• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

快晴、暑い 、山頂ガス

利用した登山口

奥胎内ヒュッテ  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 柏崎(4:10)~北陸道・関越道~新潟西IC~R8・R7~新発田(三日市)からR290~県道53~奥胎内ヒュッテ前P(6:40)※途中SA,コンビニ停車計15分、ヒュッテ迄道幅狭し。

この登山記録の行程

奥胎内ヒュッテ(06:55)・・・足ノ松登山口(07:32)・・・大石山(10:09)・・・杁差岳[休憩 20分](11:07)・・・大石山(12:16)・・・足ノ松登山口(14:03)・・・奥胎内ヒュッテ(14:36)

コース

総距離
約18.2km
累積標高差
上り約2,147m
下り約2,147m
コースタイム
標準10時間30
自己7時間21
倍率0.70

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

奥胎内ヒュッテ手前の駐車場には結構駐車があったが、ダム工事者の車もあるようだ。
ヒュッテから上は一般車両進入禁止。
足ノ松登山口まで約3キロ、送迎タクシーが出ており片道500円。運行時刻は過ぎていたが運転手さんが親切に1時間は助かるから利用せぬかと声を掛けてくれた。ウォーミングアップがてら行こうと思い、お断りして出発。
奥胎内ダムの建設車両が何台も通過して行き、思いのほか強い日差しの中登山口に着くまで結構汗をかいた。道幅は広く立派な新しい橋もかかり下の沢や囲まれた山々の眺めが良い。
登山口で登山届を出して入山。横に200m位御用平を行くと、眼前に壁のようなブナの根路面の急登がいきなり出現。これからひたすら続く尾根行のスタートがこの壁とは、なかなか手強そうな感じの山だ。案の定、ひたすらブナの根、松の根を手掛かり、足掛かりにして延々と登り、時折ある僅かな下りや平坦路で一息つきながら進む。
快晴で無風、気温も高く大汗をかきながら、なので給水は早め早めに摂りながら登った。
両対面の尾根や谷、大石山、鉾立峰もくっきりと眺めが良いが、まず目指す大石山が立ちはだかるようにそびえ、中々近付かぬ感じがしたが、歩いていればいつかは着くだろうと気持ちを切り替えて登った。大石山直下から笹原になり鉾立峰の向こうに杁差岳の姿がやっと見え、振り返ると霞がかった中に新潟市や日本海が見え、二王子岳や登ってきた登山道ははっきり見えた。
大石山分岐からまず鉾立峰を目指したが、150mほど降下した後登り返し、この登り返しはつづら折りなので傾斜はきついがあまり問題なし。鉾立峰からまた80mほど降り100mほど登り返すと山頂直下の避難小屋周囲の平坦部。
小屋を横目に登頂し先客3名程。祠に賽銭し手を合わせたが、少し前から発生したガスでみるみる眺望が無くなってしまった。
消えそうになく仕方がないので軽く食事をし見える範囲を撮影して下山した。
登山中が好眺望だっただけに非常(非情)に残念。
大石山迄の降登の後、淡々と足ノ松尾根を降りたがこんなに急な坂を登ってきたのかと思うほどの傾斜が続き、最後まで気が抜けない。
ブナ坂下ではサルの集団に遠巻きに囲まれ大きなサルに雑木越しに威嚇されたが、噛まれたりメガネを取られるのも嫌なので、無視して通り過ぎた。
長い尾根下り後、御用平でやっとホットし登山口から奥胎内ヒュッテまでの砂利道、舗装路を歩き、無事に到着した。この間、ダム工事のダンプがひっきりなしに行き交っていたが速度を控え目に運転しているので歩くのに問題は無かった。
足ノ松尾根の急坂、大石山から鉾立峰、杁差岳間のアップダウンを構えて行き、道々から眺望を楽しむ。深い沢筋への残雪の頃に来るのも良いかも知れない。
かなりタフなコースで眺めも良いので達成感、満足感が得られた山だった。

続きを読む

フォトギャラリー:64枚

すべての写真を見る

装備・携行品

登った山

朳差岳

朳差岳

1,636m

鉾立峰

鉾立峰

1,573m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

朳差岳 新潟県

ブナ林の奥胎内から登る飯豊連峰北方山塊

最適日数
1泊2日
コースタイプ
往復
歩行時間
12時間10分
難易度
★★★
コース定数
49
朳差岳 新潟県

飯豊連峰 朳差岳から地神山へ縦走 前夜泊1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
15時間10分
難易度
コース定数
56
朳差岳 新潟県

大石ダムからブナ林を登り、飯豊連峰北端の杁差岳へ 1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
往復
歩行時間
17時間
難易度
コース定数
63

コシアブラさんの登山記録

登山計画を立てる