北アルプス・焼岳の噴火警戒レベル1に引き下げ。山頂への登山が可能に

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気象庁は7月12日、北アルプス・焼岳の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げた。これに伴い、通行止めとなっていた焼岳への各登山道は規制が解除され、山頂付近への登山が可能になった。

噴火警戒レベルが1に引き下げられた焼岳(ヤマケイオンライン「焼岳」より)

焼岳は山頂付近の緩やかな膨張が続き、火山性地震が増加したため、5月24日に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられた。

気象庁によれば、6月中旬以降は焼岳の地震活動は低調になっており、火山活動は地震増加前の状態に戻っているという。想定火口域からおおむね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低いが、山頂付近を含む想定火口域内では、火山ガスなどが突発的に噴出する可能性があるとして、引き続き警戒を呼びかけている。

 

関連リンク

■気象庁の監視カメラ画像(焼岳・中尾峠)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/volcam/volcam.php?VC=31001

■ヤマタイムで焼岳の地図を確認する
https://www.yamakei-online.com/yk_map/?latlon=36.23529076817811,137.62352984253232&zoom=13

■焼岳火山防災基本図
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/uploaded/attachment/10518.pdf

■ヤマケイオンライン「焼岳」
https://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=542

 

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