登山記録詳細

無雪期登山
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雪解けと雷鳥の立山三山巡礼路(夏休み家族登山編) 立山 浄土山 別山(北アルプス・御嶽山)
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記録したユーザー

ワカドシヨリ さん
  • 日程

    2014年7月19日(土)~2014年7月20日(日)

  • パーティ

    3人 (ワカドシヨリ さん 、月(つき) さん 、お嬢さん(小6) さん)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:自宅~立山駅:マイカー、立山駅~美女平:ケーブルカー、美女平~室堂平:高原バス

  • 天候

    初日:曇り時々雷雨 2日目:曇り時々晴れ時々雨
    [2014年07月19日(土)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

初日
室堂ターミナル(8:50)・・・室堂山荘(9:00)・・・浄土山(11:00)昼食・・・富山大学施設(12:00)・・・一ノ越(12:30)休憩・・・室堂山荘(14:00)・・・雷鳥沢ヒュッテ(15:10)
2日目
雷鳥沢ヒュッテ(7:00)・・・雷鳥坂分岐(7:20)・・・新室堂乗越(8:30)・・・剣御前小舎(10:00)・・・別山(11:00)昼食・・・真砂岳(13:00)・・・富士ノ折立(13:45)・・・大汝山(14:00)・・・雄山(14:10)ご祈祷・・・一ノ越(16:00)・・・室堂ターミナル(17:00)


総距離 約16.5km 累積標高差 上り:約1,595m
下り:約1,595m
夏休み始まりの3連休初日。先々週の仙丈ケ岳に引き続き、またもや梅雨明けしない中の出発となってしまいました。今回は日本三霊山のひとつ立山です。前回の仙丈ケ岳では初の家族フル参加となりましたが、今回は兄ちゃんが不参加。結局、夫婦+小6娘の3人での山行となりました。
我が家から立山まではかなり遠く、帰りの運転が心配だったので、初日に精力的に回る計画を立てました。まず初日に室堂から一ノ越を経由、反時計回りに雄山、大汝、富士ノ折立。続いて真砂岳、別山と渡り、三山のうち初日に二山をこなして、剣御前小舎から雷鳥坂を下って雷鳥沢へ。2日目に三山のうち残る浄土山に登頂し早めに帰宅する予定でした。
ところが明けると思っていた梅雨が最後の頑張り!予報では2日目に向かって好天の予報だったので、初日と2日目を入れ替える登山計画書も作って、現地での天候を見てから決定する作戦で出発です。

深夜0時、荷物を積み込み出発。東海北陸道を北上し、北陸自動車道の立山ICに向かいます。途中、朝メシと昼メシをコンビニで調達し、県道9号を富山地方鉄道立山駅に。立山駅周辺の駐車場はいくつかあり無料となっています。午前4時、立山駅に到着です。駐車場は6割程度埋まっていました。ケーブルカーの乗車まで時間があるため、しばし仮眠です。
午前5時、すでに明るくなっていましたが、相変わらず空はどんより。様子見も兼ねて1人駅へ散歩です。すでに明るくなっており登山客の姿もチラホラ。この日、ケーブルカーの始発は午前6時。切符売り場のシャッターは閉まっていましたが、立て看板には「切符の販売は5時20分から開始します」とのお知らせが。しかし、我が家は事前に6時40分発の乗車券をWEBで購入済みだったので、窓口で受け取るのみです。

6時20分、装備を整え、いざ出発です!すでに駅は登山客で賑わっています。出発時間も近づいていることから改札に並びますが、改札は個人客と団体客と並ぶ列が分かれており、我が家は個人客改札の1番乗りでした。6時40分、立山駅を出発です。このケーブルカー、美女平までの標高差500mを7分で駆け上がります。美女平から室堂までは50分ほどのバス移動となり、車内では称名滝や雪の大谷などアルペンルートの名所案内の映像が流れます。

