行程・コース
天候
午前中:晴れ 午後:曇りのち雪
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
北八ヶ岳ロープウエイが4/3から4/19まで点検のための運休となりますが、ぎりぎり最終日に行きました。駐車場までの道はスキー場というのもあり除雪されており、スタッドレスで十分でした。
この登山記録の行程
山頂駅(10:30)・・・北横岳ヒュッテ[休憩 30分](12:00)・・・北横岳[休憩 20分](13:00)・・・北横岳ヒュッテ[休憩 10分](13:33)・・・山頂駅(14:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初めての雪山登山で、しかもロケハンなしの子連れということで無謀と自覚しており、坪庭からの登りを5歳の娘が登れなさそうなら、そのまま下山して坪庭散歩&雪遊びで終わりにしようと思ってました。
しかも予定時刻を1時間遅れての出発だったので、登頂はまぁ無理だろうなと諦めていました。
北横岳ヒュッテまでの道程で、慣れないアイゼンで結構な急登もあり「こりゃダメかも」と諦めかけました。
しかし、一歩一歩進むうちに、私も子もアイゼンの扱いにある程度慣れてきて、雪上を歩くのが楽しくなってきた頃、北横岳ヒュッテが見えました。「最近初心者が適当な装備と技術で上がってくるのを憂いている」というような北横岳ヒュッテの管理人さんのブログを読んでいましたので、怖くて中に入れませんでした(^^)
トイレは100円ですので、小銭の用意を忘れずに。
北横岳ヒュッテを出発してすぐに、物凄い急登が… これには泣きが入りました。私の6本爪の軽アイゼンだと、つま先に爪がないので、つま先を突き刺して登ることができません。ハの字に足を開いて土踏まずでアイゼンを刺すように踏みつけて登ったのですが、これで一歩一歩確保しながら登るのは雪山初心者にはきつかったです。
「これどこまで続くんだ?こりゃ本当にダメかも」と諦めかけたところ、すれ違いの下山中の方が「もうすぐそこが頂上ですよ」とのこと。この一言で大いに励まされ一気に頂上まで登りきりました。
9歳と5歳の娘もしっかり登りきり、達成感のある登山でした。
南峰に着いた時、すでに13時で、ロープウェイの最終便が16時。絶対に乗り遅れられないので、北峰を諦めて下山することに。
娘たちには「シリゾリですべって降りていいよ」というと、辛そうな表情が一変。
キャーキャーいいながらシリゾリを楽しんで下山しました。
そのおかげで、下山スピードはかなり早く、結果的に北峰にいけたなぁとちょっと残念。
なんにせよ、元々登頂を諦めていたのに、南峰に登頂できただけでも満足です。
親子雪山登山に北横岳を選んで大正解だったと思います。
子供のザックにはダウン、レインウェア、エマージェンシーシート、ウレタンシート、マモリーノ、笛、チョコレート、スポド500mL、フラッシュライトを詰め込み、滑落等ではぐれた時に可能なかぎりサバイバルできるようにしました。妻は5歳の娘にこんな重いものを持たせるのはかわいそうだ。大人が持った方が良いと言ってましたが、一人で手ぶらで遭難した場合の方がかわいそうです。
フォトギャラリー:17枚
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅
スキーシーズン最終日のため、駐車場は空いていました。
坪庭からの眺望。迫力の峰々が。
坪庭の雪原
急傾斜の山腹は九十九折
山腹から坪庭の眺望
三ツ岳
写真だとよくわかりませんが、急傾斜
子供が寝そべっているのは、遊んでいるわけではありません。必死ですw
北横岳ヒュッテ。
10人ほどが休んでおられました。
シーズン中はごった返すんでしょうね。
おそらく、北横岳山頂付近。北横岳ヒュッテより
頂上前のここが最大の難所でした。
アイゼンなしでは登れないと思います。
南峰山頂はすぐそこ
南峰山頂からの眺望
曇り始めました。
南峰山頂から蓼科山
南峰山頂
下りはシリゾリで楽ちん
坪庭まで降りたら雪が本降りに
楽しい登山でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
カメラ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール | ストーブ |
燃料 | ライター | クッカー | アウターウェア | オーバーパンツ | オーバーグローブ |
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