行程・コース
天候
曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
行き帰りとも:JR内房線和田浦駅
電車は1時間に一本
この登山記録の行程
和田浦駅(11:07)・・・花嫁街道入り口(11:40)・・・第一展望台(11:58)・・・第二展望台(12:08)・・・経文石(12:16)・・・自害水(12:27)・・・見晴台 (12:48)・・・第三展望台(12:53)・・・烏場山(12:59)・・・旧烏場展望台(13:13) ・・・見晴台(13:30 13:48)・・・金毘羅山(13:59)・・・はなその広場(14:15)・・・和田浦駅 (14:53)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
冬はどこへ行こうか思い悩む日々、今回は南房総の花嫁街道を烏場山(からすばやま)に登ってきた。一足先に咲く花あり、太平洋の眺めあり、変化に富んだ低山歩きだった。寒いけどどこか山に行きたいなと考えているあなた、房総の低山もいいかもしれませんよ。
本当は上高地にスノーハイクに行くつもりだった。雪の穂高や霧氷に覆われた純白の木々が見たかった。天気図を見れば好天が予想できたし・・・。しかし、長い出張から帰って、報告も書かねばならないし、何より疲れてもいた。一方で、しばらく山に行けそうもないし、季節は進む。などともたもたしているうちに、当てにしていた宿が満室になってしまった。ああ、いつもの悪いパターン。
ならばと、南房総の低山ハイクに出かけた。京葉線、内房線と電車を乗り継ぎ、ディズニーランドや住宅地を抜け、内房の工業地帯を過ぎると車窓には海が広がる。東京湾とはいえ外側は海らしい広々とした光景。やがて館山から外房側へ線路は続き、太平洋が広がる。気温は低いが、景色は南国らしいいつもと違った風情だ。和田浦の駅を降り立つと、採れたばかりの魚を干す光景などちょっとした異国情緒のようなものが感じられて楽しい。いかにも遠くに来た感じだ。
さて、肝心の登山である。菜の花や寒桜、金柑など色とりどりの花や実を楽しみながら進むと、花嫁街道の入り口へ。「和田浦歩こう会」の皆さんによってとてもよく整備されていて、歩きやすい。植生もマテバシイの純林や照葉樹が多く、普段歩く丹沢や奥多摩とはまるで違う。シダやソテツまで生えている。やはり南国なのだなと思わせる。低山(烏場山で標高266m)だから展望がきくとはいいがたいが、太平洋や房総の山並みが広がる。
静かで人も少ない山だと思いながら歩いていたのだが、人気のコースらしく、4ー50人の団体二つと出くわした。のんびり太平洋でも眺めながらランチをと思っていたのだが、これを追い越さないと大変そう。景色を眺めるのもそこそこに先を急ぐ。ここからは団体に巻き込まれないように歩くことに注意がいってしまって、落ち着かない山歩きになってしまった。烏場山でも団体さんで、通過を余儀なくされる。だいぶ引き離したかなと思われた見晴台でランチに取り掛かるが、20分もしたら先ほどの団体さんに追いつかれ、追われるように先を急ぐ。
山そのものは魅力的なのだけど、計画段階から最後まで、ちょっとちぐはぐな山行でした。
ルート定数17.2、主観的なグレーディング2A
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