尾瀬沼周辺および尾瀬沼へのアクセス道は、まだ雪が多く残っています。滑落・踏抜きには注意
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬沼周辺は雪融けが進んでいます。
ミズバショウ
ミズバショウ
、
リュウキンカ
リュウキンカ
は霜の影響がなければ、1~2週間後に見頃を迎えそうです。
大江湿原~沼山峠間の除雪作業が行われています。沼山峠展望台では、雪の中に埋もれていたベンチを掘り出し、座れるようになりました。大江湿原では
ミズバショウ
ミズバショウ
は咲き始め、
ワタスゲ
ワタスゲ
も花芽が出てきました。
登山道の状況
尾瀬沼の氷が融け、湖面がいたるところで現れてきました。沼上の通行はできませんので、ご注意ください。
また、尾瀬沼の南岸(三平下~沼尻)ルートは、残雪の斜面を横断することとなり尾瀬沼への滑落の危険がありますので、十分に注意してください。北岸周り(尾瀬沼の北側ルート)をご利用ください。浅湖湿原あたりは現在、冠水状態なので、こちらもご注意ください。
なお、徐々に雪が融け始めると、歩行中に踏み抜く危険性がありますので、十分注意してください。
大江湿原の雪解けは少しずつ進み、除雪作業も行われています。沼山峠へは残雪が多く、途中に倒木もありますので、注意して歩行してください。
沼尻~白砂峠越え、赤田代へは、まだ雪に覆われています。このルートを歩く際には、赤いテープを目印に歩いてください。目印を追っていけば迷うことはありませんは、沢を越える箇所は大きな踏抜き自己などにならないよう、気をつけてください。なお、沼尻の休憩所は、まだ雪に閉ざされています。
大清水~尾瀬沼のルートは一ノ瀬から尾瀬沼間にまだ雪が多く残っています。大清水~一ノ瀬間は、
キクザキイチゲ
キクザキイチリンソウ
、
ニリンソウ
ニリンソウ
、
タチツボ
スミレ
スミレ
タチツボ
スミレ
スミレ
、
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
などがみられました。
燧ヶ岳は5/16に視察しましたが、樹林帯はまだ林の中ですが、日当たりの良い山頂はだいぶ雪が少なくなっていました。ただし、かなり歩きにくく、雪の積もっている下が空洞のところもあり、危険箇所も多数あります。また、雪が柔らかく踏ん張りがききません。ナデックボルートは踏み抜くと2m近く落ちるところもあり、危険です。なるべく通行は控えてください。
登山装備
軽アイゼンなどの滑り止めがあると便利です。
朝は0℃前後、日中は10℃前後とまだまだ寒いので、防寒対策や雨対策は必須です。
太陽の照り返しから目を守るためにサングラスが必要です。
注意点
滑りやすいので転倒に注意してください。雪解けが進んでいる場所では踏抜きに注意してください。
十分に準備し、余裕のある計画でお願いします。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターは5月1日に開所しました。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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