7時50分、室堂に到着です。ところがなんと!降りたところは一面真っ白!!!何も見えましぇーん。とりあえずバスターミナルの中へ。ターミナルの中は登山客で賑わっています。遭対協の人なのか「登山計画書を出していない人は窓口に出してルートの安全を確認してください」とのアナウンス。さすが立山、普通はポストに投函するだけところが多いのに、専用窓口(入山安全相談窓口)をつくり1件ごとにアドバイスをしてくれます。私も当初計画から変更した「初日らくらくコース」の登山計画書を提出します。

8時50分、いよいよスタートです。外に出ると情報通りガスってます。視界20m程。それでも室堂は遊歩道が整備されているので迷いません。遊歩道案内図を見て、まずは一ノ越方面へと進みます。10分程で室堂山への分岐に到着します。しかし、真っ白!どこが登山道かわかりません。しかも、いきなり雪渓です。「これが室堂山山頂まで続くのかぁ」。そして、ここでみんなアイゼンデビューです!もちろん軽アイゼンですが、みんな初体験!遊歩道から雪渓に入るところで装着します。アイゼンの装着バンド(奥さんと娘)のサイズ調整に四苦八苦しながら「しまったなぁ。家で靴に合わせておけばよかった」など考えながら、なんとか家族全員のアイゼン装着です。自分のは紐タイプなので巻きつけて完了!

雪渓歩きスタートです。しかし、依然として視界は不良。踏み跡を見失わないようにトレース。ところが2~3分歩くと、何と夏道が!「何だよぉ、せっかく履いたのにぃ」仕方ないので、アイゼンを外します。しかし、夏道を3分ほど進むとまた雪渓!「もう嫌(>_<)」泣く泣く再度アイゼンを付けます。でも今度の雪渓は長そうです。いつものように私、娘、奥さんの順で進みます。「雪渓を歩くときは前の人が歩い足跡か、雪が凹んでいるところ(スプーンカット)を踏んで歩くんだよ」と娘に。娘も根が心配性だけに「迷ってはヤバい」と思っているらしく、真剣に聞きます。途中、視界はさらに悪化!まさにホワイトアウト!1分ほど立ち止まっていると若干視界が回復。「こっちだ」踏み跡がはっきりしている方向へと進みます。

最初の雪渓歩きから1時間ほどかけて、ようやく雪渓を抜け、今度こそ夏道に。「ホッ!」やっぱり雪渓歩きは楽しいですが気を使いますよねぇ。しかし、夏道に出たはいいけど、今度は大きな石がゴロゴロとした急登です。ガスが濃くカッパを脱ぐわけにはいけませんが結構蒸します。霧雨に濡れながらハァハァ息を切らし、11時、ようやく開けた花畑に出ました。地図を見るとどうやらこの辺りが浄土山山頂のようなのですが、山頂でよく見る「○○岳山頂****m」というような標がありません。(単に見逃しただけなのかもしれませんが…)ただ、木道などが整備され、高山植物が咲き乱れる綺麗なところです。ちょうどガスも薄まってきたので、ここで昼食としました。昼食をとり始めたときはガスも薄まり、雲間から若干の青空が覗いていたのですが、それも一瞬で、食べ終わる頃になると雨が。しかも遠くではゴロゴロ。「ヤバい!急がねば!!」。はじめての山での雷雨、しかも稜線上では身を隠すところもありません。急いで支度をし再出発です。

浄土山山頂?から少し登ったところまで行くと結構ガスが濃くなり雨も強くなってきました。「まずいかなぁ…」と考えていると、目の前を横切る物体が!「なんだぁ???」よく見ると1羽の雷鳥でした!その瞬間、振り返って娘に「シーーーッ!」娘と奥さんは???。小さな声で「雷鳥っ!」と言うと二人は目を真ん丸に。なにせ家族そろって初の生雷鳥なのですからテンションが上がります。さっきまでカミナリにビビっていた娘も興奮気味です。そーっとポケットからカメラを取出し激写。当の雷鳥は人間がそばにいることは分かっているのでしょうが、そんなことにはお構いなく、登山道をひょこひょこ歩いていきます。また、この歩く姿がかわいい(^^♪。しかし、ホントにカミナリが鳴ると出てくるなんて、雷鳥とはよく言ったもんだ。雷鳥の後を追いかけながら歩いていると富山大学の立山研施設に到着です。施設は閉まっていましたが、先行していた何人かの人たちが施設の軒で雨宿りをしています。ただ、我々が入り込めるスペースはなかったため、近くに建っていた櫓下に避難です。とは言っても、ほとんど雨はしのげませんでしたが。しばらく休んでいると少し雨も小降りになってきたため「よし、今のうちに行こう!」と出発。ここからは一ノ越山荘までの下りとなります。

