燧ヶ岳山頂付近ではハクサンシャクナグ、コケモモ、ミヤマキンバイ、イワカガミが見ごろです。
天気・気温
山と周辺の状況
多くの人が訪れたにぎやかな三連休が終わり、残されたのは湿原へ踏み入った跡でした。
花が茎の周りに螺旋階段状につく
ネジバナ
ネジバナ
や、秋に湿原を賑わすオゼミズギクは背の高い植物に囲まれながらも成長しています。
大江川右岸側の
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
の最盛期は過ぎたように思えますが、今週末ぐらいまでは昨年よりも数も多く、見応えがありそうです。
ノアザミ
ノアザミ
の花も次々と固い蕾を開き始め、蝶が美味しそうに蜜を吸っています。
燧ヶ岳山頂付近ではハクサンシャクナグ、コケモモ、
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
、
イワカガミ
イワカガミ
が見ごろです。
林内ではオオバミゾホオズキ、ズダヤクシュ、
ギンリョウソウ
ギンリョウソウ
、
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
、マイヅルソウ、ツルツゲ、マムシグサ、ベニ
サラサドウダン
サラサドウダン
、タニギキョウが見ごろです。
登山道の状況
現在
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
の見頃ですが、登山道から外れずにご覧ください。
最近湿原が立ち入られるケースが増えていますが、湿原は踏みつけに弱いので踏み入らないようお願いします。
御池新道は、俎嵓~熊沢田代の間、谷筋に残雪がありますので、下りの際は慎重に通過してください。
ナデッ窪には、残雪はありません。急登で苔むした岩が多く滑りやすいため、利用するなら登りで利用してください。一部倒木をまたいだり、くぐったりする箇所がありますのでご注意下さい。
長英新道は、残雪はありませんが、林内はぬかるむ場所があります。特に段差が大きい箇所にはロープの設置がされていますのでそちらをご利用下さい。
見晴新道は、残雪はありません紫安嵓の直下が岩の多い急坂になっております。浮石・落石等にご注意の上ご利用下さい。
登山装備
最近スカートにサンダル姿の方を見かけます。
尾瀬は山ですので装備をしっかりとされた上で入山してください。
自然保護のためにストックの先端にゴムキャップを装着して使用しましょう。
注意点
尾瀬内のほとんどで携帯電話はつながりません。ご注意ください。
尾瀬沼キャンプ場は予約制です。また、炊事場はありませんので、ご注意下さい。
木道が濡れている場合は滑りやすいので転倒などに注意してください。
入山前に情報収集し、十分な装備と余裕のある計画を立てた上で起こし下さい。
お知らせ
「違いを知ろう!」をテーマに、白い綿毛をつけるワタスゲとサギスゲの違いや、食虫植物モウセンゴケの代表的な2種の違いなどを説明した展示を開催中です。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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