感じました。

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フォトギャラリー:26枚

奥村落登山口

浅間尾根につけられた道はこまめに良く整備された歩き易い道です。

鳥居の右に富士講の石碑がありました。
鳥居の奥には社がありました。

浅間尾根の途中の小さなピーク

途中で浅間尾根を見下ろしたところ。遠くに富士山が見えました。

巳戸の大くびれ手前200mほどのところにある水場。
十分な水量がでていました。

巳戸の大くびれにある避難小屋から七ツ石山方向。雪がありません!

日陰名栗山からの富士山。手前右のピラミダルな山影は雁腹摺山。

高丸山巻道から南アルプス。右から北岳、間ノ岳、農鳥岳。

石尾根のシンボル。それにしても雪が全くありません。

左から前飛龍、飛龍山(大洞山)、三ツ岩、三ツ山

山頂にも雪はありませんでした。

ご来光

尖っているのは甲斐駒ケ岳でしょうか。その左の白い山は仙丈ケ岳と思います。

雲取山山頂から飛龍山越しに南アルプス

まだ最近のものと思われる石積ののり面が崩落していました。崩落部分では道幅は半分くらいしか残っていませんでした。

斜面が30mくらいに渡って崩落しています。砂地の斜面で崩れ易いのでしょうか。下には杭が幾重にも重なって埋もれていました。

三条の湯からサオラ峠までの道はしっかりとしていました。

サオラ峠。指標にはサオウラ峠と表示されていました。
この先、丹波までの道は非常に危険でした。通行は自殺行為です。絶対に避けるべきです。

サオラ峠からの富士山

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装備・携行品

ダウン・化繊綿ウェア スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 健康保険証
ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
軽アイゼン トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料 ライター
カップ クッカー カトラリー ローソク・ランタン バラクラバ オーバーグローブ

みんなのコメント

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  • 丹波の温泉への道、前は道良かったんだけどな〜。今そうなってるんだ!

  • 目黒駅は品川区さん、記録を見ていただきありがとうございます。
    サオラ峠から丹波へ下りる道、以前は良かったんですか。知りませんでした。
    次回もし機会があれば丹波天平の少し先から丹波小学校裏に降りる道を試してみたいと思います。

登った山

雲取山

雲取山

2,017m

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