行程・コース
天候
高曇り
登山口へのアクセス
その他:
往)ホリデー快速あきかわ1号で武蔵五日市。養澤行きバス(8:22発)で、西小中野バス停下車
復)今熊山バス停のバスのタイミングが悪く、武蔵五日市駅まで徒歩
この登山記録の行程
西小中野バス停-子生神社(8:35出発)-(小宮神社、山神社を参拝)-勝負口/千ヶ沢出合(10:00)-林道終点(10:20)-市道山(11:27)-鳥屋戸ピーク(11:58着/12:05発)-入山峠(13:00着/13:05発)-刈寄山(13:20着/13:35発))-今熊山(14:25)-今熊神社里宮(14:50)-今熊山登山口バス停(15:07)-武蔵五日市駅(15:35着)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
戸倉三山に囲まれた盆堀川の上流、千ヶ沢を遡って市道山に登って来ました。 近場の低山でお手頃のバリエーションルートと思いきや、お目当ての滝を見落とした上、想定外の藪漕ぎに悪戦苦闘。思わず苦笑いの山行となりました。
≫場所も高さもジミ~なバリエーションルートですが、体力を温存したい日曜山行にはうってつけと思い、ホリデー快速で武蔵五日市駅に降り立ちました。 千ヶ沢に掛かるF1、F2の滝を見るのも楽しみです。
「安産祈願」の子生神社に「安全登山」の無理なお願いを済ませてから、沢戸橋と新久保川橋を渡って、盆堀の集落に入って行きます。道はこの先で林道となって入山峠に至り、八王子方面まで抜けています。日曜日で採石ダンプも走っていなかったので、ストレス無く歩くことが出来ました。
折しも、採石場の前に車を止めた同年配の男性がラフなTシャツ姿で林道を歩き始めたので怪訝に思い、「どこまでですか?」と声を掛けると、「八王子へ・・・」と言うのでビックリ!
歩きながらお聞きするには、その昔、未だダートだったこの林道をバイクで走って峠越えしたのが懐かしく、久しぶりに訪れて、ぶらぶら歩いてみるのだと・・・。 色んな人が居るものですね~。
エールを交わして先へ進み、「勝負口」の標識が立つ出合いから千ヶ沢沿いの細い林道に入ります。
谷は次第に深くなり、途中、沢への下降点を示す赤テープを見かけましたが、滝の気配を感じなかったのでそのままやり過ごし、林道終点から、浅くなった沢筋に入って行きます。
後で判ったのですが、F1滝は、赤テープから谷に下りた処に在ったらしく、迂闊にも最大のお目当てを見損ねてしまいました! ・・・既に後の祭りで、苦笑いしかありません。
林道から先の沢筋にはかすかに薄い踏み跡がついていましたが、下草が茂って、『沢歩き』というよりも『藪漕ぎ』に近い感じになっていました。
藪漕ぎ自体は嫌いな方ではないのですが、棘のある下草で痛い目に遭いました。
後で調べると、どうやら「ミヤマイラクサ」という、如何にもイラっとしそうな名前の草で、産毛の様な細かな棘がズボン越しに膝に刺さってチリチリと痛むのですっかり意気消沈してしまい、ビビって足元の葉の形を確かめながら歩くので、ペースも上りません。
F2の滝(その場ではF1の滝だと思っていました)を左岸で高巻いて進むと、次第に水量が細くなり、更に上部では、伐採されて放置されたような倒木が沢を塞いで、踏み跡は殆ど消滅してしまいます。
やつれ果てて稜線に出ると、通りかかった女性ハイカーの方が心配そうに声を掛けてくれました・・・。
市道山で一息入れてから、コアジサイが咲き競う峰見通りを歩いて入山峠を越え、山火事跡で視界が開ける刈寄山を後にする頃には、気分は既に温泉モードです。
呼ばわり伝説の今熊山を下って、一気に武蔵五日市駅まで歩き通すと、三駅先の秋川駅で途中下車して、阿伎留の四季にドボーン!
少しハードな日曜山行になりましたが、駅前居酒屋の湯上りセットで、今週も何とか締まりました~。
本日の総歩数39,597歩、歩行距離27.4km、消費カロリー1,594kcal、脂肪燃焼量113g也。
フォトギャラリー:66枚
久しぶりの武蔵五日市駅は、日曜のせいか、さほど混んでいませんでした。
先ずは沢戸橋の手前の子生(こやす)神社に入山の挨拶。
大正12年生まれの狛犬は、口だけでなく目と歯にも色が着けられています。
底の無い柄杓ですくう水の如くスルッと出産できる、というご利益があるそうです。
沿道の紫陽花。今年は紫陽花も花付きが悪いようです。
沢戸橋と戸倉城山。
盆堀川沿いを行きます
小宮神社という村社にもご挨拶。
ご神体は稲荷明神らしく、狛犬の代わりにキツネ像が据えられていました。
良く見れば、ご神殿の脇にも小さなキツネ像が。こういうのを見つけると思わずニヤッとしてしまいます。
合戦戦没者慰霊塔が。豊臣の小田原攻めの際、檜原城の平山氏が奮戦した所かもしれませんね。
盆堀集落を通って進みます。
途中には、お決まりの採石場がありました。
盆堀林道の入口に佇む山神社にもご挨拶。
この林道を登り切れば入山峠で、八王子に通じています。
盆堀川の流れ。
千ヶ沢の出合。右俣に進みます。
細い林道が続きます。
林道の終点。迂闊にも、この時既にF1滝を通り過ぎていました・・・。
沢歩きというより藪漕ぎですね!
F1滝にしては小振りだな~と思っていたら、F2滝でした。。。
左岸を高巻いて進みます。
所どころ赤リボンがあるのですが・・・
苔むした岩の上に、白い花弁が散って綺麗です。
これが危険植物『ミヤマイラクサ』です。ズボン越しに刺さった棘にやられて、翌日まで痛みが残りました。新芽は山菜として食されるらしいです。
沢の上部は荒れていて、殆どトレースがありません。
ようやく稜線が見えて来ました。
無事、一般道に合流!
コアジサイが咲き競っていました。
市道山山頂。山頂標識が新調されていました。
これから向かう、峰見通りの方面です。
臼杵山の向こうに、大岳山の山頂と御前山が見渡せました。
八王子方面ですが、霞んで何も見えません。
刈寄山が見えて来ました。
入山峠に到着。件の男性は無事辿り着けたでしょうか・・・?
刈寄山の山腹は、山火事跡で視界が開けます。
刈寄山頂から五日市方面。
山頂直下から沢戸橋方面に下りることもできます。
今熊山の隣山は大規模な採石場となっています。
今熊山の摂社、開運稲荷社に開運祈願。
風格漂う今熊社の狛犬。お気に入りのひとつです。
山頂の今熊神社に参拝。
山頂の肩には展望広場とトイレがあります。
山道途中に結界線?!
麓の今熊神社遥拝殿の狛犬。頑張ってはいますが、奥社の狛犬の風格には敵いませんね。
親に踏まれた子獅子の表情が・・・(ムギュ~)
バスのタイミングが悪いので、駅まで一気に歩きます。
秋川の河原はBBQで賑わっていました。
阿伎留の四季で汗を流し、駅前居酒屋でカンパーイ!
何となく〆の一枚。秋川駅前のモニュメントです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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