12時30分、ダラダラとした稜線下りも終わり、下の方に高く長い石積みの暴風壁が見えてきました。一の越山荘に到着です。雨はどんどん強くなってきます。とりあえず山荘に避難しますが、山荘の中は同じように雨宿りする人で大混雑。それでもザックを下ろして一息つきます。30分ほど山荘で時間をつぶしていると小降りになってきました。続々と皆さん出ていきます。我々も今夜泊まる雷鳥沢に向けてザックを担ぎます。

山荘の外に出ると山荘横の雄山までの稜線がクッキリ!岩がゴロゴロとした急なガレ場で、登る人、下りてくる人の姿が見えます。一ノ越から雷鳥沢へは賽の河原を経由していく道が最も近いのですが、この時期はまだ通れません。従って少々遠回りですが祓堂、室堂山荘を経由して向かいます。一ノ越から室堂まではガレ場の石を敷きならして、コンクリートで固めた道が続きます。ところが、この道がくせ者。石の平らな面を上にして、坂道の勾配に合わせて敷きならしてあるため、濡れていると結構滑り、下りでは要注意です。特に私の靴は岩場で滑りやすいのか、下る途中で大転倒!手をついたところに石と石の隙間があり指を打撲。1週間以上経ってこの記録を書いている今でも痛みます。また、この時期は全ての夏道が出ているわけではなく、何度も雪渓を横切ります。結局、室堂山荘前の分岐点まで1時間かかり14時に到着です。この頃になると天気は相変わらずの曇り空ですが、視界は回復し比較的遠くまで景色も望めます。室堂山荘前でベンチに腰を下ろし地図を確認していると、なんと目の前に広がる雪渓は、我々が朝スタートした地点ではないですか!よく見ると最初の雪渓は大した距離も斜度もなく、晴れていればなんともない道ですが、視界が閉ざされるとあんなに遠く長く感じるもんなんだと、しみじみ感じました。「きっと遭難するときは精神的な部分も大きいもんなんだよなぁ」などと考えていると娘と奥さんがトイレから帰ってきたので宿に向けて出発です。

ここから雷鳥沢までは観光用に整備された遊歩道を歩きます。15時10分、1日目の全行程を無事終え雷鳥沢ヒュッテ到着です!おつかれさま!(^^)!

中に入るとさすが3連休、すでに結構な賑わい。まずは受付で手続き。ついでに明日のお弁当も注文です。部屋は2階の5人部屋でした。もちろん家族3人のみです。とりあえず着替えて一息つきます。今日は浄土山1つの簡単バージョンでしたが結構時間がかかりました。「明日は剣御前小舎から雄山までの縦走、大丈夫かなぁ…」と思いつつも「まっ、なんとかなるか。よし!温泉に行こう!」。ここ室堂周辺では、ほとんどの山小屋が温泉を引いています。雷鳥沢ヒュッテも24時間入浴可能な源泉かけ流しの温泉を備えています。

7時、2日目のスタートです。まずはロッジを出て雷鳥沢キャンプ場の中を横切ります。家族連れが朝食をとったり、テントをたたむ人がいたり様々です。キャンプ場を抜け称名川を渡ると雷鳥坂と新室堂乗越方面への分岐となります。雷鳥坂へは分岐を右へ、我々はそのまま称名川沿いを進みます。しばらく進むと岩に○印のペンキマーク。よく見ると川から伸びた斜面の上に残った雪渓に赤いコースラインのベンガラが撒いてあります。ここで称名川から外れて登りになります。しばらくは、ちょっとした雪渓と木道の連続ですが、だんだん勾配が急になってきます。雪渓を歩く距離も長くなってきます。ただ、昨日のようなことはなく視界も良好なため歩いていても気持ちいい。雪もやわらかくキックステップで十分登れるのでアイゼンは不要です。雪渓を超え熊笹をかき分けて登山道を登っていくと尾根に出ました。新室堂乗越です。北側から吹き上げて来る風が心地よい。ここで、大日岳方面と登山道が分かれます。奥大日岳の眺望が素晴らしい。ただし、剣岳は剣御前の影になり、ここから見ることはできません。

