宮之浦岳・縄文杉 | 屋久島ガイド協会

お天気雨の際は、この時期の楽しみである美しい虹に出合う確率が高いので、秋めいて高くなった空を見上げてください。

イッスンキンカ (2010.09.29 屋久島ガイド協会 )
イッスンキンカ (2010.09.29 屋久島ガイド協会 )
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天気・気温

09/01(水) ◆8/29宮之浦岳 晴れ。南東の風微風 山頂の気温(標高1936m)23℃。永田岳方面以外はガスに覆われ展望きかず。
      
◆8/31縄文杉コース(標高600~1300m)雨。縄文杉デッキ上(標高1300m)の気温22℃。本日入山者数約300人。雨が降ったり止んだり、少し肌寒い一日でした。
鹿児島市の天気予報
明日
曇のち晴
24℃
16℃
明後日
26℃
17℃
日本気象協会提供 2024年5月2日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

最近の屋久島地方の天気予報をみると、一日に晴れマークと雨マークが混在していることが多いですが、実際に天候の変化が激しいです。山でも麓でも、晴れたり降ったり。その度に雨具を着たり脱いだり、お天気に振り回されることが多々あります。
この時期の楽しみは、美しい虹。お天気雨の時、ふと空を見上げると、美しい七色の橋がかかっていることがあります。虹は光源(太陽光線)の反対方向、仰角40~50度の場所に現れますので、虹の見える位置は予想がつきます。縄文杉コースでは下山中のトロッコ道小杉谷~荒川登山口間でみることが多いです。
登山中はつい足元や周囲の森に目を奪われがちですが、時々、秋めいて高くなった空も見上げてみてはいかがでしょうか。

とはいいつつも、足元にも魅力的なものがいっぱい。そろそろ実りの季節。先日はヤマボウシの実が落ちているのを拾いました。ヤクシマザル達も喜んでいることでしょう。
宮之浦岳など縦走コースでは、ツクシゼリやヤクシマアザミなど、小さく可憐な花々を足元にみることができます。

夏休みも終わり、一時期のような混雑も収まって、各コース落ち着いた雰囲気です。縦走コースでは、避難小屋もゆったりと利用できているようです。

9月は台風の季節。連日のように新たな台風が生まれています。屋久島は台風の影響を受けやすいので、気象情報はこまめにチェックしてください。

登山道の状況

■宮之浦岳、花之江河、黒味岳など 
淀川歩道橋の通行止め一時解除の延長について。(8/30時点)
7/14から8/15まで通行止めを一時解除している淀川歩道橋は、通行止めの一時解除が9/26(日)まで延長されました。この見通しは現段階のものであり、天候等の影響で今後変更となる可能性がありますのでご注意ください。復旧工事の見通しについては以下の通りです。
・復旧工事の見通しについて
復旧工事は環境省が実施し、8月中旬に着工しました。工事の1工程として、橋台基礎の置換えがあり、この作業期間中は橋の安定性が損なわれることから、橋の通行ができなくなります。現在のところ、工事に伴う通行止めの期間は9/27(月)から2週間程度を予定しております。このため、通行止めの解除を9/26(日)まで延長します。

※9/2追記
工事期間が確定したため、「通行止め一時解除」は、10月17日(日)までに延長されました。

なお、工期は天候等によって大きく左右されることから、通行止め期間をやむを得ず変更する場合が想定されますので、今後の登山情報にご留意いただくとともに、予めご了承願います。
この件に関する問い合わせ先:環境省屋久島自然保護官事務所 TEL:0997-46-2992 担当:松永・森

■縄文杉ルート 落石のため通行止めになっていたトロッコ道は6/15から復旧、開通しました。
詳しくはこちらをご覧ください → 屋久島町役場ホームページ http://www.yakushima-town.jp/
現在、縄文杉コースの橋の架け替え工事を行っているため、迂回路を通行するようになっています。資材の運搬などでトロッコが通ることもありますので、トロッコが来た場合速やかに安全な場所に退避するようにしましょう。
天候不良により、荒川登山バスが運休になる場合があります。バスの運行状況は当日バス乗り場にいってみないと確認できません。

登山装備

急な雨に襲われることが多いので、縄文杉コースのトロッコ道を歩く時や休憩時など、安全に使用できる場所では、折り畳み傘を持っていると便利です。
気温は高くないですが、湿度が高く、相当な発汗量となりますので、水分、塩類補給をしっかりと行ってください。休憩時や風のある時は体が冷えますので、こまめに衣類を脱ぎ着して体温調節をしてください。とはいえフリース等厚手の上着は必要ありません。歩行時は吸湿速乾性の薄手のシャツ1~2枚、寒さを感じたらその上に雨具を羽織る程度で大丈夫です。
最近、ジーパンやスニーカー、肩掛けカバンなど、町歩きのような軽装で登山をされる方を多く見かけますが、服装、装備はしっかりとご準備ください。
また、かなり遅い時間帯から入山される方もいますが、日が短くなってきています。山間は特に暗くなるのが早く、天候の悪いときには16時頃でも薄暗く感じます。事前にコースの下調べを十分に行い、時間的に余裕のある登山計画を立て実行してください。万が一に備え、ライト類を携帯しましょう。
また避難小屋に混雑がみられない旨を書きましたが、団体が入った場合等、必ずしも小屋に入れるとは限りませんので、山中泊を予定されている方は、テントの準備もお忘れなく。

注意点

様々なリスクを考慮していただき、安全第一の登山をお願いいたします。

お知らせ

3/1~11/30まで、環境負荷の軽減と混雑緩和のため、荒川登山口への車両乗り入れが終日規制されます。
屋久杉自然館前で荒川登山バスに乗り換えるか、タクシーなどをご利用ください。
荒川登山バスご利用の方は、バスの運行時刻にご注意ください。
●詳しくは
屋久島町役場ホームページ 登山案内 http://www.yakushima-town.jp
屋久島山岳部車両運行対策協議会 http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/

昨年の今頃の様子は?

