先週は5/12~14まで珍しく3日連続で降雪がありました。大清水からの登山道は、まだ残雪があります
天気・気温
山と周辺の状況
ビジターセンター周辺は、先週は5/12~14まで珍しく3日連続で降雪があり、木道にもうっすらと雪が積もりました。早朝散歩をしていると、積もった雪の上に動物の足跡が木道の上にたくさん残っていました。動物も木道の上を歩くようです(周囲を見渡しましたが姿は見えず)。
15日からは晴天が続いています。雪が解けた沼のほとりの一画では、小さな
ミズバショウ
ミズバショウ
と
リュウキンカ
リュウキンカ
がかわいい姿を見せています。
ビジターセンターの正面入り口に、スライド上映会や自然観察会などの催しをお知らせする看板を立てました。自然も人間も一歩一歩春の準備をしています。
登山道の状況
大清水~一ノ瀬の残雪は、すでに融けました。途中、キブシや
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
が咲いていました。一ノ瀬休憩所周辺は、5/12では、まだ雪が残っていました。
一ノ瀬~尾瀬沼は、まだ積雪があります。とくに三平峠周辺~尾瀬沼は、完全な雪道です。軽アイゼンの使用が望ましいでしょう。
尾瀬沼周りの登山道は、まだまだ雪のなかです。木道やベンチの周辺などでは、踏み抜きに注意が必要です。南岸ルートは残雪の湖上を歩いたり、残雪が薄くなっている所では山側の雪の斜面を高巻いたりと、小刻みなアップダウンがあり大変です。夏道はまだ雪の下なので、ルートの見極めも必要です。できるだけ北岸ルートを通りましょう。北岸ルートは赤い印を目標に歩いてください。
尾瀬沼から沼山峠、大江湿原方面は、5/14現在、登山道も木道も雪の下です。沼山峠~大江湿原あいだは、登山道を示すペンキやリボンが付いています。わかりにくい場所もあるので注意してください。大江湿原、小淵沢田代は残雪のなかですが、大江湿原の雪が融けた場所では、
ミズバショウ
ミズバショウ
や
リュウキンカ
リュウキンカ
をみることができます。
燧ヶ岳への登山道は、5/12現在、尾瀬沼からすべての区間で積雪があります。アイゼン、防寒具など、しっかりとした雪対策が必要です。また、途中に倒木があったり、枝が折れていたりします。落ちた枝に服が引っかかったりと、歩きにくい場所もありました。
登山装備
日中は日差しが強いので、サングラスや日焼け止めが必要です。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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