西穂高岳 | 西穂山荘

紅葉は一段落し、山も冬の到来を待っているかのように見えます。

西穂高はうっすらと雪化粧しました (2010.10.27 西穂山荘 )
西穂高はうっすらと雪化粧しました (2010.10.27 西穂山荘 )
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天気・気温

10/20(水) 曇り。最低気温3.5℃。最高気温8.9℃。日の出6:00頃。日の入17:05頃。
松本市の天気予報
明日
25℃
7℃
明後日
27℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月2日 12:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち晴
26℃
8℃
明後日
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月2日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日は一日曇りのお天気。時折ガスが抜けることもありましたが、太陽が顔を出してくれないため日中も気温は上がらず、最高気温は10℃を下回りました。先日薄氷は張りましたが、まだ降雪はありません。例年に比べるとかなり遅いのですが、来週あたりに寒気が来るといつ雪が降ってもおかしくない状況になると思われますので、今後の気象情報をよくご確認ください。
紅葉も一段落し、山も冬の到来を待っているかのように見えます。今日は曇って気温も低かったため、なんとなく秋らしい寂しさが漂う一日でした。山荘前のお花畑の草もすっかり枯れ、 ナナカマド ナナカマド の赤い実だけが目立ちます。

なお日の出は山荘前のテラスから見られるようになりました。晴れた夜は満天の星空が楽しめます。

登山道の状況

上高地側登山道とロープウェイ側登山道の一部を整備しました。

西穂高岳は複数のピークがあることで知られていますが、この夏に、各ピークにナンバーを表示する作業を行いました。事故等が発生した場合に場所の特定がしやすくするためです。独標手前のピークを合わせて全部で12峰となります。また、丸山の第三ケルンには、北飛遭対協の方々の御尽力により道標が立てられました。

登山装備

最低気温は0℃近くまで下がるようになりましたので、防寒着を用意してください。日中は天気が良く風もなければ汗ばむ陽気となる日もあり、薄手の衣類のみで登れる日もあります。
天候の良い日でも稜線に出ると飛騨側から冷たい風が吹いています。防風対策もお忘れなく。
早朝は岩肌に霜が付いている場合があり、薄手の手袋があると重宝します。
雨が降らなくても、カッパは常に携行してください。

お知らせ

宿泊予約の受付は松本事務所で行っておりますので、予約は電話番号0263-36-7052までお願い致します。現地の電話は、直前の予約・キャンセルのみお受けしております。 (個室及び団体予約は、現地電話で受け付けておりません。)

携帯電話情報は、ドコモのFOMAが山荘内でも良く繋がるようになりました。稜線でも大抵の場所で繋がります。auも山荘付近、稜線ともに繋がります。ソフトバンクは昨年より山荘西面なら繋がるようになりました。

2011/3/31まで、高速道路無料化社会実験の一環で安房トンネルの通行料金が無料化されています。

昨年の今頃の様子は?

新穂高ロープウェイから山荘までのルートを一部変更2023.04.23

融雪は進みましたが、凍結箇所もあるので8本爪以上アイゼンで2023.04.30

GW最終日は雨。5月8日から新穂高ロープウェイが運休です2023.05.07

天気は雪から雨に。山荘周辺の積雪は70㎝ほど2023.05.14

西穂山荘周辺の過去の様子

西穂山荘

電話番号:
連絡先住所:
長野県松本市中央1-11-25 西穂山荘事務所

地図で見る
http://www.nishiho.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

西穂高岳 標高 2,909m

 穂高連峰の南端にあり、さらに南へ続く稜線は焼岳に至る。東側は上高地の谷を隔てて霞沢岳と向かい合い、西側は蒲田川の新穂高温泉を挟んで笠ヶ岳がすばらしい。  標高は3000mを切っているが、岩稜、お花畑、ハイマツと、高山帯の要素がそろっているので、北アルプスの入門コースとして人気がある。  この山から奥穂高岳への岩稜は北アルプスでも最も難しいコースで、初縦走は大正元年(1912)、鵜殿正雄が行っている。同じ年、辻村伊助は『スウイス日記』の中で「神河内ならぬ上高地は不快な所である」とその俗化を嘆いている。とはいえ昭和45年(1970)に新穂高温泉から千石尾根にロープウェイが架かり、登山が容易になった現在の山の賑わいと比べようもあるまい。  昭和42年(1967)には西穂高岳・独標で松本深志高校の生徒11人が落雷遭難を起こしている。低くても登りやすくても、アルプスは危険と紙一重の山なのである。  千石尾根が主稜線に突き上げた森林限界に西穂山荘が建っている。  登山道は上高地から所要6時間30分。新穂高温泉からは、ロープウェイ終点から歩いて西穂山荘、独標経由所要3時間30分。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

焼岳 標高 2,455m

 北アルプスの玄関口、上高地にずっしりと腰をすえる焼岳は、乗鞍火山帯で唯一の活火山として知られている。  何よりも場所がいい。釜トンネルを抜けてさあいよいよ山だ、と沸き立つ視野に初めに飛び込んでくるのが荒々しい焼岳の下堀沢。大正池に影を落とす姿も、数少なくなった枯れ木と調和しているし、田代池、穂高橋、河童橋と、上高地の要所で必ず姿を見せる。山頂からわずかに白い蒸気を見せる鐘状火山(トロイデ)である。  噴火の歴史は古く、歴史に残っている初めは天正13年(1585)、近いところでは大正4年(1915)6月6日の大爆発で、1日で梓川を大正池に変えてしまった。最近は昭和37年(1962)で、今度は泥流で大正池を埋め、浅い幅広の川のように変えてしまった。それ以来、長い間登山禁止だったが、最近全面的に解除されたため多くの登山者の姿が見られるようになった。頂上には溶岩円頂丘には珍しい噴火口があり、池になっている。  北側の肩は中尾峠で、ここを乗越せば蒲田川の中尾集落に通じる歴史の古い峠道だ。また、新中尾峠には焼岳小屋がある。山頂へは上高地から所要4時間。中尾口から所要4時間30分。

ユーザーの登山記録から

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