先週は低気圧の大雨のため交通規制もありましたが、一昨日昨日は春らしい陽気となりました2023.04.19

縄文杉ルートでサクラツツジが見頃。GWは時間と気持ちに余裕を持って新緑の森を楽しんで下さい2023.04.26

GW中の人気登山道は人多くすれ違いに注意し、行動時間に余裕を持つなど安全登山を心がけて2023.05.03

GWはコロナ前の賑わいを取り戻してきたようです。小屋泊や色とりどりテントで賑わいました2023.05.10

シャクナゲ登山が増える時期。車は現地の表示に従い、駐車禁止区域に駐めないで下さい2023.05.17

屋久島もそろそろ梅雨入りの時期。傘と雨具は必携です。島内の交通機関や道路の最新情報に注意2023.05.24

5/30梅雨入り。台風の影響によるフェリーの運行に注意。装備整えて雨下に輝く木々や苔を楽しんで2023.05.31

屋久島ガイド協会周辺の過去の様子

  • 縄文杉ルートのトロッコ道沿いに咲くマムシグサ
  • アオモジ
  • ヒサカキ
  • ヤクシマオナガカエデの新芽
  • ヤクシマオナガカエデの新緑
  • ヤクシマゴケ
  • 隣の種子島宇宙センターから打ち上げられたH3ロケット 屋久島から見えました
  • ヤクシマゴケ
  • 春を告げるサツマイナモリの花
  • 桜とモッチョム岳
  • 冬の苔むす森。森の中は雪の白さで普段より明るく感じます。
  • スギバゴケの仲間

屋久島ガイド協会

電話番号:
0997-49-4191
連絡先住所:
〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町1436-56

地図で見る
http://www.yakushima-guide.com/

施設の詳細を見る

関連する山

鹿児島県 / 大隈諸島 屋久島

宮之浦岳 標高 1,936m

 屋久島のほぼ中央に位置し、九州の最高峰。山体は四万十層の基盤岩に貫入した花崗岩で、山容は女性的である。  屋久島は九州本土最南端の佐多岬から70kmの黒潮洗う中にある。南北25km、東西27km、周囲わずか105kmのハート型をしたこの島には、1500m以上の高峰が11座、1000mを超える山が30座以上もあり、洋上のアルプスである。  海岸線からは、宮之浦岳などの高峰は見ることができないので、奥岳とも呼ばれ、これらを囲む前衛の峰を前岳と呼ぶ。また、宮之浦岳、永田岳、黒味岳を三岳(みたけ)、または御岳と呼び、翁岳、安房岳(あんぼうだけ)、投石岳(なげしだけ)、筑紫岳(ちくしだけ)を含めて八重岳とも呼んでいる。  屋久島の骨格をなす山々の稜線は、宮之浦岳からほぼ四方に延びる。全山花崗岩からなり、山頂近くは風化、浸食された奇岩、怪石が多い。一帯は低いヤクザサに覆われ、矮小化したヤクシマシャクナゲが点在し、花期の6月上旬には登山者の目を楽しませてくれる。  豊富な雨量により渓谷も発達し、山肌を深く浸食しながら島の中央から無数の河川が海に注ぐ。宮之浦岳を源流とする宮之浦川、小揚子川、安房川などは日本有数の峻険な谷である。  山頂西側の花崗岩の割れ目には、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を祭る宝珠大権現の社があり、宮之浦にある益枚(やく)神社の奥宮として、古くから島民の岳参り信仰の中心となった。春は日帰りで五穀豊穣、国家安穏、延命息災を祈願し、秋は大願成就のため2泊3日で参詣した。必ず各集落から参拝し、女人禁制で登られていた。  昭和40年代まで安房川中流域小杉谷を中心に、伐採が盛んに行われた。島の南東の安房集落から小杉谷まで軌道が敷かれ、トロッコによって屋久杉を運搬していた。現在では輸送手段がトラックに変わり、島の四周に林道が延び、これを利用した登山コースが多い。  花崗岩の山頂からの展望は抜群。島とは思えない雄大なスケールで、島の山岳はもとより、晴天時には遠く九州本土佐田岬や開聞岳、口永良部(くちのえらぶ)島、種子島も浮かんで見える。  島の中央宮之浦岳への登山道は四方に拓かれ、代表的なコースは、楠川―小杉谷―縄文杉を眺め、宮之浦岳まで約20km、12時間。永田―鹿之沢―永田岳―宮之浦岳は約14km、9時間。他に栗生―花山歩道―鹿之沢。湯泊―湯泊歩道―花之江河(はなのえごう)―宮之浦岳。尾之間―尾之間歩道―花之江河。屋久杉ランド―安房歩道―花之江河などがあるが、一般日帰りコースは、淀川登山口(よどごうとざんぐち)―花之江河―宮之浦岳、約8km、所要5時間などである。山小屋は淀川、石塚、鹿之沢、高塚にある。

ユーザーの登山記録から