やっとというか、今頃というか、晴天が続く日がやってきました
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
やっとというか、今頃というか、晴天が続く日がやってきました。8/14から晴れの日が続いています。週間天気予報もずっと晴れマークが並んでいるので、しばらくの間は安定してくれるのでは、と期待しています。
これまでずっと天気が良くなるのを待ちかねていた登山者の皆さんがたくさん訪れています。独標や山頂へ登る方、焼岳方面へ向かう方、奥穂への縦走を目指す方など、これまで天候が安定しないために二の足を踏んでいた方々が「待っていました」とばかりに朝早く山荘から出かけていきます。
山荘前には美しい紫色のヤチ
トリカブト
ヤマトリカブト
が目立っています。今年は例年にも増して数が多いように思います。ほかにも、イワツメクサ、マルバダケブキ、チシマギキョウなど、たくさんの花が咲いています。詳細はhttp://www.nishiho.com/kaika.htmをご覧ください。
登山道の状況
西穂山荘周辺の登山道で残雪の残っている部分はありません。焼岳側の登山道および上高地側登山道では熊笹が覆いかぶさっている場所がありましたが、草刈りが済みましたので、だいぶ歩きやすくなっていると思います。
山荘~西穂山頂までの稜線上も特に異常は無く、独標や山頂を目指す方がたくさんいます。
登山装備
通常の夏山装備でOKです。天気が良い日には25℃近くまで上昇しますが湿度は低いため、日陰に入ると涼しく感じます。また、天気の悪い日の最高でも15℃に満たないこともあります。天候による気温差が大きいことを念頭に置き、服装を選択してください。朝の最低気温は10℃以下まで下がる日もあります。稜線では強い風が吹きます。防寒だけでなく、暴風対策も重要です。
雨に備えてカッパやザックカバーは必携です。日差しが強くなっているので、サングラスでの保護と日焼け対策を行ってください。
注意点
テント泊は、せいぜい30張程度しか確保できません。定められた場所以外にテントを張ることはできません。また、テントの外に食べ物の匂いがするものを出しておくと、キツネや熊など動物が寄ってきます。危険防止のため夜間は必ずテントの中にしまうようお願い致します。
お知らせ
混雑が予想される日は8/22(土)、9/19(土)となっています。週末の個室は満室の日が多くなっています。秋はまだ余裕があります。個室でゆったりとおくつろぎ下さい。天気予報を見る場合は、岐阜県飛騨地方や富山県、長野県北部の予報などを参考にするとよいでしょう。
最近、「ピラミッドピークの先の鎖が緩んでいる」との情報が登山者から寄せられたため、事実確認のためパトロールを兼ねて現場まで行ってきましたが、鎖に異常はなく、誤報だと確認できて一安心しました。やっと天気が良くなったために独標から先に足を伸ばすお客さんの数も予想以上に多く、そちらの方が心配でした。独標の山頂側斜面を多くの登山者が登っていましたが、見ていて心配な方も多く見受けられます。天気が良いと目標地点よりも、ついつい先まで足を延ばしてしまいがちですが、御自身の経験と体力をよく鑑みて安全な登山を心がけていただくようお願い致します。
昨年の今頃の様子は?
融雪は進みましたが、凍結箇所もあるので8本爪以上アイゼンで2023.04.30
GW最終日は雨。5月8日から新穂高ロープウェイが運休です2023.05.07
天気は雪から雨に。山荘周辺の積雪は70㎝ほど2023.05.14
西穂山荘周辺の過去の様子
西穂山荘
- 電話番号:
- 連絡先住所:
- 長野県松本市中央1-11-25 西穂山荘事務所