文三郎尾根の分岐の上から赤岳頂上までが氷の斜面のよう
天気・気温
山と周辺の状況
小屋周辺の積雪は80cmくらいで、先週から変化はありません。
登山道の状況
稜線は80~100cmくらいの積雪ですが、文三郎尾根の分岐の上から赤岳頂上までが雪というより氷の斜面のようになっています。そのほかの登山道でも凍結箇所があります。
岩場では岩が露出している所があり、風でかなり硬く締まっています。鉱泉から下の道の積雪は、ほとんど融けていますが、朝夕は凍結してツルツルになっているところがあります。
南沢の入口で橋が流されたままのところがあります。さらに道が荒れて高巻をしなければならない個所や沢が何ヶ所もあり、北沢ルートを利用した方が安心です。ほとんどの一般登山道にはトレースがありますが、積雪の状況によっては、トレースが消えているときがあります。
地図等を使用し、ルートファインディングをしながら適切な通過をお願い致します。
登山装備
防寒着や防寒具(手袋・帽子)など冬山装備が必携です。ヘッドランプ、スパッツなどもご用意下さい。稜線へ行く方は6本爪以上のアイゼンと、ピッケルも必要です。この時期はみぞれになることが多く、雨具があると良いでしょう。
注意点
硫黄岳はそれほどでもありませんが、赤岳はアイゼンに慣れた方でないと危険です。各ルートともに梯子や階段が埋まっているので、通過には注意が必要です。アイゼンは早めに付けてください。
横岳周辺はトレースがほとんどないので注意が必要です。美濃戸口から美濃戸までアイスバーンになっているところがあります。クルマで入られる方は十分注意してください。
お知らせ
アイスキャンディはまだ利用できます。行者小屋はゴールデンウィークまで冬期閉鎖中。詳しくはホームページで。
赤岳鉱泉周辺の過去の様子
赤岳鉱泉
- 現地連絡先:
- 0266-62-8100
- 電話番号:
- 090-4824-9986
- 連絡先住所:
- 長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716