「9月の台風被害でつり橋が流出して通行できない」、川床から大休峠ルートを確認してきました。詳細はこちら
天気・気温
12:00の大山山頂の天候 ガス。気温7℃。風速8~10m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今月に入り、何日かは山頂付近で霜が下りるぐらいに冷え込んでいます。特に服装面ではご注意ください。
紅葉は例年よりもやや時期が遅いかもしれません。10/6の状況では、7合目あたりから山頂にかけては、まだ始まったばかりです。
例年では大山寺の集落あたりのピークが、10月の終わりから11月初めです。ただ、何年か前に11月3日に大山寺で猛吹雪になり、8合目付近から上では腰までの新雪をラッセルしたことがありました。それはそれで白い雪と紅葉が見られて綺麗なんですが・・・。
登山道の状況
夏山登山道については、問題なく通れます。先日の台風による被害は、大山寺の登山口から山頂に至るまで、夏山登山道については、ほとんど見受けられませんでした。山頂付近、小屋周辺も異常ありません。
川床から大休峠ルートは、「9月の台風被害でつり橋が流出して通行できない」という情報についての問合せが増えているので、確認してきました。
このルートは、自動車では国際スキー場までしか入れませんので、約15分程度で川床まで入ります。ここから谷へ少し下ったところの吊橋がなくなっていますが、通常の水量であれば、濡れずに対岸に渡れます。そこからは通常の急登を登れば、岩伏別れまで問題なく歩けます。
大休峠往復で帰ってくるのであれば、この方法でいいと思いますが、雨が続いて増水している場合はご注意ください。
またもうひとつの方法として、香取より入る手段があります。今回はこのルートを詳しく紹介します。
大山町佐魔から清水原経由で香取集落まで入り(※画像参照)、香取の展望台の前の十字路を右へ入ります。道なりに舗装路をまっすぐ入っていきます。途中で三叉路がありますが、ここも道なりにまっすぐです。
約10分程度で「通行止め」の標識があり(※画像参照)、舗装路もここで終わります。手前に広い場所があり、10台程度は駐車できます。
ここから歩き始めて約15分ぐらいで左手に標識があり(※画像参照)、「甲川」のほうに左に入っていきます。あとは道なりに緩い上りを歩けば、川床から登って来た三叉路(岩伏別れ)に出られます。今の時期は紅葉を見るのに人気のコースなので、踏み跡もしっかりしてます。
今回はあらかじめ船上山の東坂登山口に車を1台回していたので、大休峠から矢筈ヶ山~小矢筈~甲ヶ山~勝田ヶ山~船上山と縦走をしてきました。途中の登山ルートについては注意する場所はありますが、特に今回の台風での被害はありませんでした。
ただ甲ヶ山の山頂直下の岩登りは良くルートを見てください。下から見て右のほうに赤ペンキでマーキングがあります。
逆に山頂から下るときは非常に見にくいので、良く注意してください。間違えて中央付近を下ろうとすると危険です。
船上山までは問題なく歩けますが、船上神社の手前に登山道の脇に蜂の巣があり、ロープが張ってあって、神社に向かって左側に草刈りをして道が作ってあります。ご注意ください。
また同様に東坂登山口の駐車場付近にも同様にロープが張ってあります。特にこれからの時期は活動が活発になる時期ですので、絶対に近づかないでください。
登山装備
今の時期は服装注意です。大山寺で13℃だと、涼しくて長袖の上にジャンパーを着て、ちょうどよい加減です。しかし登山となると、このスタイルでは汗をかきます。
ちなみに私の服装は、上はタンクトップのシャツと長袖のラガーシャツ。下は薄手のズボン。いたってシンプルです。
山頂で寒ければ、雨具の上着を着るぐらいでいいと思います。
注意点
「秋の陽はつるべ落とし」と言われるようにあっという間に暗くなってきます。登山計画は無理のない時間を設定して、遅くとも夕方5時ぐらいには登山口まで下りてくるようにしましょう。焦ると事故の元になります。
山頂の避難小屋については、常時開放されていて、トイレも利用できますが、売店については週末の土日しか営業していませんので、ご注意ください。営業については「チロル&白樺」(TEL0859-52-2818)にお問合せください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きのできる登山の歩き方であるとかをお教えします。
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
- 現地連絡先:
- 090-7999-2931
- 電話番号:
- 0859-75-2300
- 連絡先住所:
- 〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内