沼尻では、ナデッ窪道に向かう木道の周囲はキンコウカが満開で、まるで天の川を歩いているよう
天気・気温
山と周辺の状況
沼尻では、ナデッ窪道に向かう木道の周囲は
キンコウカ
キンコウカ
が満開で、まるで天の川を歩いているようです。尾瀬沼周辺は現在、
キンコウカ
キンコウカ
、オタカラコウ、
コオニユリ
コオニユリ
、オオウバユリ、
ヤマオダマキ
ヤマオダマキ
、オゼヌマアザミ、
イワショウブ
イワショウブ
、
コバギボウシ
コバギボウシ
などが咲いています。ノリウツギは間もなく咲きます。
ヒツジグサ
ヒツジグサ
の花はまだ開いていません。
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
は実をつけはじめ名残の花を少し残すのみになりました。主役の座は、
コバギボウシ
コバギボウシ
に移ってきています。
ヤナギラン
ヤナギラン
も咲きはじめ、
サワギキョウ
サワギキョウ
のつぼみもふくらみ始め、もう秋の気配を感じます。
また、コモリグモの仲間が、木道をすばやく走っているのを見かけます。おしりにくっつけた卵のうの中には子供たちがすくすく育っている様子が見られます。
他にも、
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
、タケシマラン、
サンカヨウ
サンカヨウ
、ハリブキ、
ギンリョウソウ
ギンリョウソウ
、ヒメウスノギが実をつけ始めました。
大江湿原では
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
は終わり、
キンコウカ
キンコウカ
が満開です。他にも
オトギリソウ
オトギリソウ
、
イワショウブ
イワショウブ
、コボギボウシ、ミヤマワレモコウなどが咲いています。
登山道の状況
尾瀬沼では、北岸ルートは、平坦な道で木道もしっかりしている箇所が多いですが、雨の多いこの時期、大変滑りやすくなっているので注意が必要です。南岸ルートは、ぬかるみや岩場、木道の老朽化しているところがあり、歩きにくい状況です。長靴やスパッツがあると便利です。この時期、針葉樹は実をつけ始めます。オオシラビソやコメツガなど森の中で間近に見ることができます。
大江湿原方面は、木道や森林内は滑りやすい箇所やぬかるみもあり、特に雨の日や雨上がりには注意が必要です。バスの最終時間に間に合わない方や、道がわからなくなってまったく違う場所に行ったりするケースが増えています。コースと行程時間の確認をしっかりして、余裕を持って行動してください。ビジターセンターには地図を用意しています。わからないことがあればお気軽にお尋ねください。
燧ヶ岳へは、7/24現在、俎嵓から熊沢田代の間に150m程と50m程の2箇所雪渓が残っています。雪渓の下り起終点にテープが張ってあります。道を見失わないようご注意ください。
沼尻~見晴間は、見晴十字路から温泉小屋間の木道が老朽化しており、腐食による欠損・ガタツキ・ズレ等で、歩きにくい状況があります。
注意点
最近、湿原の踏み込みが各所で見受けられます。木道では譲り合って通行し、湿原に足を踏み入れないようにしましょう。また、たばこの吸い殻等が捨てられています。尾瀬利用のルール・マナーをお守りいただくようお願いします。
濡れた木道は大変滑りますので注意してください。雨上がり、朝方は特に注意が必要です。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターでは8月及び9月の金・土・日曜日・祝祭日の晴れた夜を選んで星空観察会を開催します。また、朝の自然観察会を実施しています。観察会は、土・日・月曜日の7:15から行っています。
8/末日まで、ビジターセンター内で尾瀬沼展を開催しています。尾瀬沼の概要、散策ルート・見どころ紹介、尾瀬沼の歴史、動植物・昆虫などさまざまな視点から尾瀬沼を紹介します。
御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。大清水地区にある物見小屋は、平成21年シーズンは休業するという連絡がありました。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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