「日本3百名山ひと筆書き」田中陽希さんの自叙伝的著書『それでも僕は歩き続ける』が、平凡社から3月19日に発売
2018年1月から、「日本三百名山ひと筆書き」に挑戦中のプロ・アドベンチャーレーサー、田中陽希さん。すべての行程を人力で移動しながら、各地の三百名山を登り、これまで3年かけて283座を登ってきた。その様子はNHKのドキュメンタリー番組「グレートトラバース3」として放送され、広く知られている。
3年目となった2020年には、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言などもあり、山形県酒田市で約3ヶ月の自粛生活を送っていた。
そんな自粛生活の中で行われたリモートインタビューを元に構成された著書『それでも僕は歩き続ける』が、3月19日に平凡社から発売された。三百名山の旅のことだけではなく、自身の生い立ちや、アドベンチャーレースとの出会い、これまでの挑戦、旅を完結した先にやりたいこと、生き方・考え方、将来の夢などが自叙伝的に語られていて、陽希さんのファンでなくとも読んでみたい一冊。
コロナ禍でこれまでの常識が変わり、不安なことが多い世の中で、プロ・アドベンチャーレーサーの生き方・考え方に、新たなヒントがあるかもしれない。
なお、田中陽希さんの旅は、北海道の18座を残すのみ。現在は冬期のため一時中断し、北海道富良野の実家で、再スタートの準備を進めている。ここまでの「日本3百名山ひと筆書き 旅先インタビュー」はこちらでチェックしよう。
■書籍概要
『それでも僕は歩き続ける』
出版社:平凡社
著者・編者:田中陽希(著)、千葉弓子(編)
発売日:2021年3月19日
定価:1,540円(本体1,400円+税)
体裁:四六版216ページ
ISBN:9784582838510
詳細:(平凡社)https://www.heibonsha.co.jp/book/b529248.html
併せて読みたい、田中陽希さんの本
『アドベンチャーレースに生きる』
田中陽希さんの師、田中正人さんとの共著。「百名山への挑戦はEAST WINDのためだった」。田中陽希さんが人生を捧げるアドベンチャーレースの世界とは?
出版社:山と溪谷社
著者:田中正人、田中陽希
発売日:2017年2月24日
定価:1,430円(本体1,300円+税)
体裁:四六版256ページ
ISBN:9784635171892
詳細:(山と溪谷社)https://www.yamakei.co.jp/products/2816171890.html