日に日に寒さは増しています
天気・気温
山と周辺の状況
よく晴れ渡り、尾瀬沼湖面にクッキリと映し出された逆さ燧を撮影する事が出来ます。ただし、空気が澄んでいる分、日に日に寒さは増しています。朝霜も8時近くまで残っていました。
キャンプ場付近では、切り株の上に生えるトウヒやオオシラビソの幼木を沢山見ることが出来ます。切り株や倒木は地面より小高いため、雪が付きにくく、光の当たり方も良好で、栄養分も多いため、新しい木が育つには好都合なのだそうです。何百年後には立派な大木になるのかもしれません。
10/16には、朝の冷え込みで、尾瀬沼の湖面に霧がたちました。その上に、ものすごい数の鳥の群れにびっくりしました。鳥は、スズメ目アトリ科のアトリ(花鳥)という渡り鳥だそうです。
三本カラマツは、北側の1本はまだ緑が少し残っていますが、ほぼ見頃を迎えています。黄葉した葉が陽ざしを浴び、秋風になびき、輝いて見えました。ただし、カラマツの葉は風雨で一瞬にして散ってしまいます。見頃は数日間です。ダケカンバなど広葉樹の紅葉は終了間近です。
登山道の状況
木道および木道の落ち葉は、雨に濡れたり、霜が降りたりすると特に滑りやすいので通行の際はご注意ください。
沼尻付近は木道の更新工事が行われていますので、通行の際はご注意ください。ぬかるんでいるところも多いので、足元に注意し、しっかりした靴で慎重に歩いてください。
なお、三条ノ滝展望台は展望台(第1・第2)の手すりが取り外され閉鎖されました。今シーズンは利用することができません。
尾瀬沼地区では、尾瀬沼ビジターセンターと長蔵小屋以外の施設は、今年の営業が終了しています。尾瀬沼ビジターセンターは、10/31まで、長蔵小屋は11/2までとなります。第一公衆トイレは閉鎖、第二公衆トイレは10/31まで使用できます。
登山装備
風が冷たくなってきました。最低気温が氷点下を下回る日もあります。防寒具は忘れずにお持ちください。
注意点
木道では譲り合って通行し、湿原に足を踏み入れないようにしましょう。
バスの最終時間に間に合わない方や、道がわからなくなってまったく違う場所に行ってしまうケースが増えています。コースと行程時間の確認をしっかりして、余裕を持って行動してください。ビジターセンターには地図を用意しています。わからないことがあればお気軽にお尋ねください。
10/19から来月6月初旬まで、馬坂峠(県道栗山舘岩線)の福島県側が舗装工事のため通行止めになるので、ご注意ください。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターの営業は10/31までとなっています。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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