行程・コース
天候
初日:雨のち曇、夕方から晴、二日目:夜半から雨、昼前から晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
仙流荘駐車場で車中泊
この登山記録の行程
【1日目】
長衛小屋(07:53)・・・仙水小屋[休憩 10分](08:26)・・・仙水峠[休憩 20分](09:03)・・・駒津峰[休憩 20分](10:44)・・・甲斐駒ヶ岳[休憩 20分](12:32)・・・駒津峰[休憩 10分](14:02)・・・双児山[休憩 10分](14:46)・・・北沢峠(16:12)・・・長衛小屋(16:21)
【2日目】
長衛小屋(04:47)・・・北沢峠・・・五合目(大滝ノ頭)[休憩 20分](06:39)・・・小仙丈ヶ岳[休憩 10分](07:43)・・・仙丈ヶ岳[休憩 20分](08:55)・・・仙丈小屋[休憩 20分](09:29)・・・馬の背ヒュッテ[休憩 10分](10:23)・・・藪沢小屋・・・五合目(大滝ノ頭)[休憩 10分](11:03)・・・北沢峠・・・長衛小屋(12:12)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
東駒ヶ岳山頂(伊那側からのアプローチなので敢えてこの山名で)へは、直登ルートを取りました。二度ほどルンゼ状になっている箇所で体を引き上げるムーブで難儀しました。また一か所は直角に折れて尾根に取りつくべきところを赤ペンキマークを読み違えて行き詰まりました(そのお蔭でライチョウに出会えましたけど)。東駒ヶ岳の紅葉は、仙水峠あかりがピークでしょうか、針葉樹の緑に点々とダケカンバの黄葉が混じってまるで「早生ミカン」のようでした。
仙丈ケ岳のルートは特段危ないところはありません。紅葉は馬ノ背ヒュッテあたりが丁度見頃のようで、そのうえはかなり散り始めていました。
予報が悪かったので天気は諦めていましたが、仙丈からの下りでそこそこ晴れて眺望が得られたのは望外の喜びでした。また北沢峠の手前で我々三人を拾ってくれたバスの運転手さんの粋な計らいにも感謝!です
フォトギャラリー:66枚
長衛小屋のテント場に幕を張ります。今宵のお宿は歴戦の強者で、ついにフライシートのファスナーがいかれています
長衛小屋のテント場は悪天候にも関わらず賑わっていました
花はとっくに終わっていて唯一見かけたのがテント場のフジザミ
南アルプスの天然水は青い
仙水峠の手前
初の駒ヶ岳を目指す隊長
1982年8月の台風10号の時以来二度目
仙水峠
仙水峠から摩利支天
早生ミカンのような仙水峠付近の黄葉
駒津峰を目指します
一瞬ガスが切れて、仙丈方面?
駒津峰手前から仙水峠方面の紅葉
駒津峰
六方石
六方石の先で直登ルートへ進みます
二度ほど老体には手こずる箇所もありましたが、総じて登りに使うには問題なし
これは下山者に「右へ」を示すマークでしたが、右から登ってきてこれを⇔と勘違いし、そのまま直進して斜面をトラバースしたら行き詰まりました
行き詰った先にライチョウを発見(ピンボケですが中央左)
先ほどの赤ペンキのところを直角に曲がって左上の尾根に進むのが正解
初登頂(左)と34年ぶりの登頂
私も97年7月に尾白川本谷から遡って以来二度目の山頂
駒津峰から双児山への稜線から
下山途中から青空が顔を出し始め
コースタイム通りに下山
翌日の好天を期待しつつ晩餐の始まり
最近定番化?している隊長の得意料理のすき焼き。今回の肉はA5和牛と奢っています
合わせる酒は獺祭の純米大吟醸磨き二割三分。いいお肉に相性抜群!妹よありがとう
夜は晴れていたんですが、夜明け前から雨が降り出し二日目もレインウエアを着込んでの登山です
五合目からは小仙丈尾根を進みます
小仙丈への稜線上の紅葉はほぼ終わり。ウラシマツツジの紅葉もご覧の通り盛りを過ぎています
ナナカマドも葉を落としています
ここから仙丈ヶ岳の眺望を期待したんですが、ガスの中で何も見えません
これは比較的状態がよかったウラシマツツジ
ミヤマハナゴケ?
イワウメ
頂上直下からガスが薄くなり、かすかに日差しのぬくもりが感じられ、眺望が得られるか!?と粘りましたがなかなかガスが切れず諦めて下山を開始したら
下山途中から晴れてきました
仙丈小屋から仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳(拡大)
雰囲気が素晴らしい仙丈小屋前で大休止とします
雲が切れて東駒ヶ岳が!
馬ノ背の奥に鋸岳も
眺望抜群のロケーションの仙丈小屋には一度ゆっくり泊まってみたくなりました
小仙丈尾根の紅葉は終わっていてダケカンバもすっかり葉を落としています
馬ノ背ヒュッテ下の分岐
分岐から来た道を振り返り
分岐から大滝ノ頭へのルートを取りましたが
藪沢の左岸(馬ノ背側)の紅葉はまさに盛りでした
木々の間から鋸岳がばっちりと
予定通りに下山して
遠くに摩利支天も見える長衛小屋のテントサイトに戻り、野菜煮込みラーメンを食べて、北沢峠へ戻る途中
親切な運転手さんに拾ってもらって定刻13:10発三台目のバス(最初のバスは随分前に出発したようですが)で仙流荘まで戻ったら、下界は真夏のような暑さでした
高遠温泉さくらの湯で二日間の汗を流しました。アルカリ性のヌルヌルしたお湯が気持ちよかった
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ストーブ | 燃料 |
ライター | カップ | クッカー |
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