ここから剣御前小舎までの稜線上に残雪はありません。ただし、稜線を巻いて進むところもいくつかあり、そこには雪渓が残り夏道の出ていないところもあります。ここまで来るとベンガラ等のコース目印もなく踏み跡だけが頼りなのですが、もともとマイナーなコースで登山者も少ないためか、所々踏み跡がはっきりしないところがあり要注意です。休憩しつつも高度を上げていきます。つづら折りの道を息を切らしながら登っていくと小屋が見えてきました。目指す剣御前小舎です。10時、剣御前小舎に到着です。
剣御前小舎のある別山乗越は立山三山を回るコースと剣岳へ向かう登山道の交差点でもあります。よって、小屋前の広場も結構な人でにぎわっています。我々のように雄山方面に向かう人、剱岳へのベースキャンプとなる剣沢キャンプ場や剣山荘へ向かう人など。残念ながらこの日の剣岳は厚い雲に隠れており拝むことはできませんでした。息を整えカロリーも補給したので我々も出発です。登山道は小屋の裏手を回ったところで別山方面の上りと剣沢方面の下りとに分かれます。「今は無理だけど、いつか剣沢へ下る道を選べるくらい経験を積んで、またここに来るぞ!」と誓いながら別山方面に進みます。

剣御前小舎横のピークを登ると別山までは急な登りはありません。30分ほどで山頂に到着、立山三山の二つめを制覇です!山頂には祠(ほこら)が祀ってあります。別山は双耳峰になっていて、祠があるのは南峰になります。北峰は南峰から10分程度ところで、地図には「剣岳の眺望が良い」と記されていましたが、今日は相変わらず厚いベールをまとったままです。それでも折角なので、北峰に行ってみることにし、ついでにお腹も空いてきたので、北峰でお弁当にすることにしました。南峰から北峰へは、ちょっとした雪渓を横切り、ハイマツの繁る鞍部を通っていきますが「どうせ戻ってくるのだから」と重たいザックは鞍部でデポし北峰へ向かいます。「ザックが無いと何て楽なんだろう♪」とルンルン気分で北峰登頂です。北峰からの眺めは、それなりに素晴らしいのですが、返す返すも剣岳の雄姿を拝めないのが残念です。

ザックをデポしてきた鞍部まで戻りお弁当です。まぁ、お世辞にも豪華とは言えませんが、なんでこんなに美味しいんでしょう。夢中でお弁当をパクついていると突然目の前の剣岳の雲が取れていくではあ~りませんか。「これはチャンス!」ご飯を中断してカメラを構えます。予想通り剣岳を覆っていた雲が風に流され姿を現しました。「なんという存在感!」思わずシャッターを切るのを忘れて見入ってしまいました。人生初の生剣岳に感動です!南峰方面からも歓声が聞こえてきます。ひとしきり雄姿をカメラに収めていると、すぐ次の雲に隠れてしまいました。この日剣岳を望めたのは多分この一瞬だけだったでしょう。ラッキーでした。

お弁当を食べ終わり南峰に戻って次の真砂岳を目指します。ここからは比較的緩やかなアップダウンを繰り返し真砂岳まで登っていきます。両側がなだらかな傾斜の丸みを帯びた稜線で砂礫の道となっています。進行方向左手の北向き斜面には多くの雪渓が残っており、ハイマツの緑と雪渓の白色、砂礫の薄い褐色というコントラストになっています。しばらく歩いていくと真砂岳をトラバースする道と内蔵助山荘方面の分岐に出ます。真砂岳へは内蔵助山荘方面をチョイス。道標に従って進んでいくとピークらしき場所に出ました。が、いまいちハッキリしません。

