雪がかなり緩んできて、歩きにくくなり、気をつけないと抜け穴を踏み抜いてしまう恐れも出てきました。
天気・気温
11:00の山頂の天候:晴れ。気温-2℃。20~23m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
春を感じさせる陽気で、米子市内では20℃という報道もありました。春一番ほどではないですが、朝から南から南西の風が強く、先週よりも雪の量がずいぶんと減ってきました。またお昼頃より雪がかなり緩んできて、歩きにくくなり、気をつけないと抜け穴を踏み抜いてしまう恐れも出てきました。
登山道の状況
登山道は赤布をくくりつけた竹の目印が立っていますが、次の目印が見えないと危険信号です。登山道は積雪で判別できません。トレースは風で吹き飛ばされ、自分の歩いたあとさえ見えなくなることがあります。ひどくなると自分が登っているのか下っているのかさえもわからなくなりますので、決して無理はしないでください。
特に8合目付近から上は赤布の目印から外れないように、くれぐれも元谷側に近づかないように歩いてください。今の季節は、赤布が見えなくなると、もうそれ以上は登らないで下山したほうが無難でしょう。
登山口へは下山キャンプ場側からの通常の登山口にお回りください。桝水から大山寺の道路は、今年は通行止めとなっていますので、ご注意ください。
山頂避難小屋については1階からでも2階からでも出入りができるように掘り出してあります。また1階出入り口に近いところの窓も明かり取り用に掘り出してありますので、何とか小屋内部も少しだけ見えるようになっています。ただし雪が降ると埋まってしまいますので、必ずライトはお持ちください。
登山装備
完全な冬山装備は必ずお持ちください。ある程度のトレースがついていますので、よほどの大雪が降らない限りは、スノーシューは不要だと思いますが、下山ルートによっては必要な場合も出てきます。元谷方面に下山する予定であれば、便利だと思われます。
アイゼンは10本爪以上をお持ちください。ピッケルも同様ですが、使い方を熟知していないと無用の長物になりますので、
スノーリングのついたストックのほうが便利な場合もあります。
曇っていても紫外線が強くなっていますので、サングラス等の目を保護する注意も必要です。
大山寺周辺も暖かくなってきましたので、スタートする時点での服装にはご注意ください。あまり厳冬期のように厚着をすると汗をかいてしまい、頂上で困ることになります。薄着で歩き始めて、汗をかかない程度になれば上着を着ていくといったレイヤードも必要です。
注意点
8合目を過ぎて山頂までの間は、非常に迷いやすい場所ですので、くれぐれも無理をしないでください。吹雪いている時は下山しましょう。
3合目付近から5合目付近にかけて、トレースの後を尻セードで降りている跡があります。斜面の状況からして気持ちはわからないではないですが、トレースの後はやめてください。山での常識です。
お知らせ
山頂の避難小屋は年中開放されています。1階からでも2階からでも出入りができるように掘り出してあります。また1階出入り口に近いところの窓も明かり取り用に掘り出してありますので、何とか小屋内部も少しだけ見えるようになっています。ただし雪が降ると埋まってしまいますので、必ずライトはお持ちください。
冬山登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは、登山ガイドも含めてスノーシューのガイドなどについては「大山レークホテル」TEL0859-52-3333久保までお気軽にお問合せください。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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