行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
R157から奥越高原県立自然公園へ向かう。国道からの入り口に通行止めの看板があったため、国道沿い取立山冬季駐車場に停める。10台以上は十分に停めるスペースあり。ただし、6:40の時点で結構満杯。なお、どうもこの通行止めは本日までだったようで、帰りには撤去されていた。事実、看板をどかし、上まで入ってきていいた車が結構あった。料金所過ぎ、駐車場手前のスペースまでは車の進入可。
この登山記録の行程
国道沿い取立山冬季駐車場(06:39)・・・直登・・・料金所(閉鎖中)(07:14)・・・取立山駐車場(07:25)・・・稜線沿い・・・取立山(08:32)・・・鉢伏山(09:58)・・・大長山手前のコル(10:13)・・・大長山(11:00)・・・コル手前で昼食(11:43~12:24)・・・鉢伏山(12:57)・・・取立山(14:01)・・・取立山駐車場(14:45)・・・国道沿い取立山冬季駐車場(15:27)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
なぜタイトルが「にゃんこ」なのかは、写真の最後をご覧ください。
取立山は水芭蕉だけではなく、花も豊富でとても登りやすい山だと気に入ってはいたが、周遊してもなおコースは短く物足りないと思っていたところ、「いやいや、取立から大長にかけての縦走がそれは素晴らしい」との先輩の言葉に興味を持ち、巷では桜も散り際のうららかな日に雪山を求めてやってきた。
国道沿いの駐車場に車を停めて歩き出す。登山口の駐車場までは、少し距離がある。林道を歩かずにショートカットで斜面を登る。閉鎖中の静かなキャンプ場を通り過ぎ、当然ながら閉まっている料金所を横目に進む。と登山口手前のところに車が数台停まっている。藪こぎしながら登ってきたのに、ここまで車で入れるんだ?!
そこまではしっかり除雪されており、車も数台停めれるようになっていた。除雪されていない林道を進むと直ぐに登山口の駐車場が見えてくる。一面、雪原。
自由に斜面にとりつき直登する。
ザラメ質の雪。でも、しまっているため、沈み込みも少なく、この前の越前甲に比べたらとてつもなく歩きやすい。あの時もこれくらいだったら、、、、
程なくして取立山山頂に着く。経ヶ岳が綺麗に見える。
また、登ってきた方向を見ると、その越前甲がどどんと存在感ある姿を見せている。
兜とはよく言ったものだ。まだ十分に白い兜がとてもかっこよい。
斜面を降り、水芭蕉方面への道とは反対方向に進む。
個人的に未知の領域。歩きやすい稜線が真っすぐに延びている。
遠くに大きな山が控えている。しかし、それは鉢伏山。目的地の大長山は裏側に待機していてまだ1mmも姿を見せていない。
とりあえず目前の鉢伏山をやっつけるべく、先を進む。
いったん降ってまた登る。結構歩いたというか、よく歩いたと感じる程、登ってようやく鉢伏山の山頂から大長山を確認する。なんと手ごわい事か。しかも、さっきよりも大きく降ってまた登るパターン。
最短は真正面の壁を直登。しかし、遠目から見てもくっきり分かるクレパス。雪崩がいつ起きてもおかしくない状態。
ということでコルまで降りて、左側に巻くように登る。結構な急斜面で息も荒くなりながら斜面を登っていくと、左手側に一段と近く白山が見える。緩やかな稜線を今度は右側に巻くようにあるく。一番、端のところが、長かった目的地の大長の山頂。標識はすっかり埋もれていて、わずかに頭が見えるだけだった。その先には、経ヶ岳がくっきり。山頂から稜線を左側に延ばしていくと次のピークが赤兎山。いつか歩いてみたいと思っているコースの一つだ。
なるほど、確かに大長山までの縦走は、稜線上の景色も美しく、一見の価値がある。
と新発見と春の雪山を堪能した一日だった。
降り、国道沿いの駐車場まではショートカットをやめ、林道を歩いて降った。
途中、里ではすっかり花が開いたふきのとうが、ここではまだ蕾だったので、ビニール袋に入れて持ち帰る。帰って、軽く水洗いしたのち、細かく刻んで生卵とともにご飯にかけて食した。春を感じる苦みが実に美味。ふきのとう味噌も作ろうか。などと考えながら今日の登山を振り返える。。。
●大長山(おおちょうさん)は、福井県勝山市および石川県白山市の境にある標高1,671m の山。加越国境に位置する両白山地の山。
●鉢伏山は1549m。
●取立山(とりたてやま)は、石川県白山市と福井県勝山市にまたがる標高1,307 mの山。 加越国境に位置する両白山地の山。
みんなのコメント