13時、多分、真砂岳の登頂を果たした我々は、いよいよ立山を目指します。まずは立山最初の山「富士ノ折立」を目指します。真砂岳と富士ノ折立の間は吊り尾根状になっているため一旦下ります。しかし、ここにきて娘も奥さんも疲労困憊状態!半ばもうやめたい気分のようですが、ここまできて立山に登らずに帰るわけにもいきません。娘にも「もう、急な登りはここが最後だから頑張ろう!」となだめ、なんとかリスタートです。ただこの道、娘でなくても泣きが入るほどの急。「ハァハァ、ゼイゼイ」息を切らしながら登っていきます。娘も頑張りこの区間に限って言えば、ほぼ標準タイムで登り切りました(すご~い)。ただ、ここでもどこが頂上?現象です。よくよく地図を見てみると富士ノ折立の山頂は、わずかに登山道からずれているため岩をよじ登っていく必要があるのですが、もはやその気力もなく「まぁ、登頂したね」と3人で納得しながら次の大汝山に急ぎます。13時45分、富士ノ折立登頂です!

富士ノ折立から雄山にかけては、真砂岳のような砂礫とは違い岩稜が続きます。山の天気は午後から崩れることが多いですが、この日も富士ノ折立を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなり、ついに降り始めました。「あと少しで大汝山の休憩所に着くのに」と思いながらカッパを着用です。私だけカッパを着てなかったので、奥さんと娘を先行させ、後から追いかけます。大汝山の直前で2人に追いつきましたが、何やら2人の様子がおかしい。こちらを向いて何やらジェスチャー!「なんだぁ???」不思議に思っていると娘の前方を見て意味が理解できました。本行程3度目の登場の雷鳥君です!後から来たカップルにも教えてプチ撮影会の開始です。やはり、ここでも意外に逃げない雷鳥君3号でした。

14時、大汝山に到着です。ここに休憩所があることは地図を見て知っていました。ただ、よく見るとどこかで見たような建物。「うーん…」と考えていると「えーっ、ここなのぉ!」と奥さん。「何が?」「あれ見てよ、あのポスター」。指さす方向、休憩所の窓ガラスに何かのポスターが貼ってあり、手書きのコメントで「ここが舞台です」。よく見ると映画「春を背負って」のポスターでした。「確かに予告でこの風景みたなぁ」とようやく理解。そう言えば立山をロケに使ったことも思い出し、ちょっぴりミーハーっぽく記念撮影です。松山ケンイチと蒼井優の想像も冷めやらぬまま、この時点で50分ほど遅れていたため、立山最後の山にして主峰の雄山を目指します。

ここからは稜線から少し外れて、稜線のすぐ下を歩くって感じです。相変わらずの岩稜の道ですが、あと1つという思いがみんなの気持ちをはやらせます。しばらく歩いていると石積みの上に祠らしきものが!そうです、雄山神社のお社です。14時30分、ついに立山三山を全て回りました。本当の巡礼路は浄土山から反時計回りに巡礼するのが正規のルートらしいのですが、今回は悪天候もあって変則的な巡礼路になりました。それでも達成感はひとしおです!記念にお社に参拝!

これで立山三山のすべてを登頂したので、あとは下るだけです。下る前に雄山神社横に設置された風景指示盤に3人で乗って指示盤と3人の足元をパチリ!いよいよ雄山から一ノ越に向けての下りです。前日、浄土山経由で一ノ越に来ていたので、登山道の状況は知っていましたが、上に立って下を望むとさらに凄い。浮いていない石が無いというくらいのガレ場に急こう配。最近、雄山へ登る人はヘルメットを被るが多くなったと聞きましたが、その気持ちも分かります。特に下りは落石を発生させやすいので慎重に下ります。後ろに続く娘にも「乗っていい石、動きそうな石」を指示します。一ノ越~雄山間のガレ場は、一応ペンキマークがしてありますが、全てではなく、ルートも幾通りかあるようです。よって、ルート選択を誤ると大きい段差を下る羽目に。それでも1時間かけて何とか一ノ越山荘に到着です。昨日の山荘と打って変わって閑散としています。まだ、宿泊客が来る前なのか、雨宿りで混雑していた昨日の賑わいが嘘のようです。この時点で30分の遅れですが、もっと遅れると思っていただけに、ちょっぴり安心。ですが遅れていることには変わりありません。高原バスの最終時間も気がかりただったので、トイレを済ませて室堂へと急ぎます。結局、17時ちょうどに室堂バスターミナルに到着です。
今回の山行は家族登山の中でも過去最高の距離を記録。娘も若干?お疲れの様子でした。ただ、立山は稜線歩きあり、雪渓あり、温泉有りとバラエティに富んでいるので、家族連れには適していると思います。この夏、家族登山を計画しておられる方にはお勧めです。ただ、雄山~別山、剣御前小舎まではエスケープルートのないロングコースとなりますので、お子さんの体力を考えた計画を組んでくださいね。
上限文字数8,000字をオーバーしたため当初記録を削って掲載しています。読みにくい分部はご容赦を。

