ぬかるむ所や濡れた木道のスリップ注意。尾瀬沼ではチングルマなどが花が多数咲いています。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
先週は台風の接近で、尾瀬沼のハイカーは少なめでしたが、変わってカエルたちが賑やかでした。目で確認できたツチガエルほか、鳴き声を聞いてみるとアズマヒキガエルやモリアオガエルらしき声もしていました。
尾瀬沼周辺や大江湿原では、すっかり緑のジュウタンとなり、花がたくさん咲いて賑やかになっています。
■尾瀬沼周辺
●沼尻~白砂田代入り口で食虫植物のモウセンゴケが見られます。
●沼尻の湿原で今見頃を迎えているのは
チングルマ
チングルマ
や
イワカガミ
イワカガミ
が見頃です。木道沿いに群落が見られます
●大清水平は
ミズバショウ
ミズバショウ
、
チングルマ
チングルマ
、
イワカガミ
イワカガミ
、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
などが咲いています。
●三平下のチシマザクラが赤い実をつけています。
●尾瀬沼ビジターセンター近くでサンカヨウ
●長蔵小屋近くでは空色の小さな花が可愛らしいエゾムラサキが咲いています。
●尾瀬沼ヒュッテの近くでは、
レンゲツツジ
レンゲツツジ
が咲いています。名前の由来である蓮華のような蕾がひらくと、美しい紅色で辺りを染め上げます。
●尾瀬沼キャンプ場付近には
オオカメノキ
オオカメノキ
が咲いています。葉っぱが亀の甲に似ています。別名ムシカリともいいます。ツバメオモトも咲いています。
●尾瀬沼の湿原では、
リュウキンカ
リュウキンカ
、
ワタスゲ
ワタスゲ
、
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
、
エンレイソウ
エンレイソウ
、ヒメイチゲ、ノウゴウイチゴ、
ニリンソウ
ニリンソウ
、コミヤマ
カタバミ
カタバミ
、
タチツボ
スミレ
スミレ
タチツボ
スミレ
スミレ
、
シナノキンバイ
シナノキンバイソウ
、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
、
チングルマ
チングルマ
、
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
、
イワカガミ
イワカガミ
などが咲いています。
●尾瀬沼付近の林内では、
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
、
ニリンソウ
ニリンソウ
、
サンカヨウ
サンカヨウ
、コミヤマ
カタバミ
カタバミ
、
タチツボ
スミレ
スミレ
タチツボ
スミレ
スミレ
、ムラサキヤシオツツジなどが咲いています。
●尾瀬沼キャンプ場~大江湿原入り口の林内 キヌガサソウ
●ツチガエルやアズマヒキガエル、モリアオガエルなどカエルが鳴いています。
■大江湿原方面
●大江湿原と小淵沢田代では、
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
、
ミツバオウレン
ミツバオウレン
、
イワカガミ
イワカガミ
が咲いています。
●大江湿原ではキジムシロ、
シナノキンバイ
シナノキンバイソウ
、ミツガシワが咲いています。
●小淵沢田代では
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
が咲いています。
●沼山峠ではイワナシが咲いています。
登山道の状況
雨の日には道がぬかるみ、一部大きな水たまりになるところがあります。とくに尾瀬沼南岸はぬかるみが多く、痛んでいる木道もあり足元に注意してください。
尾瀬沼北岸には枯れ木があり強風の日には注意。
沼山峠休憩所~大江湿原入り口では、木道が濡れると滑るので注意してください。
小淵沢田代~尾瀬沼キャンプ場では、雪が融け登山道が解りやすくなりました。
燧ヶ岳へは、この時期はまだ雪が残っています。アイゼンを用意したほうが良いでしょう。
登山装備
ぬかるむところがあり、スパッツは必要です。足元の防水対策をしっかりとしましょう。急な天候の変化に対応できる装備でお願いします。
注意点
・入山前に靴に着いた土をしっかり落とすようお願いします。(下界の植物の種子を尾瀬に持ち込まないためです)
・クマの目撃情報あり。人気のない場所では鈴を鳴らしたり、会話をしてクマに人間の存在を知らせましょう。
・キャンプ場について 尾瀬沼のキャンプ場は張れる数が決まっているため完全予約制です。すでに近頃大変混雑しています。キャンプ場では食器の洗浄、排水捨てることできません。食事の工夫をお願いします。
お知らせ
■改修工事について
5月~11月まで見晴公衆トイレの改修工事を行います。期間中はキャンプ場を資材置場として使うことや、ヘリコプター飛来によるテント巻き上げ防止のため、見晴キャンプ場を閉鎖いたします。翌年には快適な公衆トイレを提供いたします。
尾瀬ヶ原でのテント泊は山ノ鼻キャンプ場、尾瀬沼では尾瀬沼キャンプ場(完全予約制、28張)を使う計画を立てて下さい。
工事中は公衆トイレの代わりに仮設トイレを設置していますが、給水施設も改修工事対象のため、水飲み場(手洗い場)は使えません。
地区内各山小屋のトイレを使うことも出来ます。ただし、「小屋のトイレ使えます」と書かれた看板が出ている時間帯に限り、一声かけ100円をお支払い下さい。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: