本日は強風で、6合目上部で下山。6合目の避難小屋はいちおう掘り出してあります
天気・気温
山と周辺の状況
2月に入ってからの積雪も少なくなり、春のような天候が何日か続いています。大山寺までの道路にはほとんど積雪はなくなりました。
2/21は強風でした。6合目付近の平均の風速が20m/sから25m/sぐらい、瞬間で30m/sはあると思われるぐらいの強風のため、ストックからピッケルに持ち替えて登りましたが、何度か耐風姿勢を取らなければならない風のため、6合目上部で諦めました。
登山道の状況
登山道は赤布をくくりつけた竹の目印が立っていますが、次の目印が見えないと危険信号です。登山道は積雪で判別できません。トレースは風で吹き飛ばされ、自分の歩いたあとさえ見えなくなることがあります。ひどくなると自分が登っているのか下っているのかさえもわからなくなりますので、決して無理はしないでください。
特に8合目付近から上は赤布の目印から外れないように、くれぐれも元谷側に近づかないように歩いてください。今の季節は、赤布が見えなくなると、もうそれ以上は登らないで下山したほうが無難でしょう。
登山口へは下山キャンプ場側からの通常の登山口にお回りください。桝水から大山寺の道路は、今年は通行止めとなっていますので、ご注意ください。
2/21の状況では、6合目の避難小屋はいちおう掘り出してありますが、すでに雪が吹き込んでいて、スコップを持ってないと入れない状態です(ここまで掘り出していただいたK谷さん、有難うございます)。
せっかく掘り出していただいた小屋ですので、使用については山のマナーを守ってきれいに使ってください。
なおトイレは登山口から山頂の避難小屋までは、ありませんのでご注意ください。
登山装備
少しづつ暖かくなってきたとはいえ、まだまだ大山は冬山です。アイゼンは10本爪以上、ピッケルは滑落防止、雪目防止にサングラスまたはゴーグルなど、完全な冬山装備は必ずお持ちください。
なお、冬山に登る方で、半数以上の方が、基本的にピッケルの握り方が間違っています。いざという時の使い方、制動のかけ方など、しっかり使えるように講習を受けることをお勧めします。
注意点
8合目を過ぎて山頂までの間は、非常に迷いやすい場所ですので、くれぐれも無理をしないでください。吹雪いている時は下山しましょう。
3合目付近から5合目付近にかけて、トレースの後を尻セードで降りている跡があります。斜面の状況からして気持ちはわからないではないですが、トレースの後はやめてください。山での常識です。
お知らせ
山頂の避難小屋は年中開放されています。入口が凍っていて開きにくい場合がありますが、必ず入れます。1階の出入り口が雪で開かなくなっても、2階からの出入り口がありますのでご利用ください。
その他、登山道や周辺状況の詳しい情報については、大山寺とやま旅館までお気軽にお問合せください。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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