晴れ午後ガス、朝の気温は+2~+3℃、日中は12~13℃。ライチョウを良く見かけるようになりました。
天気・気温
山と周辺の状況
ライチョウを良く見かけるようになりました。
カップリングの季節です。
玄関前は雪かきもしたので地面が出ています。
日中は日差しがあると外でご飯を食べていますがとても気持ちがいい時期になりました。
雪はずいぶん減りましたが、山荘裏の吹き溜まりは、二階まで雪が残っています。
風が強く吹くと気温以上に寒さを感じるかも知れません。
もう雪は降らないと思いますが、ミゾレっぽいものが降ります。
登山道の状況
八方尾根から来る場合は必ず尾根ルートを通ってきてください。夏道はまだ見えていない状況で、山荘まではすべて雪道を通るものと考えてください。
八方尾根では、あまり南側のルートを取らないようにお願いします。滑落の危険性があります。丸山を通過したあたりからは、急激に風が強くなりますので、しっかりと風対策を行ってください。
上ノ樺辺りから雪の上を歩くことになり、尾根道を直登します。
稜線では雪庇が成長しています。雪庇は信州側に伸びていて、最近の吹雪でさらに成長しています。新雪の雪庇はたいへん崩れやすいので、尾根沿いを歩く場合は、あまり信州側に行かないようにしてください。
五竜岳方面は、とくに大黒岳の唐松側、五竜側の急斜面に雪田が広がっていて、雪庇も成長しています。滑落および悪天候時にルートを間違いないように注意してください。なお、五竜山荘はまだオープンしていません。
不帰方面は、まだ見に行っていませんが、7月初旬までは雪の状況が非常に不安定です。ザイルによる確保および、適切なルートファインディング能力がなければ通過できません。6月中旬までは、行かない方が良いでしょう。
登山装備
完全冬山装備、10本爪以上のアイゼンおよびピッケルが必携です。
注意点
水分は多めに持ってきて、行動中はしっかり補給してください。今の時期はピッケルを必ず用意してください。ストックでは滑落を止められません。
今の時期は朝夕は雪面がツルツルになって滑りやすくなります。10本爪以上のアイゼンでないと、朝晩は歯が立ちません。
お知らせ
山はまだまだ冬山の世界ですので、十分な装備と防寒対策でお越しください。
昨年の今頃の様子は?
2023年のGWは4/27~5/6迄営業(要予約)。前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要2023.04.27
2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11
2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24
唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子
唐松岳頂上山荘
- 電話番号:
- 090-5204-7876
- 連絡先住所:
- 長野県北安曇郡白馬村北城6336