行程・コース
天候
【1日目】雨のちくもり 【2日目】晴れのち霧のちときどき晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
飯能駅(7:54発) → 西武秩父(8:43着) → 三峯神社行バス(9:10発) → 三峯神社(10:25着)
この登山記録の行程
【1日目】
三峯神社(10:41)・・・妙法ヶ岳分岐(10:53)・・・炭焼平(11:48)・・・霧藻ヶ峰[休憩 20分](12:35)・・・お清平(13:01)・・・前白岩山(14:15)・・・白岩小屋跡(14:35)・・・白岩山[休憩 20分](14:39)・・・大ダワ(16:19)・・・雲取山荘(16:53)
【2日目】
雲取山荘(06:00)・・・雲取山[休憩 20分](06:42)・・・小雲取山(07:27)・・・雲取奥多摩小屋(07:54)・・・ブナ坂(08:23)・・・堂所・・・小袖乗越(10:51)・・・留浦バス停(11:38)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2017年中に絶対行こうと決めていた雲取山に1泊2日で行ってきました。山小屋泊も初めてでした。いつも日帰り登山ばかりだったのでなかなか1泊で行く勇気がなかったのですが、
行けるときにどんどん行っておかないとと思い決行しました。
【1日目】
朝からどんよりとした天気でしたが雲取山荘の予約もしちゃったし、自宅を出発。
西武秩父からの三峯神社行バスは平日なのに満員!1時間立っている人も多かったです。
登山客と三峯神社観光客が半々くらいでした。
三峯神社バス降り場に着くと小雨が降っており、心が折れそうになりました・・・
でもここまで来たら行くしかありません。でも歩いているうちに雨はやみ、時々日差しもさした時もありました。コースは歩きやすかったですが、なにせザックがいつもより重いので、なかなか進みません。お清平あたりから急登になってしんどくなりました。荷物は軽くするべきだったと後悔・・・
だんだん無心になりひたすら歩いていましたが、雲取山荘の1㎞手前辺りでシカに遭遇しました!なかなか逃げないので観察しながら撮影させてもらいました。
その後、雲取山荘のテン場が見えたときはうれしくてたまりませんでした。
【2日目】
朝ご来光を見ようと4:00に起きましたが、昨日と同様ガスっていてなにも見えません・・・
でもしばらくすると薄日が差し、外に出てみると青空が見えていました。
よし!今日は晴れる予感がする!と前向きな気持ちになりました。さすがに2日とも悪天候だと悲しいですよね。
案の定、雲取山山頂は見事に青空が広がっており、雲海の上に富士山がくっきり見えました。
南アルプスもよく見えて、本当に来てよかったと思いました。朝の空気の澄んだ時間に
山頂に登れるのは山小屋泊ならではですね。
その後も小雲取山に向かう道が素晴らしく、一生忘れられない景色を見ることができました。
本当にこれだけで満足です。
その後だんだん霧がかかってきましたが、霧の中のカラマツの森も幻想的でとても素敵だったです。ダンシングツリーさんも霧の中で待っていてくれました。
鴨沢ルートで下山しましたが、急坂もなく、とてもよいルートでしたがとにかくザックが重く、肩にくいこんでしんどかったです。この点は今回の一番の反省点です。ザックの重さのせいでかなり行動が制限されてしまいました。次回は軽量化をしていこうと思います。
鴨沢の次の留浦バス停に出て、ここからバスで奥多摩駅に向かって帰りました。
山小屋泊、初めてでしたがとても楽しかったです。(荷物の重さを除けば)
40人ほどの予約だったので2人部屋をあてがってもらい、1人歩きの60代の女性と
消灯までいろいろな話をさせていただきました。なかなか山の話をほかの方とすることがないので良かったと思いました。
今度はザックの軽量化に励み、またどこかの山小屋に行ってみたいと思います。(そのうち)
フォトギャラリー:160枚
三峯神社に到着です。残念、雨です・・・
この階段から出発です。
三峯ビジターセンターです。つつじが咲いていました。
このシャクナゲの咲く石畳から登山道になります。
霧が出ていてなんだか幻想的ですね。
なるほど~。キャノン電子(株)が整備しているのですね。道理で雰囲気がとても良いです。
天気が悪いけどこんな素敵な道なら大歓迎です。
木に英名と日本名で書かれていておしゃれですね。
白い鳥居をくぐります。
鳥居をくぐるとすぐ登山届提出場所があります。
私も出しました。
奥宮の鳥居はくぐりません。
三峯コースはこの道標がところどころ設置されており、キロ数がだんだん減ってくるのが励みになります。
先行する登山者。
ときどき薄日が差します。
霧が出ていても薄日が差すと暗くありません。
ミツバツツジが雨で散っていました。
炭焼平です。ベンチがあります。
地蔵峠。小さなお地蔵さんがいました。
何の花かな?
小鳥が毛づくろいをしていたのでそうっと撮らせてもらいました。
馬酔木(アセビ)はまだ咲いていませんでした。
霧藻ヶ峰のトイレです。
秩父宮両殿下のレリーフが岩壁に埋め込まれていました。結構大きいです。
霧藻ヶ峰休憩所です。ランチをしている人がいます。
私もここでおにぎり一ついただきます。
団体さんが大勢来たので出発することにしました。
少し青空が見えるときもあるんだけど・・・
お清平に到着です。
ここから急登が始まります。
クサリ場少し。
スミレで癒されます。
前白岩の肩です。
だいぶキロ数は減ったけどまだあと5kmあります。
前白岩山に到着です。
またガスが出てきました。
晴れていたらどんな景色が見えたんだろう。
白岩小屋に着きました。
かなり傷んでいますね。
白岩小屋を後にします。
この辺りから植生が変わって、クリスマスツリーのような木が群生しています。
白岩山に到着。辛かった!