登山中の画像
  • そこそこ埋まってますなぁ
  • web切符を事前に購入すれば楽々!
  • ケーブルカー1番乗り!
  • 高原バスは満員
  • 室堂バスターミナルも混んでます
  • 登山計画書を提出し助言をしてもらいます
  • ちょっとお高め
  • 重要です!
  • いよいよスタート!
  • ガスって視界不良
  • 初アイゼン&ホワイトアウト
  • すぐに夏道が
  • ママ、大丈夫?
  • 雪渓は抜けたけどしんどい!
  • 小さな体では大変
  • 疲れた~!
  • 花畑に出ました
  • かわいい(^^)
  • 結構な勾配です
  • あと少しっと!
  • 初めてです!ライチョウさん
  • 富山大学の施設です
  • 疲れていても、お約束!
  • 雪渓がたくさん残ってます
  • ようやく一の越山荘到着!疲れました
  • さて、帰り道。でも、この道がくせ者!
  • しかし、雄山への道は厳しいねぇ
  • 一ノ越~室堂間の雪渓
  • 冷た~い(>_<)
  • 室堂山荘前です
  • ムムッ!ここは…最初のスタート地点!
  • 意外と距離はないなぁ…
  • 地獄谷から噴気が!
  • おっ!雷鳥沢キャンプ場だ
  • 雷鳥沢ヒュッテ受付です
  • キャンプ場を横切って称名川へ
  • 雷鳥坂との分岐です
  • 雪渓が現れました
  • ベンガラの上を進みます
  • 雷鳥沢が下に見えます。かなり登ってきました
  • 新室堂乗越から望む奥大日岳
  • 岩と草の中の道を進みます
  • 剣御前小舎が見てきました
  • 剣御前小舎です
  • 剱岳に向かう人もひと休みです
  • ここで分岐です
  • 別山に向かう稜線
  • 別山南峰の祠
  • 別山北峰が見えます
  • なんと!剱岳が!感動!!!
  • 真砂岳に向かいます
  • 丸みを帯びた稜線
  • 父娘でトボトボ
  • 母娘で頑張る!
  • そびえ立つ富士ノ折立への稜線
  • 富士ノ折立の山頂はあそこ?
  • 岩稜歩き
  • ライチョウ3号
  • おぉ!「春を背負って」だ!
  • あと少しだ!
  • ついに雄山到着だ
  • 鳥居越しのお社
  • お社の横です
  • 社務所兼休憩所
  • 風景指示盤
  • 雄山からの下り
  • かなりのガレ場
  • 一ノ越山荘到着です
  • みんな遅いなぁ
  • ターミナル到着!
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、健康保険証、ファーストエイド・医療品、熊鈴・熊除けスプレー、行動食、GPS機器
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ワカドシヨリさんの登山記録についてコメントする
  • ROCKme さん
    楽しい山行記ありがとうございました。
    来週行きます。とてもようすがよく分かり参考になりました!

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    立山室堂山荘
    2019年の営業終了。2020年は4月中旬より営業再開予定。予約は2月から受付
    19年12月02日(月)

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◆東京の天気予報[山域を変更]
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(日本気象協会提供:2019年12月12日 17時00分発表)
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