常念岳～蝶ヶ岳周回 2016

日帰り

常念岳（北アルプス・御嶽山）

2016.09.10（土）

パーティ： 1人 (コシアブラさん )

コシアブラさん

行程・コース

天候

快晴　微風

利用した登山口

三股・林道ゲート　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：柏崎（2：50）・・・R8・・・柿崎IC・・・北陸道・上越JC・上信越道・長野道・・・安曇野IC・・・三股登山口下臨時駐車場（6：05）
※途中仮眠25分、コンビニ5分

この登山記録の行程

三股・林道ゲート(06:35)・・・三股登山口(06:43)・・・標準点櫓跡(08:25)・・・前常念岳(09:10)・・・常念岳[休憩 20分](09:51-10:12)・・・2592峰ピーク(11：16）・・・蝶槍（11：54）・・・蝶ヶ岳三角点(12:03)・・・横尾分岐(12:07)・・・蝶ヶ岳ヒュッテ・最高点[休憩 20分](12:25-12：43)・・・まめうち平(13:49)・・・ゴジラみたいな木(14：15）・・・三股登山口(14:32)・・・三股・林道ゲート(14:41)

コース

総距離: 約16.1km

累積標高差: 上り約2,246m; 下り約2,246m

コースタイム: 標準14時間; 自己7時間26分; 倍率0.53

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

麓から朝日を浴びてそびえる常念岳の姿が見え、ここしばらく山頂からの展望がない登山が続いたので、大いに期待して山に向かった。
臨時駐車場も結構一杯で奥の方に駐車し、林道ゲートを目指してウォーミングのつもりで舗装路面を600ｍ歩く。（ちょっと汗ばんだ）
林道ゲート前駐車場は超満杯でした。
一角にトイレがあるも、一世代前のもので一室しかないので順番待ち。
林道ゲートからは一般車通行禁止で砂利道。
三股登山口で登山届を提出し入山、すぐに金属製の橋を渡り蝶ヶ岳との分岐を右に常念岳を目指した。すぐに急登が始まり延々と続くが気温も低く大汗をかきながらも快調に登れた。
森林限界を越え、前常念までの岩稜帯では黄色マークを目印に両手両足で時折這いあがり、左手に穂高の山々が尾根の向こうにはっきり、振り返ると八ヶ岳、南アルプス、遠く富士山などの眺めが霞んではいたが雲の向こうに見えた。
岩稜尾根を進み、常念小屋分岐手前で突峰槍ヶ岳が出現！
併せて穂高の峰々が青空をバックに迫りくる感じで、山頂では多くの人達が展望を楽しんでいた。
私も久しぶりに山頂からの大展望を得、軽食を摂った後に大満足して蝶ヶ岳へ。
岩稜帯を降下、いくつものピークの登降を繰り返し、右手の槍、穂高、谷間の見え方の変化を楽しみながら移動した。
途中振り返ると常念岳がガスに覆われており、僅かの差で得られた大展望に胸をなでおろした。
蝶槍からの広々とした稜線歩きは快適で多くの人たちとすれ違ったが、ザックなしの人が多く、ヒュッテやテント内にデポって身軽になって散策しているようだ。
蝶ヶ岳ヒュッテ周りも結構登山者が多く、方位板や山頂標柱に集まり撮影や対面の穂高方面の山々や安曇野の景色を楽しんでいた。
下山も延々とガレた九十九折や樹林下の道を行き、時折立派な階段、木道設置があり助かる。
今回の登山の楽しみの一つ、ゴジラの（ような）木を探しながら下ったが中々現れない、足元に集中しながら進んだので、もしかしたら通り過ぎたのかと不安に思ったが、登山口に近くなったところでようやく出現！　形といい、大きさといい、本当によくできていて、このまま何年も朽ちずに姿を保って欲しいと思う。
三股登山口、林道ゲートを通過し、臨時駐車場まで舗装路をクールダウン。無事下山して振り返ると、山上は霧の中だった。
　今日は、早朝の絶好の天気で気合が入って、途中のガスの上昇で展望の危機を感じたため、思わず年甲斐もなくハイペースの山歩きとなってしまった。
そんな中、前常念、常念岳の山頂直下の岩稜帯歩きでは岩を渡り歩く際にバランスを崩しそうになったり、隙間に足が嵌まりそうになったり、大いに反省である。
しかし絶好の天気のなか大展望が得られ、歩き応えのあるコースで満足の行く登山だった。