ミズバショウ、リュウキンカが咲き、木々の芽も膨らんできました。残雪箇所では踏み抜き注意です。
天気・気温
山と周辺の状況
大江湿原、沼山峠、小淵沢田代の雪解けした箇所では、
リュウキンカ
リュウキンカ
や
ミズバショウ
ミズバショウ
の花が見られます。
大江湿原から沼山峠の間では、木々の芽がふくらんできました。
小淵沢田代は池塘が見えてきました。雪の残るところでは、
ワタスゲ
ワタスゲ
が伸びてきたところもあります。
白砂峠から見晴の間で、
リュウキンカ
リュウキンカ
が咲いてきます。朝露に濡れ少し透けて陽の光で輝き、とても綺麗です。
見晴と赤田代の間で雪解けしたところから
ミズバショウ
ミズバショウ
が咲き始めました。
湿原への踏み込み防止用のロープ張りを行いました。景観のためにはこんなロープなんてない方が良いのですが、どうしても人が多い時期には踏み込み跡が目立ちます。「自分一人なら湿原に入っても大丈夫」なんてことはありません。ロープのある無しに関わらず、湿原へは絶対立ち入らないで下さい。
登山道の状況
沼山峠へのバスは5/22開通しました。沼山峠のトイレは使用できるようになっています。
大江湿原、沼山峠、小淵沢田代方面は、まだまだ雪がたくさん残っています。
大江湿原~沼山峠の間の林間は、まだ雪が残る箇所は踏み抜き易くなっています。
大江湿原では木道がだいぶ出てきましたが、雪のある箇所では踏み抜き易くなっています。
小淵沢田代分岐~小淵沢田代の間の林間には、まだ雪がたくさんあります雪が固くなり滑りやすくなっているところもあり注意が必要です。
尾瀬沼キャンプ~小淵沢田代は、沢付近の雪が薄くなり踏み抜き注意です。尾瀬沼方向からは滑りやすい雪の急登になりここも注意して下さい。
白砂湿原、白砂峠周辺はまだ雪に覆われています。
白砂峠~見晴の間のイヨドマリ沢は雪どけし、沢が流れ、木道が出ました。
見晴~赤田代は、部分的に雪が残っています。
尾瀬沼の南岸(三平下~沼尻)ルートは、残雪の斜面を横断することとなります。尾瀬沼への滑落の危険がありますので、十分に注意してください。
登山装備
尾瀬沼へは軽アイゼンなどの滑り止めがあると便利です。朝は0℃前後、日中は10℃前後とまだまだ寒いので、防寒対策や雨対策は必須です。
太陽の照り返しから目を守るためにサングラスが必要です。
注意点
雪どけしたところでは、特に沢沿い周辺では踏み抜きに注意が必要です。
ニホンジカ捕獲作業を、尾瀬沼、尾瀬ヶ原、御池周辺地域で、5/7~5/20に行います。尾瀬国立公園ではニホンジカによる植生被害が深刻な状況にり捕獲作業を行います。
「銃猟」を使用しますが、安全には十分配慮して実施します。皆様のご理解とご協力をお願いします。なお、この作業に伴う登山道への影響はありません
5月~11月まで見晴公衆トイレの改修工事を行います。期間中はキャンプ場を資材置場として使うことや、ヘリコプター飛来によるテント巻き上げ防止のため、見晴キャンプ場を閉鎖いたします。翌年には快適な公衆トイレを提供いたしますが、これに伴い、以下の点に注意してください。
・尾瀬ヶ原では山ノ鼻キャンプ場、尾瀬沼では尾瀬沼キャンプ場(完全予約制、28張)を使う計画を立てて下さい。
・公衆トイレの代わりに仮設トイレを設置しています。
・給水施設も改修工事対象のため、水飲み場(手洗い場)は使えません。
・地区内各山小屋のトイレを使うことも出来ます。ただし、「小屋のトイレ使えます」と書かれた看板が出ている時間帯に限って、一声かけ100円払って使って下さい。
お知らせ
御池-沼山峠間のバス開通当日は思ったほど沼山峠からの登山者は少なく、大江湿原もまばらに人が歩いてる程度でした。花の盛りと共に登山者が増えてくれることを期待したいです。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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