5月20日に尾瀬沼ビジターセンターは開所しました。残雪の多さに驚くほど、雪がたくさん残っている尾瀬沼周辺です
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
5月20日(土)に、尾瀬沼ビジターセンターが開所となりました。
今年は雪が多くて、まだ木道はほとんど出ていません。訪れた方も残雪の多さに大変驚かれた様子でした。
沼尻の湿原は、まだまだ完全に雪に埋もれています。
大江湿原などでは、少しずつ湿原が見え始めていますが、木道と木道の間に雪が被っていいて、ここを踏んでしまうとズボッと踏み抜き、怪我をする事例が多くなっているので、十分に注意して歩いてください。
この時期、普段は入れないところへ行ける貴重な体験ができます。雪の尾瀬もやっぱりすごいです。体験されたい方はどうぞ尾瀬沼へ来てください。
雪の合間を縫って一部姿を現した
ミズバショウ
ミズバショウ
と
リュウキンカ
リュウキンカ
は大変可憐です。ビジターセンターのまわりの湿原も雪が溶けはじめ、
ミズバショウ
ミズバショウ
も白と黄色と緑のきれいな姿を見せてくれています。雪の合間を縫って
ワタスゲ
ワタスゲ
が顔を覗かせてくれました。
雪どけや
ミズバショウ
ミズバショウ
の群生も徐々に範囲を広げてきています。一面に拡がる光景に移ろうのが楽しみです。
登山道の状況
尾瀬沼周辺の道は、残雪が多く残っていてほとんど木道は見えていません。
北岸側は、現在は踏み抜きに特に注意です。ストックなどで足元を確認するなどしてください。
南岸側(三平下~沼尻)は現在、残雪が多く危険で、オススメしていません。
沼山峠~大江湿原も残雪が多く、踏み抜き・転倒・道迷いに注意が必要です。道迷い防止のピンクテープを見逃さないようにして歩いてください。
大江湿原は、雪が融けはじめてところどころでベンチや木道が見えてきています。雄大な燧ヶ岳と雪解けの大江湿原がきれいな時期です。
燧裏林道や平滑ノ滝・三条ノ滝方面はまだ残雪が多く、特に「うさぎ田代分岐~尾瀬ヶ原休憩所」の区間は滑落等の危険性があるため、現在通行止めとなっています。
そのため、燧裏林道と赤田代間は「段吉新道」を通行してください。
また、三条ノ滝展望台の手すりの設置は6月3日を目標に調整中とのことですが、天候や雪解けの状況等で前後する場合がありますので、ご了承ください。
登山装備
防寒対策および、残雪対策が必須です。
注意点
山小屋・休憩所の営業開始予定日は、以下URLをご確認ください
https://www.oze-fnd.or.jp/wp4/wp-content/uploads/2017/04/90f532e62d7e5fc7811eb187bb567fd7-2.pdf
尾瀬にはツキノワグマが生息しています。尾瀬を散策する時には、クマの生息地を訪れるということを忘れないでください。クマについての理解を深め、人身被害を防止しましょう。
https://www.oze-fnd.or.jp/ozd/br/
お知らせ
入山前に靴に着いた土をしっかり落とすようお願いします(下界の植物の種子を尾瀬に持ち込まないためです)。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: