一気に暖かくなって、積雪も残り僅かとなりました。アイゼンは不要で、お花の季節の幕開けです
天気・気温
13:00の山頂の天候、晴れ、13℃、8~10m/s
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
ゴールデンウィーク明けの大雨と風とで積雪量も一気に減少し、通常の5月中旬の状態に近くなりました。アイゼンは不要となりました。
お花は一気に開花し始めましたが、例年よりもおよそ10日ほど遅いようです。大山寺周辺で咲いている花は、ミヤマ
カタバミ
カタバミ
、クルマバソウ、
スミレ
スミレ
サイシン、シャガ、トキワイカリソウなどです。他にも現在目立っているのは阿弥陀堂下付近の
ヤマブキ
ヤマブキ
です。
また、1合目付近では、
イワカガミ
イワカガミ
が咲き始め、2合目付近でダイセン
ミツバツツジ
ミツバツツジ
、
タムシバ
タムシバ
、
オオカメノキ
オオカメノキ
などが咲いています。7合目から上の岩場には、今年もダイセンキ
スミレ
スミレ
が咲き始め、標高1600mの標識を過ぎてからのキャラボク帯には
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
が咲いています。
登山道の状況
現在は6合目まではまったく雪がなく、6合目避難小屋の横に積雪が残っている程度です。距離は僅か20mもない程度なので、注意して通行すれば、運動靴でも何とか通れます。
また、6合目上にも少し残っていて、ここは木が覆いかぶさっていて、通りにくくなっています。一人づつしか通れない状態になっているので、注意してください。ここさえ抜ければ、あとは積雪がありません。もちろんアイゼンも不要です。
新行者コースについては、下りきって沢に出る間の約100メートルほどに雪が残っていますが、傾斜が緩いために、さほど問題にはならないと思います。
また登山道の倒木については、鳥取県、大山町などにより、ある程度除去されていますので、安心して歩けます。
登山装備
アイゼンはもう必要ありません。
一気に暖かくなってきたために、服装にもご注意ください。歩き始めは寒いぐらいでスタートしないと、汗をかいて途中で脱ぐことになります。逆に山頂で風に吹かれると寒いので、その汗で濡れた物を着る羽目になってしまいます。
服装は下着と長袖1枚で充分です。フリースやジャンパーなどではなく、レインウェアだけお持ちいただけば、防寒具の代用で使えます。
持参する飲料水にもご注意ください。最低1リットルは持ったほうが無難です。
登山の場合は、何を持っていこうかでなく、何を減らそうかという観点から見て揃えてみてください。
お知らせ
大山登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは、登山ガイドも含めてスノーシューのガイドなどについては、「大山レークホテル」 TEL0859-52-3333 久保までお気軽にお問合せください。
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