白岩山を過ぎると割と歩きやすくなります。
芋ノ木ドッケ。案内板が傾いていました。
ネコノメソウが見られました。
あっ、シカです。さりげなくこちらを見ています。
その後ろには小鹿が。
鹿のお尻は白くてかわいいです。
きれいな青い小鳥がいました。気のせいかもしれませんが、雲取山の小鳥はあまり警戒心がないのか、近づいても逃げません。
進むと急に登山道に鹿が現れてビックリしました。
こちらをじっと見ていて逃げません。おかげで何枚も撮れました♪
横を見るとメスのシカがいました。
つがいだったのですね。
オス鹿がドヤ顔でこちらを見ていました。(笑)
鹿の観察は面白いけどこれくらいにして進みます。
山桜が咲いていました。
やっと大ダワです。もう少し、頑張れ~!
右に行くと男坂、左に行くと女坂です。地図に女坂が歩きやすいと書いてあったので女坂を選択しました。
あれ?小屋らしきものが見えますが、雲取山荘ではないですね。
もうすぐのはずなんだけど。
わあ!テン場が見えました。よかった~!
雲取山荘も見えてきました!
到着!疲れた~。
荷物を置いて、夕食前に山小屋を散策します。
「くもとり山荘よも山情報」、面白です。
山荘の見取り図もありました。今日は使っていない部屋もありました。
夕食です!美味しいごはん、ありがとうございます。
2日目です。ご来光を期待しましたが・・・
しばらくすると青空が出てきました♪
朝の雲取山荘。
向かい側に水洗のきれいなトイレがあります。
今朝の気温は・・・5℃くらいですね。少し肌寒いです。
外にいた方に撮ってもらいました。
美味しい朝ごはん、ありがとうございます!
廊下には本棚があります。
晴れてきましたね。
昨日いただいたバッジです。ずっと欲しかったのでうれしいです。
同室の方は先に出発されました。部屋は8畳くらいを2人だけだったのでゆったり過ごせました。豆炭の炬燵が暖かかったです。
さて、私もそろそろ出発しましょうか。
外に出ると皆さん出発の準備をされています。
ここにもレリーフ。
雲取山荘を振り返ります。お世話になりました。
また来ますのでよろしくお願いします。
苔の中に咲いていた白い花。
朝の山は気持ちがいいなあ。
割と急登ですが30分ほどで、
山頂に到着です!嬉しい~、青空がきれい!
思わずわあ!と声を上げてしまいました。
南アルプスもよく見えます。
これは新しくした石標ですね。
なんてきれいなんでしょう!雲海から富士山が顔を出しています。
空にはヒコーキ雲。
富士山のアップです。雪が大分減ったような気がします。
いろんな山が見えますよ。
団体さんも到着して大賑わい。
この辺りは木がなく、いい景色です。
この道いいなあ。
今日来て本当によかった。
さて、先に進みましょう。
この景色も皆さんのレコで見た通りです。石尾根のスタートです。
さあ、ここを下りましょう。
振り返ると真っ青な空!
ちょっと大菩薩嶺に似ているような・・・
しばらくの間雲海と富士山が見えます。
うちにある登山本の表紙と同じ(笑)
とても歩きやすい道です。
この後左の怪しいガスで富士山が見えなくなりました。
富田新道の分岐。いつかこちらも行ってみたいです。
どんどん下りていきます。
七つ石山、ブナ坂方面へ。
奥多摩小屋が見えてきました。テントも見えます。
奥多摩小屋です。缶ビールや日本酒もあるみたいです。
ガスってきました。でもいい雰囲気です。
ヘリポートも霧がかかっていていい感じ。
カラマツも霧と相性ピッタリですね。
マルバタケブキの新芽がたくさんありました。咲くのはまだ先ですね。
そろそろダンシングツリーさんがいるはずですが・・・まさか霧で見逃したわけじゃ・・・
カラマツの赤ちゃん。
あっ、霧の向こうに見えるのは・・・ダンシングツリーさん!
よかった~見逃していなくて。お元気そうですね。
西東京猛虎会さんがよろしくと言っていましたよ。
ずっと見ていたかったけど行かなくては。また来ますね。
さようなら~。また来てね、と言っているようでした・・・
霧の中に大きな桜が咲いていました。
ブナ坂に到着です。ベンチがありました。
これは終わってしまったハナネコノメかな。まだ見られるとは思いませんでした。
ネコノメソウも。
気づくと七つ石山ではなく巻道のほうを歩いていました。戻るのも面倒なのでこのまま進むことにしました。
道に散った山桜の花びらがありました。
下山するにつれ木々も芽吹いています。
今日もハシリドコロ、咲いていました。
巻道は結構長いですが歩きやすいです。
これは何の花かな?
新緑きれいです。
フタリシズカが咲いていました。
車道に出ました。
村営登山者駐車場はいっぱいでした。きれいなトイレがありました。
ようやく奥多摩湖が見えました。あと少し!
留浦バス停に到着です。お疲れ様でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | カップ | ||
【その他】 お菓子、2日目の昼食、予備充電器、ミニ三脚 |
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