沼山峠へのバスが5/21より開通しましたが尾瀬沼への林道は、まだまだほとんど雪道です
天気・気温
山と周辺の状況
雪融けがすすみ、湿原が見えてきました。大江川沿いの
ミズバショウ
ミズバショウ
も少しずつ咲き始めています。大江湿原では、
ミズバショウ
ミズバショウ
、
リュウキンカ
リュウキンカ
、
ワタスゲ
ワタスゲ
が咲き始めています。
また、尾瀬沼ビジターセンター周辺のカラマツが、新芽を伸ばし始めています。みずみずしく鮮やかな緑に、心までさわやかになれそうです。
登山道の状況
沼山峠へのバスが5/21より開通しました。ただし、沼山峠から尾瀬沼への林道は、除雪機で道が作られていますが、5/23現在では、まだまだほとんど雪道です。林内は赤いペンキを目印に来て下さい。踏み抜きの危険もありますので、十分気をつけてお越しください。
尾瀬沼ビジターセンターから小淵沢田代、大江湿原~小淵沢田代間も雪道です。
大清水からの登山道は、5/17現在、大清水~一ノ瀬間はすでに残雪は融けています。一ノ瀬休憩所周の雪は減って、公衆トイレも使えるようになりました。
一ノ瀬~尾瀬沼間は、三平峠付近から尾瀬沼までは、まだかなりの雪が残っています。スニーカーで歩いている方がいましたが、水浸しになっていました。足回りは万全にしておきましょう。十二曲がりの木道階段には、ほとんど雪は残っていません。ただし十二曲がりの上は、かなり雪が融けているので踏抜きに注意してください。
燧ヶ岳への登山道は全面雪道です。木に付けられた赤ペンキやピンクリボンを目印に登ってください。爼嵓~熊沢田代のルートは木が少なく、目印が見つけづらいので、迷わないように注意してください。また急斜面があったり、雪解けが進んでいる場所では踏抜が合ったりするので、注意してください。途中、山頂付近でコメバ
ツガザクラ
ツガザクラ
やガンコウラン、林内ではキクバオウレンを見ることができました。
尾瀬沼周りの登山道は、まだまだ雪のなかです。木道やベンチの周辺などでは、踏み抜きに注意が必要です。また、樹木の東海や枝の落下も多くなっています。南岸ルートは残雪が多く、木道はまだ一部しか見えていません。雪の状態がゆるくなっているため滑りやす状況です。
北岸ルートは森林内の残雪はまだ多いですが、ほかは雪が薄くなってきていて木道の出ている部分もあります。できるだけ北岸ルートを通りましょう。
5/24日は降り続いた雨と雪解け水で、尾瀬沼周辺の湿原を流れる沢が増水しました。木道が老朽化していることろは、片側が傾いています。雨がやめば水もひくと思いますが、注意して渡りましょう。
登山装備
日中は日差しが強いので、サングラスや日焼け止めが必要です。
お知らせ
沼山峠へのバスが5/21より開通しました。
5/21より、尾瀬沼ビジターセンターでは、尾瀬を紹介する「尾瀬国立公園の四季」と「尾瀬沼の四季」と題したビデオの上映を開始しました。共に15分程度のものです。尾瀬沼にお越しの際は、ビジターセンターにお立ち寄りください。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: