4/30と5/1の二日間に、遅まきながらの「春一番」が吹き荒れました。この二日間で約50~70cm程度の雪が融けました。
天気・気温
山頂の天候(11:00)晴れ時々ガス。4℃。微風。
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山と周辺の状況
一昨日と昨日の二日間に遅まきながらの「春一番」が吹き荒れ、山頂で瞬間最大風速が50m/sを超えるぐらいの強風があったようです。従って積雪量が一気に減り、この二日間で約50~70cm程度の雪が融けました。
登山道の状況
8合目から上の木道は約8割程度が露出しています。また木道を除けば、登山口から8合目までで、雪の上を歩くのが約6割弱ぐらい。
特に1合目と2合目前後はほとんど残っていません。3合目手前から徐々に増えてきて、さすがに3合目手前からの直登ルートは無理となり、右へ巻いて標識の方にルートができています。(正規の登山ルート)
5合目の上までは無雪期の登山道のルートを歩くぐらいに積雪も減っています。5合目から6合目の間は抜け穴が多くなっていますので、ご注意ください。
6合目から上は6合目の広場を含めて、まだかなり残っています。ようやく避難小屋が出てきたぐらいです。
草鳴社ケルンの前後はもう完全に露出していますが、8合目下付近にはまだかなり残っています。
8合目から上の木道には部分的に残っていますが、8割程度が露出しています。
ただ今年の積雪で、傾いている部分がかなりあり、通行にはご注意ください。
登山装備
装備についてですが、気温が高ければアイゼンは必要ありません。しかしあと3℃気温が下がれば、積雪が凍ってきてキックステップが入らなくなります。従って、天候によっては10本爪以上のアイゼンをお持ちください。6本爪ですと、かかとに爪がないので、下山のときにステップが切れません。かなり苦労すると思われます。
服装ですが、下着と長袖1枚で充分です。あとフリースだとかジャンバーだとか色々と増やさないで、レインウェアだけお持ちいただけば、防寒具の代用で使えます。
登山の場合は、「何を持っていこうか」でなく、「何を減らそうか」という観点から見てください。
注意点
天気がいい場合は山頂で長居をしてしまいますが、汗をかなりかいていますので、ジッとしていると気持ち良くても徐々に体が冷えてきます。ご注意ください。
お知らせ
今回の地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
未だ消息のわからない方の情報、そして復興へ向けてさまざまな現場で命がけで活動されている方々を見ると、みんなで力を合わせることの大切さを痛感すると同時に自分自身が勉強させられることばかりです。
大山登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは、登山ガイドも含めてスノーシューのガイドなどについては、「大山レークホテル」 TEL0859-52-3333 久保までお気軽にお問合せください。
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